前に何かの記事で書いた事がありますが‥
私は、海外生活を始める前は英語が全く話せませんでした。
それどころか、学生時代の英語は0点で( ̄ー ̄ )
TOEICのテストは100点台を取った事が2回あります。笑(逆に取るのが難しいらしいw)
そんな私でも1人で何不自由なく海外生活ができましたし、どこの国へ旅行しても特に困った事がありません。
今回は、英語が理解できるようになるまでに私が実際にやった効果的な勉強法を全てご紹介します。
そしてこれから海外生活をする人にエールを送りたい。( ̄ー ̄ )🌺
英語の会話力を上げる練習法
① 毎日英語を聞く
言語は “生物(なまもの)” とはよく言ったもので、3日も英語に触れなければ会話力や読解力は鈍ります。
小さい頃から英才教育を受けて育っていたらまた違うかもしれませんが、大人になってから学んだものというのは、覚えるのに苦労する割に頭から抜けるのが早いです。
だからと言って毎日誰かと話す必要はないですが、毎日英語の音声を聞くようにするだけでもかなり効果があります。
大事なのは、この『毎日聞く音声』を選び間違えない事。
人間は言語を学ぶ時の音声の話し方・スピードに想像以上に大きな影響を受けます。
私の場合は一番最初に覚えた英語は海外ドラマの『24』のフレーズだったので、常にテロリストに追われていそうな話し方をしていました( ̄ー ̄ )笑
その次はディズニー映画を英語版で観て覚えていたので、プリンセスみたいな話し方とか驚き方をしてました。笑
一番効果的なのは、自分がこういう話し方になりたい、と憧れる人や映画などを見つけて毎日聞いたり観たりすることだと思います。
自分と声の高さや声質が似ている人を参考にするのもおすすめです。
② 毎日英語で日記を書く
これは英会話教室の先生に教えてもらった事。(日本に帰国している間は英会話教室に通っていました)
早く英語を話せるようになるには、毎日英語で日記を書くのが一番効果的だと。
実際、私にとってもこれが一番効果がありました。
ある程度英語が聞き取れるようにはなったけど、全然話せない!っていう方は本当に多いです。
何故話せないかというと、その時思った事をとっさに英語にできない、文を組み立てられない、単語を知らない、言い回しを知らない。こんな感じ?
毎晩その日1日にあった事や「あの時なんて言いたかったんだっけ?」っていうのを一つずつ思い出して、ネットで調べながら日記を書いていく。
その日自分がやった事は紛れもなく自分の生活なので、特に自分の生活と関係の無い英語をひたすら覚えるよりも何倍も早く身につきます。
しかも人間は同じパターンの行動を繰り返す事が多いから、その覚えた英語を使う場面が意外と早く登場します。
それを繰り返していくうちに自然と英語が身についていきます。
③ SNSアカウントを持つ
海外では初対面の人と必ずSNSのアカウントを交換する、とは聞いていたのですが、実際に住んでみたらこれは本当だと感じました。
欧米諸国ではLINEは主流ではなく、やっぱり一番多いのがFacebook。
名刺代わりにFacebookを交換して出会った人とはとりあえず繋がる。BBQで出会った友達の友達とか、とにかく誰とでも。
もちろん本名を公開するのは嫌だという人も多いので、ニックネームでアカウントを作っていたり、適当なミドルネームを入れている人も結構いました。
私がハワイに住んでいた頃は、Facebookの友達が増えすぎて誰が誰だか思い出せない状態になっていたほどw
でも意外とこれが後々役に立つ。
住んでいる場所の情報がリアルタイムで手に入るのはもちろんの事、自分と同世代の人が普段どんな英語を使っているのかが分かるから。
日本もそうですが、言葉の使い方って年代によって結構違いがありますよね。
教科書には載っていないけど、リアルに使われている言葉とか砕けた口語を学ぶのって結構大事だと思う。
④ 通じなくても落ち込まない
英語を学ぶ前に自分が一番勘違いしていた事。
目の前にいる外国人は、全員英語が話せると思っていました。笑
当たり前の事なんですが、世界には英語圏以外で生まれ育った人もたくさんいます。
多くの人が、頑張って英語を勉強して話せるようになっている。
母国語が英語ではない場合は、どうしても母国語の訛りが入ってしまうんですよね。
ヨーロッパでは巻き舌っぽい口調で話す人も多いし、東南アジア人はTとかSとかRの発音が独特だし、日本人はカタカナっぽい話し方?の人が多い。
私は未だに東南アジア人の話す英語が理解できない時があります。
だから、たまに英語が通じなかったり聞き取れなかったりしても別に落ち込む必要はないと思う。
そんな時もあるよね( ̄ー ̄ )って感じね。
⑤ 挨拶から覚えない
言語を学ぶ時に挨拶から勉強する人は多いですが、これは個人的にはおすすめではないです。
こっちが挨拶を英語で完璧にしたら、大抵向こうは「この人英語話せる人だ!」と思ってすごい勢いで話し始めます。笑
挨拶はできたけど、その後何言ってるかわからなくて困る(´Д` )っていうのはよくあるパターン。
最初はハローくらい言えれば大丈夫。無視したり恥ずかしがって笑ったりするのが一番良くないし、挨拶は重要なんだけど。
英語の定型文の挨拶を学ぶよりも、「今英語勉強中だよ」「ゆっくりなら理解できる」とかそういうワードを覚えておいた方が最初は役に立つと思う。
あと、挨拶の時に「私日本人 ( ̄ー ̄ )」ってさりげなく伝えておくと後々楽です。
先に海外に出た日本人の先輩たちが、日本人は礼儀正しくて優しいという事を世界中に広めておいてくれてるんだから。肖っておきましょ。
⑤で書いたように日本人はカタカナ訛りが強いので伝わりにくい事もありますが、予め日本人である事を伝えておけば多目に見てもらえるというメリットもあります。
気持ちが一番大切
海外での生活を始める前は、不安な事もたくさんあると思います。
一番心配なのはやっぱり言葉の壁。
でも、英語のテストの点数が悪かったって、全然話せなかったって、別に気にしなくていいと思いますよ。
やる気なんか出ないよね。テストなんて( ̄ー ̄ )
海外での生活は、その場に行ってみると意外となんとかなります。
相手が地球上の生物であれば、伝えようとすれば意外と何でも伝わるし。動物にだって伝わる事もあるでしょ。笑
なによりも、やろうと思った気持ちを大切にしてほしいなあと思います。
海外に住んでみようと思った事、
留学しようと決めた事、
英語を勉強しようと思った事。
そういうのは誰にでも決心できる事ではないと思うから。
少しでもやろうと思ったなら、そんな自分の気持ちを大事にしてあげましょ。
あと、記事内では「毎日」日記を書くとか音声を聞くとか書きましたが、毎日しっかりやらなくてもいいと思います。
今日は新しい単語ひとつ覚えたからクリア( ̄ー ̄ )くらいの気持ちで、細く長く続けるのがコツ。
楽しいと思える範囲内で続ける事が一番力になるので、肩の力を抜きつつ頑張りましょ🌺