イタリアのフィレンツェから、電車でピサの斜塔へ行ってきました ^^
オプショナルツアー等で行くイメージのあるピサの斜塔ですが、自力でも簡単に行けたよ!
今回実際に行ってみた、ピサの斜塔への一番簡単な行き方をメモしておきます。
ピサの斜塔の場所
まず、ピサの斜塔は場所はここ。

フィレンツェからピサの斜塔への電車での所要時間は約1時間です。
ピサの斜塔へ行くには、イタリアのどのエリアから行くにもフィレンツェを経由します。
そのためローマやミラノなどの他の都市から行かれる方は、RAIL EUROPEなどで一旦フィレンツェへ行ってから乗り換えて下さい。
ピサの斜塔へのアクセス
ピサの斜塔へはフィレンツェSMN駅(フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ)からPISA(ピサ)またはLIVORNO(リヴォルノ)行き電車に乗ります。

普通電車:Regionale 約1時間15分
快速電車:Regionale Veloce 約50分
※特急列車・高速列車はピサ駅に停車しないので要注意。
切符の買い方
切符は駅の券売機で簡単に買えます。
料金は片道EUR8.40。
電車に乗る前に、必ずこの↓自動検札機で日付と時刻を刻印してくださいね。

刻印の仕方は簡単で、真ん中の黒い挿入口に切符を入れるだけでOK。
バスのチケット販売場所
PISA CENTRALE(ピサ・セントラル)駅に到着です。

お次はピサ・セントラル駅からバスでピサの斜塔へ向かいます。
バスのチケットは、駅構内にあるTABACCHI(タバッキ)で購入できます。

バスチケットは色々な種類がありますが、4hour(240分)チケットがおすすめ。
4時間あれば、バスで往復 + ピサの斜塔を観光しても十分余裕があります。
4hourのチケットは1枚EUR1,9です。

駅を出るとすぐに広場があります。
メリーゴーランドまである♩

郊外にある小さな駅でもイタリアらしさが満開で、長閑で良い雰囲気でした。
バスの乗り方
ピサの斜塔行きのバス停の場所はここ。
広場の目の前にあるNH Cavalieriという茶色いホテルの真下にバス停があります。

引用:trip adviser
LAM rossa線のバスに乗り、TORRE 1という停留所で降ります。所要時間は10分程。

もし迷ってしまっても、ここにいる多くの人がピサの斜塔を目指しているので、人の流れについていけば大丈夫。
ちなみに徒歩でも行けますが、約2キロあります。バスは約10分間隔で運行しているので、バスの方が便利ですよ。
バスを降りる際は、日本のバスと同じようにボタンを押して運転手に知らせます。
(だいたい皆ピサの斜塔へ向かっているので、TORRE 1には停車するので押し忘れても大丈夫)
Tower of PISA !!
ついにピサの斜塔に到着!

本当に!傾いている!
ピサの斜塔内部への入場チケットは、当日にピサの斜塔敷地内にあるチケットカウンターで購入しました
午前中に行けば現地で購入できますが、混雑している日はチケットが売り切れる事もあるのでチケットを事前購入
しておく方が安心です。
公式サイトはこちら
チケット売り場の場所
ピサの斜塔のチケットの販売所へ行くには、まずバスを降りてピサの斜塔を目指して歩きます

上の写真左にある大きなドゥオモ(大聖堂)とピサの斜塔の間を抜けた先に、チケットの販売ブースがあります。
人がたくさん並んでいるので、行けばすぐに分かると思いますよ。
手荷物預け場所の場所
ピサの斜塔内部へは、カメラ・ビデオ以外の荷物を持ち込む事ができません。

そのため、ロッカー(クローク)へ全ての荷物を預ける必要があります。(無料です)
ロッカーの場所は、先ほどのチケット売り場の隣!人が並んでいるのですぐに分かると思います。
ここには係員が何人かいて、荷物を預けたら番号札を渡してくれるので難しい事は特にないです。
手荷物を預けに行く時間の目安は、ピサの斜塔入場時間の10分前です。
(多くの人がこのロッカーを利用するので、塔へ入る時以外は利用できません)
荷物を預けたら、ピサの斜塔入り口へ向かいます〜
余談ですが、イタリアにはピサの斜塔以外にも斜めに建っている建物が結構あってびっくりしました。
例えばこのベネチアでの写真。

奥にある塔が結構傾いているのが分かりますか?こういう傾いた建物が、イタリア中に割と普通に存在しました。
まあ、ピサの斜塔が一番傾いていると思いますが・・。
どうやらイタリアでは建物を建てる際に粘土のような物を使うそうで、その粘土のようなものが少しずつ形が崩れていくことで建物が傾くそう。
イタリアは地震が少ない地域のかと思いきや、アフリカプレートとユーラシアプレートの境界に位置するため地震がかなり多いそう。
大丈夫なんだろうか・・?
ピサの斜塔内部へ
いざピサの斜塔の内部へ!
ピサの斜塔入り口はこんなに斜めです。

ピサの斜塔が傾いている原因は、地盤の土質が不均質であったこと(南側が柔らかい)。
塔自体も土のようなもので作られているらしく、どうやらその土も柔らかいようですね。
階段の段真ん中部分が凹んでいます。

ピサの斜塔の高さは地上55.86m、階段は296段あるそうです。
斜めになっている建物を登るのって、想像以上に体力使うんですね。初めての経験。そして塔内がすごく滑る。
でも、頂上からの眺めがすごく綺麗です!

ピサの大聖堂ドゥオーモも上からよく見えます。

ピサの街はオレンジ色の屋根の家が多いようです。ヨーロッパらしくて可愛らしい街並み。とっても好き。

ピサの斜塔の頂上ももちろん斜めに傾いているので、今まで訪れたどんな展望台よりも怖かった。w
この写真も実はすごく怯えていますw

今回はピサの斜塔へは午前中に訪れました。
この後ピサの斜塔が見えるレストランで本場のイタリアンを食べ、午後はフィレンツェを観光しました。
GWのヨーロッパは日が長いので、フィレンツェに戻ってからもさらに観光できる時間がありました♪

ピサの斜塔へは自力でも簡単に行く事が出来、行き方も簡単です。
おわりに
今回は自力で電車やバスで行く方法をご紹介しましたが、自分たちだけで行くのはちょっと不安・・
という方には日本語ガイドさん付きのピサの斜塔ツアーもあります。
これなら往復送迎+ピサの斜塔の予約入場チケットだけでなく、ドゥオーモや洗礼堂の見学も含まれているので、イタリア旅行が初めてという方でも安心かも。
ピサの斜塔は、年月と共にさらに傾き続けていて、いつかは内部の観光ができなくなると言われています。
ピサの斜塔を観光するなら、ぜひ観光できるうちに訪れてみてくださいね!




