海外旅行中、予約していたホテルでチェックインしたら
「オーバーブッキングのため、本日は宿泊できません」
と言われたら、どうする・・?
私自身はオーバーブッキングで宿泊拒否に遭った事はありません。が、
オーバーブッキングのため追加料金なしでスイートルームを用意してもらった事は過去3回あります。
今回はオーバーブッキングで突然宿泊拒否された際の対処法と、事前の回避法を教えます!
オーバーブッキングって何?
実は、どこのホテルも予め何%かの宿泊客がキャンセルをする事を見越して、実際の部屋数よりも多い数の予約を受けています。
そのため、稀にホテル側の予想を超えた満室状態になってしまい
予約していたのに宿泊できない!という事態が発生します。
これがオーバーブッキング。
この制度は世界共通の免責事項で、もう仕方のない事、という認識になっています。
(日本でもたまにあります)
ホテルだけではなく航空会社もこういった予約の取り方をしているので
オーバーブッキングで飛行機に乗れない、という事もありえます。
最近ではユナイテッド航空が、オーバーブッキングのためにアジア人を引きずり降ろした事件でも問題になりましたよね。
ちなみに、海外のホテルや航空券は同じ日程に同じ人物が予約をすると、自動的に両方とも予約がキャンセルされるようになっています(予約の重複を防ぐため)
これはダブルブッキングといい、オーバーブッキングとは全くの別物です。
混合しやすいので注意。
オーバーブッキングの補償
オーバーブッキングで宿泊できない場合は、ホテルによっては何かしらの補償があります。
宿泊予定のホテルと同等クラスのホテルや協力ホテルを紹介してくれるか、ホテルによっては補償料が支払われる事もあるそう。
飛行機のオーバーブッキングの場合は、航空会社から補償料をもらって他の便に変更する事ができます。
その金額は航空会社によっても違いますが、数万円単位で支払われるので
日程に余裕のある方にはむしろちょっとお得かも?
事前の回避法
オーバーブッキングのリスクは事前にある程度減らす事も出来ます。
早めにチェックインする
オーバーブッキングでの宿泊拒否に遭いたくなければ、とにかく早めのチェックインがおすすめ。
ホテルも飛行機も先着順。
他の部屋に変更したい等の要望がある場合も、早めにチェックインしておけば要望が通る可能性が高くなります。
どうしても宿泊したいホテルなら
もし、絶対に絶対に宿泊したいホテルであれば、少しお金が余分に掛かる事もありますが
事前にホテルに問い合わせして何かしらのお願いをしておけば、オーバーブッキングで宿泊拒否をされる事はありません。
例えば、こういうお部屋に宿泊したい、記念日なので何かを用意してほしい(オプションでお金が掛かる事もあります)などと伝えて用意してもらいます。
それも全部メールでやり取りをして、記録を残しておく事。
証拠にもなるので後々役に立ちます。
オーバーブッキング対処法
もし宿泊を拒否してしまったら、悲しんでいる暇はなく
とにかく何が何でも今日泊まれるホテルを探すしかない!
ホテルによっては近隣のホテルを探してくれる事もあるそうですが、なんせ自分で好きなホテルを探した方が早い。
私も同じ状況に陥った事があり・・
これは自分たちが悪いのですがw
旅行で台湾を訪れた際に、うっかり帰りの飛行機に乗り遅れてしまい😱
急遽台湾に宿泊する事になりました。
既にその時20時をまわっていて、今からホテルが取れるかも分からない絶望的な状況・・・
そんな時に私達を救ってくれたのがエクスペディア。
その日の日付を入力して検索したらすぐに、近くにあるその晩に宿泊できるホテルが3軒ほど出てきたので
その場で予約してホテルへ向かいました。
それまで私は旅行代理店のツアーでしか海外旅行へ行った事がなく、海外ホテル予約サイトを利用した事もありませんでした。
不安で仕方なかったけど、何とか無事に終える事ができました。
あの時神様のように感じたExpedia・・😭
多分私はこれからもずっと、Expediaユーザー!😭笑
宿泊を断られる人と断られない人の違い
先ほど、ホテルや航空会社のオーバーブッキングは面積事項であり起こってしまうのは仕方のない事だと書きましたが・・
考えてみて下さい。
そのホテルに宿泊するお客さんが何十人といる中で、全員が断られる訳じゃない。
何十人もの中で、自分達が宿泊を拒否されるという事を。(確かに、アジア人は見下されがちかもしれないけれど・・)
余程人気なホテルかつハイシーズンでなければスイートルームまで全て満室という事は滅多にないので、大概のホテルは予約していた部屋よりもワンランク上の空いているお部屋に無料で案内してくれます。
もしオーバーブッキングで宿泊拒否されたら。
もしかしたら、服装や言動に問題がなかったか確認した方が良いかもしれない。
高い服を着るべきと言っている訳でも、高価なものを身に付けろと言っている訳ではなく。
最低限の身だしなみを整える事と、堂々と立ち振る舞う事は絶対に絶対に大事。
特に海外では、あからさまに安っぽい格好では行かない事も重要。
もしそれでも運悪く断られてしまった時は、怒らずにきちんと抗議する事、毅然とした態度で接する事。
そうすれば何かしらの対処はしてくれると思います。
運や旅行へ出かける時期によっても変わってくるので、一概には言えませんが。。
少しだけ気をつけておけば回避できる事なので、頭の片隅に入れておく事をおすすめします。
満足のいく旅行を楽しめますように。