こんにちは!
ライターのTsubasa です。
私の今住んでいるカナダのトロントでは既に冬に突入していて、今日は最低気温が1度。笑(まだ10月中旬です)
そんな中、先週まで一年中暖かいエンドレスサマーの島『ザンジバル島』を訪れていました。
あまりにも最高だったので、今回はザンジバル島についての記事を私が撮った写真と共にご紹介しようと思います!
最後までお付き合いくださいね♩
ザンジバル島とは?
まず、ザンジバル島ってどこ?って感じですよね。笑
実は、アフリカなんです。
アフリカって聞くだけで、なんだか危険そう、ハードル高そう。なんて思う方もいるのでは?
アフリカってなかなか旅行の計画立てる時に候補に上がることってないですよね。
でも今回の記事で少しでも「いいかも!」「行ってみたい!」って思っていただけたらとても嬉しいです!
まずは簡単にご紹介しますね。
ザンジバル島の場所はこちら。
ザンジバル島は東アフリカのタンザニア共和国に属する島で、元々は独立していた島国でした。
観光の拠点となるストーンタウンは2000年にUNESCOの世界文化遺産に登録されています。
ザンジバル島はまだ日本人には知名度は低いものの、アフリカの中でも有名なリゾート地として欧米人からの人気が急上昇していて、リゾートホテルの建設もどんどん進んでいます。
私が宿泊したホテルも、ここアフリカだよね?と思わず感じてしまう程リゾート感が満載でした。(ホテルは後ほどご紹介しますね)
言語はスワヒリ語。学校で英語を習うので、英語が話せる人も多いです。
通貨はタンザニアシリング。100シリングで、日本円で5円くらいです。
物価は日本よりも安く、旅のスタイルや予算によってピンキリですが、安宿であれば1500円〜、いいホテルでも7000円〜。
ご飯もローカルなお店で200円ほど〜、ちょっといいとこで1000円くらいと様々なので、気分によって選べるのも魅力です♩
ザンジバル島への行き方
ザンジバル島にも空港(アビード・アマニ・カルーム国際空港)があるので、日本からも意外と乗り換え1回で着いてしまうんです。
料金はカタール航空利用で往復16万円。ドーハ乗り継ぎで、トランジットも約2時間とスムーズでした。
航空券はサプライスで取るのがおすすめです。日本からのトータルの所要時間は約20時間でした。
もしくはタンザニアの最大の都市ダルエスサラームへ行き、そこからフェリーでザンジバルに行くことも可能です。
ただし航路と航空券代がほとんど変わらないので、ザンジバル島だけに行くのであれば一気に島に飛んでしまうのが良いと思います。
ちなみに高速フェリー(azam)は2〜3時間ごとに出ていて、所要時間は2時間・料金は片道35ドル。
ザンジバル島の治安
ザンジバル島はアフリカの中、タンザニアの中でも比較的安全といわれています。
私自身もダルエスサラームなどと比べると、ザンジバルはリゾート地であり観光客も多いので安心感はありました。
もちろん最低限気をつけなければいけませんが(夜遅くに一人で出歩かない。知らない人に気軽について行かない。大金を持ち歩かない。など)、
これまで46カ国を旅して来ましたが、ザンジバル島に関しては最低限気をつけていれば特に問題ない、と感じたのが率直な感想です。
ザンジバル島のホテル
私がストーンタウンとケンドゥワというエリアで宿泊したホテルがこちら。
①ストーンタウン
ザ セイーダ ホテル アンド スパ (The Seyyida Hotel and Spa)
海からも、夜の屋台マーケットのフォロダニ公園からも近くて立地よし。
スタッフもみんな素敵で快適に過ごせました。
朝食はフルーツとパンと卵料理と、かなりシンプルでした。
アフリカの生地が所々に使われていて可愛い!
プールやBarはもちろん、スパもあります。
日本でこのクラスのホテルに泊まると2〜3倍はするので、物価の安いところでこそ贅沢するのも旅の楽しみ方の一つです♩
②ケンドゥワ
ケンドゥワ ロックス ホテル(Kendwa Rocks Hotel)
こちらもリゾートホテルで、部屋を出るとすぐに白い砂浜と青い海が目の前に広がっています。
色んなタイプの部屋があるので人数や予算によっても選びやすく、朝食ブッフェが充実している所も◎。
私が泊まった時はツインでお願いをしていたのに、なぜか「ダブルに部屋をグレードアップしたからいいだろ」と勝手な解決策を取られ
結果的に簡易的なエクストラベッドを無料で入れてもらい私はそこに寝ることに。。笑
こういうとこは海外らしい、というか、アフリカらしというか・・・。笑
でもお部屋はとても可愛くて綺麗だったので満足◎
ザンジバル島の観光
ザンジバル島はなんといっても海が綺麗なので、ビーチアクティビティーは欠かせません!
シュノーケリング
ダイビング
ドルフィンスイム
フィッシング
ダウ船クルーズ などなど
サンセットクルーズ
ダントツでおすすめなのがダウ船のサンセットクルーズ。
ダウ船とは木造の帆船のことで、風の力を使って進むロマン溢れる船。
所要時間は1時間半〜2時間、料金はインド洋に沈む夕日を船から楽しむツアーで$15〜$40。
(乗る人数や船の大きさ、お酒付きのプランなどによって変わります。)
これは本当に素晴らしくて、日本ではなかなか見られない景色に感動しました。
是非実際に見て感じて頂きたい。
海水浴
ザンジバルを訪れるのであれば、浅瀬で海水浴を楽しむのがおすすめ!
海の透明度が高くとても綺麗で、ヒトデがカラフルで可愛いです。
シュノーケリングやダイビングに関しては、情報によると近年サンゴ礁が死んでしまってるところも多く、あまり満足のいくものではなかったという意見が多々見られました。
ダイビングスポットとしてはオススメしきれないのが本音。やっぱり海水浴がおすすめです。
ドルフィンスイム
ドルフィンスイムも体験しましたが、船から見るドルフィンウオッチングが一番でした。笑
というのも、野生のイルカなので、船の上からは近くで見れるのですが
みんなでイルカを見つける→追いかける→今だ!飛び込めー!!と言われて焦って飛び込む→追いつかなくて見失う→船に戻れー!!と言われて戻る。
→みんなでイルカを見つける→追いかける→今だ!飛び込めー!!と言われる・・・・
をひたすら繰り返すスパルタ式が主流なんです。笑
4回目からもうバテバテでした。笑
一緒に行った友達が前に別のスポットでやった時もこんな感じだったそう。w
キャプテン曰く、イルカがご機嫌な日は近くに来て遊んでくれるそうなので運もあるかもしれませんが、
個人的には船上から見てるのがオススメです◎あれはあれですごく楽しかったけどw
料金はシュノーケルセット付きの4時間のツアーで2人で約8,000円でした。
Jozani 森林保護区の観光
海でのアクティビティー以外にオススメなのが、Jozani 森林保護区の観光。
こちらでは森の中を歩きながら植物の説明などをしてくれたり、
↑ちっちゃいカエルがいるの分かりますか?
ザンジバルにしか生息しない猿「レッドコロブス」が見れる森を散策したり、
マングローブの森をガイドと回ることが出来ます。
ツアーの料金も1人20000シル(日本円で約1,000円)とリーズナブル。
ここの猿は人に慣れているようでかなり近くまで来てくれます。危害を加える様子も威嚇もなし。
サイクスモンキーもいます。
マングローブはブラック、ホワイト、レッドの3種類がここには混在しているそう。土が真っ黒で神秘的。
お水は海水で、雨季や潮の満ちた時は水量が上がり、魚もたくさんいるらしい。
スパイスツアー
料理好きな私にとっては最高に楽しかったツアーがこれ。
ザンジバル島のスパイスツアー。
これはコーヒーの実。
スパイスツアーを開催しているファームはいくつかありますが、私たちはザンジバル在住の方に聞いてオススメされたJambo Spice Farmへ。
ここでは普段使ってるスパイスが、実際にどうなっているのかを知ることができます。
普段何気なく使っているのものが実はこんな風になっているなんて!と驚きと学びだらけでした。
こちらはナツメグ。
中を開けるとこんな風になってるんです!!
この周りの赤い部分はとてもいい香りがするんですが、香水にも使われるそう。
中の白い部分は女性の媚薬にもされているんだとか。。。
こちらはナチュラルリップとも言われていて、中の種を指で潰すと鮮やか色素が。
口紅や髪染め、それからタンドリーチキンを作る際にも使われるらしい。
こちらは香水やアロマにもよく使われるイランイランの木。
チョコレートに使うカカオの木や
胡椒の木。
全力で採ってくれます。笑
こちらが胡椒
シナモンの木
スパイス以外にも色んなものを見せて説明してくれて、最後にはフルーツを10種類ほど食べさせてくれました。
さらにはココナッツジュースを割って飲ませてくれたり。
これだけ盛りだくさんのツアーで、料金は1グループにつき約1500円と破格でした。笑
着いて来たうちのひとりのガイドが歩きながら話しながら、そこらへんにある植物でどんどん色んなものを作ってくれてその神業に感動。すごすぎる。w
ネックレスやバングルと指輪、ハンドバッグや王冠などすべて植物のみで作ってくれた。すごくないですか?
彼にはチップもあげました。
ホテルに帰ってからの復習も楽しい。
興味ある方はぜひ行って頂きたいスパイスツアー。
現地の客引きのツアーに値段交渉して参加するのもいいですし、飛び込みでファームに行っても対応してくれましたよ♩
ザンジバル島の食事
観光客に人気なのが、夕方からフォロダニ公園に並ぶ屋台。
場所はストーンタウンのフェリー乗り場近くにあります。
離島だけあってシーフードが豊富!
ローカル価格よりかは少し高いですが、日本から比べたら安いしせっかく来たからには試して頂きたい。
お魚以外にホロホロ鳥などもBBQで食べることができます。(これがすごい美味しい!)
屋台の中でもオススメなのが、ザンジバルピザと呼ばれている食べ物。
見た目はいわゆるピザとはかなり異なりますが、日本人は絶対好きだと思う一品。
中身はお店によっても異なりますし、カスタマイズも可能ですが玉ねぎ、ひき肉、ピーマン、人参、チーズ、マヨネーズ、卵などが手際よく生地に乗せられ焼かれていきます。
200円くらいで買えるので見つけたら是非とも食べて頂きたい◎
日本食が恋しくなっても安心!
ストーンタウンには「MASA 政」という素敵な日本食屋さんがあるんです!
チキン南蛮にお寿司に揚げ出し豆腐に・・・
この土地でこれだけのメニューを出しているのは本当にすごい。
カナダでも日本食レストランはほとんど行けてないので感動しました。
フルーツカクテルも美味しいので飲みに行くだけでも価値あり!
オーナーさんもスタッフさんもとっても素敵です。
MASA 政
住所:Kenyatta Rd. | 1st Floor Post Office, Stone Town, Zanzibar City 3820, Tanzania
営業時間;11:00~23:00
電話番号:+255 776 885 049
ザンジバル ストーンタウン
ザンジバル島はゆったりするところなので、長く滞在するほどいいとは思いますが
私たちの場合は滞在4日でかなり満喫できました!
あまり時間が取れない方は、ストーンタウンを訪れるだけでも楽しめますよ♩
迷路のような路地にはおしゃれなカフェやおみやげ屋さん、市場などがあり町歩きだけでも楽しいんです。
日本からの旅行であれば1週間あれば楽しめると思います。
長めのお休みが取れる方は2、週間あればザンジバル一周できるかと。
最後に。
いかがでしたか?
アフリカのイメージ少し変わりましたでしょうか?
まだ日本では知名度の高くないタンザニアのザンジバル島、今のうちに行かれてみては?
ザンジバルを観光する上でほとんどの現地の人が英語も話せるので安心ですし、
何より明るくて人懐っこいタンザニア人なので(たまにしつこいけど笑)きっと楽しい旅になりますよ♩