イギリス・ロンドンといえばアフタヌーンティー発祥の地。ロンドンを訪れたら本場を味わいたいですね。
とはいっても、ロンドンにはアフタヌーンティーを楽しめるお店がたくさんあるのでどこへ行こうか迷ってしまうかも( ´Д`)
(私も迷いに迷いました・・)
今回紹介するのは窓からビッグベンが見える絶景アフタヌーンティー🌸
ここ、穴場です!
目次
The library
ロンドンのアフタヌーンティーと一言でいっても、お店によってかなり雰囲気が違います。
内装の豪華さが売りのお店、長年続く伝統ある老舗店、アフタヌーンティーの可愛さが人気のお店などなど。。
今回紹介するお店は接客とサービスに定評があり、ロンドンで一番景色の良いティーラウンジ。

口コミでもすごく評判の良いお店なので、初めてロンドンを訪れる方にもおすすめ。
マリオネットホテル1階
それがここ、ロンドンのマリオネットホテル1階にあるティーラウンジ「The Library(ザ・ライブラリー)」
“ライブラリー” の名の通り、店内は図書館をイメージした内装になっています。

すごく静かでゆったりとした時間が流れているので、本当に図書館みたいな雰囲気。
ロンドンのアフタヌーンティーってどこのお店もすごく混み合っていて、隣の客席同士が近いし、時間制の所が多いので入れ替わりが激しく「ザ・観光客向け」っていう感じのお店も多いので・・。
ここのティーラウンジはゆっくりアフタヌーンティーを楽しめます。
アフタヌーンティーのメニュー

The Libraryのアフタヌーンティーメニューはこちら。
トラディショナルアフタヌーンティー:一人£36
シャンパン一杯付きアフタヌーンティー:一人£45
シャンパン飲み放題アフタヌーンティー:一人£59
この日は元旦だったので、新年のお祝いに乾杯しようとシャンパン一杯付きのアフタヌーンティーを頼みました。
紅茶選び

私が一番苦戦したのは紅茶選びでした。
なんせ今までアメリカ英語しか勉強してこなかったもので・・ロンドンに着いた瞬間さっぱり英語が聞き取れなくなりました。
そういえば英会話教室に通っていた頃、イギリス人の先生の英語だけがどうしても聞き取れなくて、適当に「Cool!」って言ってやり過ごしてたな・・笑
このお店についてまず女性の店員さんが「アレルギーはありますか」と聞いてくれたのですが、それすら分からず。
でもこの店員さん、言葉の通じない私たちに10分以上もかけて一生懸命話してくれました。最後は翻訳アプリを使いながら。
海外では、英語が分からないと舌打ちされたりため息つかれたりする事なんて当たり前。英語の勉強を始めたばかりの頃は色々な経験をしました。
そんな中この店員さんは、広いお店をほぼ一人でまわしているにもかかわらず、時間をかけて丁寧に説明してくれました。
あなた優しいね、と言ったら「私にもそういう経験があるから。気にしないで」と笑顔で言ってくれて。
私達ちょっと涙目w
今までロンドンの街の人ってちょっとクールなイメージがあったのですが、そのイメージが覆されました。
紅茶の話に戻りますが、私は彼女がおすすめしてくれたオリジナルのアールグレイを、主人は甘い紅茶が好きなのでフルーティなものを選びました。
どちらもすごく美味しかったです。
窓からテムズ川とビックベン

The Libraryの魅力といえばこのテムズ川とビッグベンを見渡す景色。
この眺めを見るといつも「ロンドンにいるんだな〜」と実感します。
今はビッグベンが工事中なのでいつもとはちょっと違う景色ですが、それでも十分すぎるくらいの絶景でした。

この景色を見ながらシャンパンで乾杯。
そら美味しいですわ( ^_^)/
テムズ川を行き交うクルーズ船を眺めながらしばしボーッとしていました。

夜のビックベンを見ると、小さい頃よく見ていたピーターパンを思い出します。
ビックベンってピーターパンの時計台のモデルになっているんですよね。

今は工事中なのでただのビルみたいな外観になっちゃっていますけど・・w
これもまた数十年に一度しか見る事のできない景色ですからね。
工事中ではない時はこんな感じです。

Photo:thelibraryatcountyhall.com
アフタヌーンティー

The Libraryのアフタヌーンティーはとてもシンプルですが、これぞイギリスのアフタヌーンティーといった感じ。
アフタヌーンティーの食べ方は下の段から順に食べていくのがマナー。
三段目がサンドイッチ、二段目がスコーン、一段目がスイーツです。
サンドイッチも手づかみで食べるのではなく、ナイフとフォークを使って食べましょう。(パンやスコーンは手で食べてOK)

スコーンはこちらのマリオネットホテルオリジナルのジャムをつけていただきます。(このジャムはお持ち帰りできます)
一番上の段のスイーツはクリスマスバージョンになっていて、マカロンがサンタさん風になっていました🎅

可愛い♡
アフタヌーンティーはシーズンによって内容が変わるので、季節ごとに楽しめるのが良いですね。
また次のシーズンにも行きたい。
ハネムーンのお祝い

夜のビックベンを見ながらゆっくりしていたら、先ほどのお姉さんがやってきて「あなた達ハネムーナーでしょ?」とアニバーサリープレートを出してくれました!
なんて素敵な・・。
プレートもまたお洒落で色合いが綺麗。何よりも気持ちが嬉しいね。ロンドンが大好きになってしまったよ。
新年から幸せな気持ちになりました🌸
おかわり無料
日本では『おかわりができるのは紅茶のみ』という所も結構多いですが、ロンドンのアフタヌーンティーは二段目と三段目はおかわり無料です。

つまり、サンドイッチとスコーンはいくら食べてもOK。
ここのお店では、お皿が空になったら店員さんがどれをおかわりしたいか聞きに来てくれました。
向こうから聞いてくれるのってなんだか有難いね。もちろんおかわりしました。
ついでにこのおかわりの時、シャンパンをもう一杯注いでくれました。
シャンパン一杯付きのプランを頼んだはずだけど、間違えて飲み放題プランになっているのかな?
と思っていたら、こちらもサービスしてくれていた事が後で分かりました。
何から何まで本当にありがたい。
料金&チップ
料金は二人で£87.75(約12,512円)でした。そのうちアフタヌーンティーの料金が£78、サービスチャージが£9.75(12.5%)。
私たちはシャンパン付きのアフタヌーンティー(一人£45)を注文していたのですが、普通のアフタヌーンティーの料金(一人£36)になっていました。
なんとハネムーンだからという事でサービスしてくれたそう・・!
シャンパンのおかわりまでしたのに。どこまで優しいんだ。
ロンドンの高級ホテルでは、請求金額にサービスチャージが入っている場合はチップを払う必要はありません。
もし入っていない場合には12%を目安にチップを用意します。
今回のお会計にはサービスチャージが含まれていたのでチップは不要でしたが、良いサービスをしてもらったのでお姉さんに直接チップを追加で渡しました。
アフタヌーンティーの予約
ロンドンのアフタヌーンティーは事前予約必須。人気店は事前予約しないと入ることができません。
予約なしで入れる所もありますが、観光で訪れるなら待ち時間がもったいないので予約しておいた方が◎
The Libraryの予約はこちら(日本語)
席の希望などがある場合は備考欄に記入してくださいね。私はビックベンが見える窓際席をリクエストしました。
お店の営業時間はこちら
月 14時〜17時半
火 14時〜18時半
水 14時〜18時半
木 14時〜18時半
金 14時〜19時
土 12時〜19時
日 12時〜16時半
The Libraryへのアクセス
The Libraryがあるマリオネットホテル カウンティホールは、ロンドンの有名観光スポット「ロンドン・アイ」のすぐ近くにあります。
ビックベンも近くロンドンの主要観光スポットど真ん中という好立地にあるので、観光の合間にお茶するのに丁度良い場所。
私たちはバッキンガム宮殿から歩いて行きました。(徒歩20分くらいでした)
こちらがマリオネットホテル カウンティホールの入り口。

ロンドンにはマリオネットホテルが何軒かありますが、The Libraryがあるのはカウンティホールなので間違えないように注意してくださいね。
年が明けているけど、ホテルのロビーもまだまだクリスマスモードでした。

※ ヨーロッパはどこも年明けまでクリスマスイルミネーションが施されています
こちらはロビーの近くにあった、お菓子で作られたロンドンの街。

全て本物のお菓子でできているそうで、すっごくいい香りがしました。
The Libraryの場所はホテルに入って左に進んでいった先の突き当たりにあります。
アフタヌーンティーでの服装
アフタヌーンティーでの服装は特にドレスコードがある訳ではありませんが、カジュアルすぎない格好を選んだ方が良いです。
特にロンドンのアフタヌーンティーができるティーラウンジは高級ホテル内にある所も多いので。
女性はワンピースにヒール、男性はスーツスタイルに革靴が◎。
おわりに
The Libraryのアフタヌーンティーは美味しいし、景色も良いし、すごくサービスが良かったです。
ロンドンを訪れた際にはぜひ( ^_^)/
The Library以外にもロンドンのおすすめのティールームをまとめたロンドンのおすすめアフタヌーンティー5選の記事も参考にどうぞ。ではでは🌸