アフタヌーンティーの本場であるイギリス・ロンドンでは、市内でアフタヌーンティーを楽しめるお店がとにかくたくさんあります。
老舗のカフェやレストランはもちろん、最近ではバスの中やクルーズ内で市中観光をしながらアフタヌーンティーを楽しめる所まであるのでお店選びに迷ってしまうかも。
でもやっぱりせっかくアフタヌーンティー発祥の地イギリスで楽しむなら、老舗の名店や本当に評判の良いお店で楽しんでみてほしい!
そんな方のために、今回はロンドンではここは外せない「絶対におすすめしたいアフタヌーンティー5選」とその予約方法をまとめました🌸
ザ リッツ ロンドン
まずはロンドンで一番人気のアフタヌーンティーから。
ロンドンの高級ホテルTHE RITZ内にある「THE RITZ Palm Court(ザ リッツ・ロンドン・パーム コート)」
Photo:theritzlondon.com
ロンドンのアフタヌーンティーといえば一番に名が上がるのがここ。「リッツのアフタヌーンティー」と言えば誰もが知る名店です。
ティールームは豪華絢爛な内装が魅力で、高級感があります(もはや結婚式場・・)店内ではピアノの生演奏あり。
Photo:theritzlondon.com
スコーンがふわふわで美味しいと有名で、選べる紅茶の種類は16種類以上。
食べきれなかったものは箱に入れてお持ち帰りできるサービスもあります。
料金はこちら。
トラディショナルアフタヌーンティー:£57
シャンパン付きアフタヌーンティー:£76
セレブレーションアフタヌーンティー(ケーキ付き):£68
セレブレーションアフタヌーンティー(ケーキ+シャンパン付き) £87
人気店ですぐ予約がいっぱいになってしまうため、一ヶ月前くらいまでには予約しておくのがおすすめです。
ドレスコードはスマートカジュアル。
♦︎ 予約方法
予約サイトはこちら
アフタヌーンティーの開始時間は11:30・13:30・15:30・17:30・19:30の5回。
席は120分制。
♦︎ 場所・アクセス
住所:Palm Court, The Ritz, 150 Piccadilly, London W1J 9BR
ザ リッツ・ロンドン・パーム コートはホテルTHE RITZ内にあります。地下鉄の最寄駅はグリーンパーク(Green Park)。
イングリッシュ ティールーム
ロンドンの老舗アフタヌーンティーといえばこちら。
ロンドンの高級ホテル ブラウンズホテル内にある「The English Tea Room(ザ イングリッシュ ティールーム)」
Photo:mrporter.com
英国紅茶協会の「最優秀ティールーム」に選ばれたこともある本格的なティーラウンジです。
上品で格式高く、ロンドンの老舗ホテルならではの雰囲気を楽しめます。
Photo:tripadvisor.jp
シンプルでありながら上質なアフタヌーンティーは、他のお店のアフタヌーンティーとはまたちょっと違った良さがあります。
料金はこちら。
平日:£55
土日:£65(シャンパン付き)
♦︎ 予約方法
予約はこちら
営業時間は月~木:15時~18時、金:14時~18時、土日:12時~18時
席は90分制。
♦︎ 場所・アクセス
住所:Brown’s Hotel, Albemarle St., London Mayfair W1S 4BP
イングリッシュティールームはブラウンズホテル内にあります。地下鉄の最寄駅はピカデリーサーカス(Piccadilly Circus)。
クラリッジス
お次もロンドンで1,2位の人気を争うアフタヌーンティーの有名店。「クラリッジス(The Claridge’s)」
Photo:bonappetit.com
数々の賞を受賞しており、「美味しさ」で評判のアフタヌーンティーです。一番美味しいアフタヌーンティーを楽しみたいならここ。
ポーチドスコットランドサーモンをはじめとしたイギリスの特産品がアフタヌーンティーにも使用されています。
Photo:claridges.co.uk
アフタヌーンティーでは自分で紅茶をカップに注いでいただくのが一般的ですが、クラッジリスではウエイターさんが一番美味しい状態で注いでくれるので、イギリスの本場の紅茶を最大限に楽しむことができるのも嬉しい所。
トラディショナルアフタヌーンティー:一人£65
お子様用アフタヌーンティー:一人£40
ローランペリエ付きアフタヌーンティー:一人£75
ローランペリエ(ロゼ)付きアフタヌーンティー:一人£85
他にはないお子様用のメニューもあるのでママさんにも人気のお店。
♦︎ 予約方法
予約はこちら
アフタヌーンティーの開始時刻は14:45・15:00・15:15・15:30・16:45・17:00・17:15・17:30の8回。
♦︎ 場所・アクセス
住所:Brook Street, Mayfair, London W1K 4HR
クラリッジスはホテルThe Claridge’s内にあります。地下鉄の最寄駅はボンドストリート駅(Bond Street)。
コリンズルーム
お次はファッションショーをモチーフにした可愛らしいアフタヌーンティーが有名な「Collins Room(コリンズルーム)」
Photo:グルヤク
華やかでポップでとても可愛らしいアフタヌーンティー。上記でご紹介した老舗の有名店とはまた違い、現代的なアフタヌーンティーを楽しむ事ができます。
ファッションショーと同じくSS(春夏)とAW(秋冬)に出る期間限定メニュー「プレタ・ポルティー(Prêt-à-Portea)」が特に人気。
Photo:the-berkeley.co.uk
Diorとコラボしたアフタヌーンティーでも話題を呼びました。洋服やコスメをイメージして作られたアフタヌーンティーは見ているだけでワクワクしますね。
アフタヌーンティー:一人£60
シャンパン(ローランペリエ)付きアフタヌーンティー:一人£70
マンゴーのモクテル付きアフタヌーンティー:一人£70
シャンパンが選べるアフタヌーンティー:一人£76
♦︎ 予約方法
予約はこちら
アフタヌーンティーの営業時間は13時〜17時半。
♦︎ 場所・アクセス
住所:Wilton Place, Knightsbridge London SW1X 7RL
Collins Roomはバークレーホテル内にあります。地下鉄の最寄駅はナイツブリッジ(Knightsbridge)もしくはHyde Park Corner。
ライブラリー
個人的に一番おすすめしたい、ロンドンの穴場アフタヌーンティーといえばここ。
マリオネットホテル カウンティーホール内にある「The Library(ザ ライブラリー)」
Photo:thelibraryatcountyhall.com
テムズ川とビックベンを見渡せる絶景と、サービスの高さで評判の良いお店です。
店名の通り “図書館” をイメージした店内は、ロンドンの観光スポットど真ん中にあるロケーションにもかかわらず静かで落ち着いた雰囲気。
Photo:thelibraryatcountyhall.com
まさに穴場のティールームです。ゆっくりとアフタヌーンティーを楽しみたい方におすすめ。
料金はこちら
トラディショナルアフタヌーンティー:一人£36
シャンパン一杯付きアフタヌーンティー:一人£45
シャンパン飲み放題アフタヌーンティー:一人£59
実際にThe Libraryに行った際のブログはこちらの記事をどうぞ。
♦︎ 予約方法
予約はこちら
営業時間は12時〜18時。
時間制限はなし。
♦︎ 場所・アクセス
住所:2 Caxton Street London England SW1H 0QW United Kingdom
The Libraryはロンドンのマリオネットホテル カウンティーホール1階にあります。
地下鉄の最寄駅はウォータールー(Waterloo)もしくはウェストミンスター(Westminster)。
アフタヌーンティーの食べ方とマナー
アフタヌーンティーの食べ方やマナーについてもちょこっと付け加えておきます。
アフタヌーンティーの食べ方は、下の段から上に向かって順に食べていくのがマナー。
最初に軽食の代わりになる塩味のものを食べ、最後に甘い物を食べます。
①三段目:サンドイッチなど
②二段目:スコーンやクッキー
③一段目:スイーツ
サンドイッチは手づかみではなく、ナイフとフォークを使って食べます。スコーンやパン、クッキーなどは手で食べてOK。
ロンドンのアフタヌーンティーは二段目と三段目がおかわり自由なお店が多いです。つまりサンドイッチやスコーンなどは食べ放題。
おかわりをする際はお皿が空になってから頼みましょう。
アフタヌーンティーの料金とチップ
ロンドンは基本的にチップが不要ですが、高級ホテルなどで食事をした際はチップを払う必要があります。
アフタヌーンティーを提供しているティーラウンジはほとんどが高級ホテル内にありますので、つまりアフタヌーンティーでもチップが必要になるのです。
ただしお会計の際に渡される伝票にサービスチャージ(大抵12〜15%ほど)が加算されている場合は払わなくてOK。
最近は予めサービス料を加算した料金になっているお店も多いです。
サービスチャージの表記がない場合には、食事代金の12%程を目安に現金でチップを用意するか、クレジットカード払いの際にチップ代を書き加えて支払いましょう。
アフタヌーンティーでの服装
最後に服装について。
アフタヌーンティーに行く時の服装は、特にドレスコードなどの決まりがある訳ではありませんが、なるべく綺麗目な格好で行くのがおすすめ。
男性はスマートカジュアル、女性はワンピースにヒールなら間違いないです。
海外のレストランでの服装&予約方法でも書いていますが、海外のレストランやラウンジでは場にそぐわない格好で行くとあまり良くない対応をされることがあります。
最悪の場合入店できないことも。(海外って結構服装に関して厳しいよね ( ̄◇ ̄;)
カジュアルすぎる格好で高級店へ行くのはお店に対して失礼な事であると考えられているので、お店側にとっても自分たちにとっても嫌な思いをする事になります。
アフタヌーンティーはディナーとは違ってそこまで厳しくはないですが、ある程度きちんとしていて損な事はないので。
スーツケースにワンピース一枚とちょこっとヒールのある靴を忍ばせておきましょ。
おわりに
アフタヌーンティーの発祥の地であるイギリス。イギリスを訪れる際はぜひ、本場のアフタヌーンティーを楽しんでみてくださいね。
ロンドンといえば「食事が美味しくない」事で有名ですが・・実はアフタヌーンティー以外にも美味しいものがある!
特にローストビーフやフィッシュ&チップスはすっごくおすすめ!
実際に訪れた中で本当に美味しかったお店をレポしたこちらの記事もどうぞ🌸
ではでは楽しいロンドン旅行を!