“イギリスの食事は世界一まずい” とよく聞きますが、本当にまずいのかって話。
実際イギリスに行ってみた結果・・
イギリス料理は不味い?
イギリス料理はまずいものが多い。
申し訳ないけどお世辞にも美味しいとは言えないものが多かったです・・( ̄▽ ̄)
美味しいお店はすごく美味しいけど、美味しくないお店の破壊力がすごい。笑
私は友人と二人でロンドン旅行へ行ったのですが、友人はイギリス料理がほとんど食べられずにホテルの部屋で日本から持ってきたカップラーメンを食べていた程‥
ちなみに私は好き嫌いが一切ありません。今まで生きてきた中で食べられなかったものは片手で足りるくらい。
それでも食べられない料理がイギリスにはありました( ̄▽ ̄)笑
ミートパイ
とにかく私の中で《これはやばい・・》と思ったのがミートパイ。笑
ミートパイはイギリスの伝統料理で、ヨーロッパ各国で食べられています。
でもイギリスのミートパイはなんかちょっと他と違うような・・
ナイフとフォークでミートパイを切り開いて食べるのですが、ミートパイを開いた時の謎の臭さ(?)に驚いて一回切ったものを閉じました。笑
一口食べてみたけど、食べてみても何の肉なのかわからない。
とりあえずくさい。笑
パイの中に臭みが凝縮されてる。。
付け合せは大量のポテトと、さらに大量のグリーンピースのみ( ̄▽ ̄)
出てきた瞬間なんか全体的に茶色いな〜って思う色合いでした。
味も見た目も悪ければ、栄養バランスなんて考えられたものじゃない。笑
色々衝撃だったイギリスのミートパイ。
ロンドン旅行は私にとって初めてのヨーロッパ旅行で、初めて口にしたのはこのミートパイでした。
フィッシュ&チップス
イギリスの名物といえばやっぱりフィッシュ&チップス。
フィッシュアンドチップスの美味しさは、お店によって全然違う!
美味しいお店のものはすごく美味しいし、美味しくないお店のものは本当にまずい。
イギリス料理は下処理をしない事が多く、使用している魚の種類によってはかなり臭みがある事もあるそう。
美味しいものは「フィッシュ&チップスってこんなに美味しいものだったのか」と感動するくらい美味しいし、
まずいものは日本のカラオケのフードメニューより不味い。
だからお店選びや下調べが本当に重要。
実際に訪れてみて美味しいなと思ったフィッシュ&チップスのおすすめ店はここ!
臭みもなくふわふわサクサクで美味しかった!しかも安い。
イギリス料理がまずい理由
イギリスの料理はまずいまずいと言うけど、なんでまずいのか( ̄ー ̄ )
それにもまた理由があるようです。
◼︎ 食に無関心
やっぱりなんだかんだイギリス人は食に無関心というか、”美食” というものに興味がない人が多いみたい。
美味しいものを作ろうとする人たちは「どうやったら美味しくなるか?」という事を考えて料理する。
でもイギリス人にはそういう考えがあんまりないらしい。
食べられるならとりあえずOK!みたいな感じだそうです。
◼︎ 火が通ってればOKという価値観
お肉を柔らかく焼いたり、魚の旨味を活かしたりということはあまりせず、とりあえず火を通せばOK!らしい。
料理基準は『美味しい・不味い』ではなくて、『食べられる・食べられない』なんですねきっと。
そういう生き方もあると思うし、シンプルな考え方で結構好きだけどね!
◼︎ 味付けは塩があればオッケー
様々な調味料を使って味付けをしたり、スパイスを入れたり、隠し味を入れたり・・
イギリスではそんな事はしない。
味付け?塩!以上!
でもねたぶん塩だけで美味しいのは素材が良いものだけなんだと思う。
正直私はハワイ料理もあまり美味しいと思った事がないけど、素材が良くないなりにガーリックでちゃんと誤魔化してるし。笑
この記事を書いてて気がついたけど、イギリス料理は不味い以前に素材が悪いのかもしれないですな。
◼︎ 料理の下処理をしない
イギリス人はお肉やお魚を調理する時に臭みを取ったり、予め下味を付けておく事をしないらしい。
これがきっとミートパイの臭さの原因なんだろうな。
野菜を水にさらすとかも多分しない。
これいつ切った野菜だよ!?っていうのが普通に出てくる。笑
料理の下処理って結構重要ですよね。
美味しいイギリス料理もある
これだけまずいまずいと言われているイギリス料理ですが、美味しいお店もちゃんとあります。
事前に下調べをすれば美味しいものを食べられますのでご安心を。
初めて訪れた時はイギリス料理の不味さに洗礼を受けたけど、2回目のロンドン旅行ではきっちり下調べをしたので美味しいイギリス料理を食べることができました!
ローストビーフ
イギリスのおすすめ料理といえば、ローストビーフ!
ローストビーフは実はイギリス発祥の料理で、伝統的なイギリス料理です。
イギリスのローストビーフは本当に美味しい。イギリスを訪れたら絶対に一度は食べた方がいい料理No. 1。
ロンドンで美味しいローストビーフを食べるなら絶対ここ。ロンドン最古のレストラン「ルールズ」
ちなみにイギリスでは、ローストビーフは日曜日のランチに食べる『SundayRoast』が主流だそう。
イングランドの中流階級の使用人は昼食を主要な食事(dinner)としていた事から『Sunday dinner』とも呼ばれています。
アフタヌーンティー
アフタヌーンティーはイギリス発祥のお茶の文化で、紅茶と一緒にお菓子や軽食をいただくもの。
近年は日本でも人気がありますね。
元々は上流階級の間で広まっていた習慣で、夜19〜21時頃にオペラ鑑賞をする前の腹ごしらえとされていました。
今では階級にかかわらず一般的に親しまれており、富裕層とか庶民とか関係なく多くのイギリス人が楽しんでいます。
とはいってもやっぱりアフタヌーンティーはセレブ感がありますね。
アフタヌーンティーはただお茶やお菓子をいただくだけでなく、内装や食器・テーブルコーディネートやお花などを含めて楽しむもの。
そのため、イギリスを訪れるなら高級ホテルのティールームで本場のアフタヌーンティーを楽しむのがおすすめです。
人気のお店は「ロンドンでおすすめのアフタヌーンティー5選」にまとめました。
サンドイッチ
結構美味しかったなと思ったのはサンドイッチ。
Photo:www.dad.info
サンドイッチだけはどこのお店で食べてもだいたい美味しくて、1回目のロンドン旅行の後半戦はほとんどサンドイッチばっかり食べていました。笑
パンの外側を少し焼いたものが特に美味。
実はサンドイッチもイギリス発祥の食べ物なんです。
18世紀頃に賭け事が大好きなサンドイッチ伯爵が、賭け事をしながらご飯を食べられるようにパンに具材を挟んで食べ始めたのが始まり( ´ ▽ ` )
(『クラブサンド』と呼ばれる事もありますが、これはアメリカ・ニューヨークにあるカジノサラトガクラブ(Saratoga Club)が後々流行らせた名称です)
おわりに
イギリス料理はまずいかと聞かれたら、すごく美味しいものもあればすごくまずいものもある。と答えます。笑
美味しいものを食べたいなら事前の下調べが本当に大事!
ふらっと適当に入ると悲惨な目に遭うので、しっかり調べてできれば予約もしっかりして行くのがおすすめです。
ちなみに私が初めてロンドンを訪れた時は、食事の不味さも衝撃でしたが
私ハリーポッターで有名なキングズ・クロス駅にある 9と4分の3番線が工事中だったのがもっとショックでした笑
代わりに簡易的なフォトスポットが駅の端っこにありました笑
下調べ、大事!笑
せっかく訪れるなら、ぜひ楽しいイギリス旅行を🌸