今回ご紹介するのはバルト三国の一つであるエストニアの首都タリン。
タリンの旧市街はまるでおとぎ話の世界のような可愛らしい街並み。
さらにヨーロッパでありながら物価も比較的安いという、是非とも旅好き女子たちにはオススメしたい国の一つなんです。
タリンはフィンランドのヘルシンキからフェリーで2時間で行く事ができるので、フィンランドからの日帰り旅行も可能。
Rataskaevu 16
そんなタリンの旧市街にある、予約必須の人気レストランがこちら『Rataskaevu 16(ラタスカエヴ 16)』
エストニアのベストシーズンである6月〜8月の当日予約はなかなか厳しいので、数日前に電話するか、数日滞在するのであれば初日に直接行って予約して後日再訪するのが良いと思います!
実際私も初日にダメ元でランチに行こうとしたら、案の定予約でいっぱいで2日後のランチを予約しました。
(次の日はお隣の国ラトビアへ行き、2日後にタリンへ戻ってくる予定だったのでバッチリでした)
店内はセンスのいい落ち着いた空間ながら、子供が遊べるキッズスペースもあるので小さなお子様連れでも大丈夫です。
サーバー達がテキパキと動く姿に好印象を受けながらさっそく料理をオーダー。
エストニアのレストランでは大体はじめに黒パンがお通し感覚で出てくるのですが、少しの酸味と甘さが絶妙でお気に入り。
Rataskaevu 16の黒パンもクセになるお味でした!
注文したのはきのことポテトのサラダ、サーモン、そしてビーフ。
北欧に来たらやっぱりサーモンは外せません。ふっくら肉厚で脂の乗ったサーモンは北欧ならでは。
こちらでも高価ないくらがたくさん乗っているのも嬉しい。
さらに北欧は魚だけでなくお肉のポテンシャルも高いのです。
ミディアムレアの柔らかい上質なビーフに、ポルチーニとトリュフのソースと赤ワインベースのソースがよく合います。
使っている器、盛り付け、素材の新鮮さ、味、値段、サービス含めて評価が高いことが納得できるレストラン。
北米もそうですが、北欧のレストランも大抵一皿が結構なボリュームがあるので途中で飽きてしまったり食べきれないこともしばしばあるのですが、ここのレストランは量も日本人にちょうどいい量でした。
そしてサービスの質の高さが◎
スタッフの気遣いが細やかで、いいサービスに慣れている日本人の私たちにも満足できるサービス。
Rataskaevu 16はサーバー人気もNO.1のお店で、みんな高い意識と誇りを持って働いているのが伝わりました。
食事が終わりお会計をお願いした時、なかなか伝票を持ってきてくれなかったので遅いな〜なんて思っていたらレシートにはこんな可愛いメッセージが。
だから遅かったのね!と納得。そして感動。
観光客=リピートには中々繋がらないお客相手にも、また来たい!と思わせるこういった心配りもまた評価の高い理由の一つなんですね。
料金
料金は日本円で約6,500円でした。
ビールとワイン、前菜1品、メイン2品頼んで2人でこの価格!
サービス料も含まれており、チップを追加する必要もないのでお得だと思います。
ぜひタリンを訪れた際には足を運んでいただきたいレストランです♪
お店の情報
Rataskaevu 16
住所:Rataskaevu 16, 10123 Tallinn, エストニア [地図]
営業時間:月〜木 12時〜23時・金土 12時〜0時
電話番号:+372 642 4025
webサイトはこちら(英語)
Von Krahli Aed
もしRataskaevu 16の予約が取れなかった時は、同じ並びにあるレストラン『Von Krahli Aed』もオススメ。
タリンの伝統料理がワンプレートで味わえるこちらのメニューが人気です。
店内の雰囲気も素敵。
お店の情報
Von Krahli Aed
住所:Rataskaevu 8, 10130 Tallinn, エストニア [地図]
営業時間:12時〜0時
電話番号:+372 5859 3839
オンライン予約はこちら(英語)
エストニアの観光情報
♦︎ ビザは必要?
日本国籍の方は、以下の条件を全て満たすことでエストニア共和国の無査証(ビザなし)入国が認められています。
渡航目的 | 観光、商用、外交・公用 |
滞在期間 | 180日間内でトータル90日以内 |
旅券の必要残存期間 | シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上 |
旅券の未使用査証欄 | 連続2ページ以上 |
入国時に必要なものは以下の2つ。
・出国用の航空券
・海外旅行傷害保険の加入証書
エストニアに入国する全ての外国籍(日本人含む)の方は、入国時に海外旅行傷害保険への加入が必須です(滞在期間をカバーするもの。クレジットカード付帯も可)
♦︎ ベストシーズンは?
エストニアのベストシーズンは6月〜8月。この時期は22時くらいまで日が長く夜遅くまで明るいので旅行しやすいです。
♦︎ エストニアの物価は?
エストニアの物価は日本より少し安いくらい。ヨーロッパの中では物価が安いです。
♦︎ エストニアの治安は?
エストニアは治安的が良いので、女性同士での旅行も安心。
♦︎ エストニアの通貨は?
エストニアの主要通貨はユーロ。北欧ではどこでもクレジットカードが使えますが、多少の現金もあった方が安心。
♦︎ 旅行日数は何日必要?
タリンは小さな町なので、日帰りまたは1泊か2泊で十分だと思います。
エストニアへの行き方は?
日本からエストニアへの直行便はありません。一般的な行き方は、フィンランドもしくはトルコでの乗り継ぎ。
フィンランド経由
日本からフィンランドのヘルシンキへの往復航空券(ヘルシンキへの所要時間は直行便で片道約9時間半)を購入し、ヘルシンキからタリンへはフェリーで往復(最短2時間)するのが最もおすすめ。
フェリー会社は複数あり、ターミナルや金額などもそれぞれ異なるので好きなフェリーを選べます。
有名なのはタリンク・シリヤライン
こちらはフェリーというよりも豪華客船で、中にはショッピングコーナーや複数レストランやバー・カジノなどが常設されており、宿泊できるお部屋もあります。
料金は安い時期なら日帰りだと40ユーロほどで往復できます(約5,000円)
もう一つはエケロライン
ランクはタリンク・シリヤラインよりは劣りますが、施設は2時間の旅には十分(グレードが少し落ちるだけで施設自体はほぼ変わらないかと)
その分金額は下がり、日帰りだと25ユーロほどで往復可能。(約3,000円)
私は行きはタリンク・帰りはエケロラインを利用しましたが、どちらも揺れもほぼなく施設も充実していて快適でした。
おわりに
まだ日本人にはあまり馴染みのないエストニアですが、ヘルシンキから行きやすいこともあって近年日本人の観光客も少しずつ増えています。
(ヘルシンキの旅行記も参考にどうぞ)
特に女性はきっと好きだと思います♡
他の国へふらっと日帰りできてしまうのもヨーロッパの魅力の一つ。
次の旅行先の候補に入れてみては?