今回は人気観光地ローマ🇮🇹
観光スポットを1日で効率良く&女性の足でもまわれるおすすめのモデルコースをご紹介します。
初めてローマを訪れる方にもおすすめ。
10cmヒールでも歩けたので、女性でもきっと大丈夫!笑
ローマ1日観光モデルコース
まず、今回この記事で紹介しているモデルコースをマップ上に書いてみました。
私のおすすめコースは、①バチカン市国から出発し
②サンタンジェロ城
③ナボナ広場
④パンテオン
⑤トレビの泉
⑥スペイン広場
と徒歩で移動するルート。
そのあと少し離れた所にあるコロッセオと真実の口へ。ここだけ電車で移動します。
ゆっくり観光しても1日でまわれて、街中を散策しながら歩けるのでおすすめ。
それぞれの観光スポット詳細と移動中の景色をちょこっとご紹介しますね。
(A) バチカン市国
ローマ観光は、まずは世界で最も小さい国「バチカン市国」からスタートするのが個人的におすすめ。とても効率よ周遊できます。
バチカン市国へのアクセスは地下鉄A線のオッタヴィアーノ(Ottaviano)駅から徒歩10分。
バチカン市国は国全体が世界遺産に認定されており、小さいけど見所もいっぱい。
サン・ピエトロ大聖堂や世界最大級のミュージアムであるバチカン美術館、システィーナ礼拝堂に描かれた「最後の審判」という作品が特に有名です。
バチカン市国の面積は、なんと東京ディズニーランドよりも一回り小さいそう。
国の小ささを感じさせないくらい大きく迫力ある建物に圧倒されます。
一つ注意しておくべき事は、バチカン市国は衝撃的なくらいに混んでいることw 入り口ですらこの混み具合。
チケットを購入するまでに長蛇の列に並ぶので、無駄な時間を使わないために日本から事前予約するのがおすすめ。
バチカン美術館とシスティーナ礼拝堂への優先入場ができる事前予約サイトはこちら(日本語でOK)
バチカンからサンタンジェロ城へ
お次はバチカン市国からサンタンジェロ城へ。徒歩8分です。バチカン市国東側にある正門から出発します。
正門前の広場にジェラート屋さんがあったので早速食べました。
この近くのワゴンで買ったコーラはなんと1缶400円!w
川の方に向かってひたすら歩き、川に突き当たると左手にサンタンジェロ城が見えてきます。
(B) サンタンジェロ城
サンタンジェロ城(Castel Sant’Angelo)は、映画「ローマの休日」の舞台になった本物のお城です。
映画の後半に出てくるダンスパーティーのシーンを覚えていますか?
あの会場の撮影地になったのがこのサンタンジェロ城。
アン王女とジョー・ブラドリーが川に飛び込んで、二人の距離を縮めるシーンが有名ですね。
サンタンジェロ城は今から約1900年近く前に建てられた歴史あるお城で、内部もかなり老朽化が進んでいます。
有料ですが内部見学もできるのでぜひ。
頂上からはローマの街並みを一望できます。イタリアは高い建物がなくて、日本とはまた全然違う景色です。
お城内部の詳細はこちらの記事をどうぞ。
実は、サンタンジェロ城はバチカン市国にあるサン・ピエトロ大聖堂と秘密の地下通路で繋がっているという有名な都市伝説もあります。
なんだかワクワクしますねえ。
サンタンジェロ城からナボナ広場
お次のサンタンジェロ城からナボナ広場へは徒歩5分。
まずサンタンジェロ城正面にある橋(お城に登ると見えるこの橋)を渡ります
橋を渡りきった所にある信号を渡って、さらにまっすぐ進みます
路地裏を歩いていきます。
ローマは観光スポット間を歩いて移動する人が多いので、路地裏でも人が多いです。
このあたりの道結構好きだなあ。
オードリーヘップバーンの写真が飾られたお洒落な店や、可愛い洋服やさんや香水屋さんがあって楽しい。
小さな個人店みたいなお店も多くて雰囲気も良いです。
ここでもまたジェラートをたべました 笑
イタリア観光では、観光スポットを周る毎にジェラートを食べました ( ´▽`)
(C) ナボナ広場
5分くらい歩くと「ナヴォーナ広場」に到着します。
このあたりはローマで一番有名な朝市が開かれている所。
(またジェラート食べてる)
ナボナ広場の真ん中には、世界にある4つの大河(ナイル川・ガンジス川・ドナウ川・ラプラタ川)を擬人化した噴水も
(私の足の筋肉の方が気になるかも)
ナボナ広場にはレストランやカフェがたくさんあるので、ここでランチするのもおすすめ。テラス席が多く開放的です。
私は↑これを見て「テロだ・・・」と慌てましたが、何かの撮影だったみたいですw
ナボナ広場はよく映画やドラマのロケ地としても使用されているようですね。
(D) パンテオン
ナボナ広場からちょこっと歩いた所にあるマルス広場にあるのが「パンテオン」
元々はローマ神を奉る万神殿であり、現在ではキリスト教の聖堂となっています。
この大きさ、写真で伝わりますかね・・?
ドーム頂上にある太陽の光を採り入れる天窓が特徴で、当時では難しいとされていた技法が使われています。
想像よりも遥かに大きくてびっくり。
聖堂内には木製の椅子があるので、ここでちょっとひと休憩しました。
(E) トレビの泉
パンテオンからさらに東へ7分程歩いて行くと、ローマで最も有名な観光スポット「トレヴィの泉」に到着します。
トレビの泉は古代ローマ時代に作られたローマで最も大きな人工噴水です。
綺麗で繊細な噴水ですね。ローマを訪れたら一度は寄るべし。
ここはとにかく人が多い!
あまりにも人が密集しすぎてませんかw
スリ多発スポットでもあるので要注意。
トレビの泉に後ろ向きでコインを投げ入れると願いが叶うという言い伝えがあり、叶う願いはコインの枚数によって違います。
1枚→またローマに来ることができる
2枚→大切な人と永遠に一緒に居られる
3枚→恋人や夫・妻と別れることができるw
人混みの中大勢の人が後ろ向きにコインを投げるので、頭にコインがたくさん当たります( ̄▽ ̄)笑
(F) スペイン広場
トレビの泉から北の方へ5分程歩いていくと、こちらもまたローマの有名な観光地「スペイン広場」に到着します。
ローマの休日でも最も有名な、アン王女がジェラートを食べるシーンが撮影されたのはここ。
(スペイン広場は飲食禁止なので、ここでジェラートを食べる事はできませんw)
スペイン広場といえば、トリニタ・デイ・モンティ教会に続く大きな階段(通称スペイン階段)が有名ですね。
階段の頂上からの景色も綺麗です。(今はエレベーターでも登る事ができます)
イタリアなのにスペイン広場。混乱しますよね。名前の由来は近くにスペイン大使館がある事から来ているそう。
イタリアには物売りが多いですが、スペイン広場周辺はさらに多いです。
中でも薔薇の花束を売りつけてくる中東系の人が多いので注意。
私もボーッとしてたらいつの間にか手にバラを持たされていました(日本語で大声出したらどっか行きました 笑)
断らないとお金を要求されるので注意してくださいね。
スペイン広場からコロッセオへ
さてさて、ここまで来たら一旦徒歩での散策はおしまいです。
スペイン広場の最寄駅である地下鉄A線のスパーニャ(Spagna)駅からテルミニ(Termini)駅で乗り換え、地下鉄B線のコロッセオ(Colosseo)へ向かいます。
所要時間は10分くらいかな?
ローマの地下鉄はちょっと薄暗いけど、日本の電車よりも分かりやすいです。
コロッセオ
イタリアといえばやっぱりここ!
世界遺産にも登録されている、約2000年前に建てられた大きな闘技場コロッセオ。
約5万人を収容できるサイズというから驚き。写真で見ているより遥かに大きいです。内部見学もできるのでぜひ。
閉場時間は時期によって違い、4月〜8月は19:15まで、それ以外は17時頃には閉まってしまうので注意。
10月〜2月は16時半までとかなり短いです(※最終入場は閉場の1時間前まで)
コロッセオだけでなく、古代ローマ帝国の政治経済の中心地といわれる「フォロ・ロマーノ」や
ローマ発祥の地と言われ、歴代ローマ皇帝が住んでいた、コロッセオを一望できる「パラティーノの丘」も見所。
コロッセオもまた大変混み合うので、事前にチケットを購入しておくのがおすすめ。
コロッセオの優先入場チケットはこちらから日本語で購入できます(パラティーノの丘とフォロ・ロマーノ入場付き)
真実の口
最後は真実の口。
ここもまたローマの有名観光スポットで、ローマの休日にも登場しますね。
真実の口の場所はコロッセオ駅のお隣にある、地下鉄B線のチルコ・マッシモ(Circo Massimo)駅から徒歩10分。
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会(Santa Maria in Cosmedin)の外壁にあります。
口に手を入れると、嘘つきの人は手を抜く時にその手首を噛み切られたり、手が抜けなくなるという言い伝えがあります。
おわりに
以上、1日で観光できるローマのおすすめモデルコースをご紹介しました。
ローマは各観光スポット間がかなり近いので、徒歩で周遊するにも丁度良い距離。
もっとゆっくり周りたい!という方は、2日に分けて観光するのがおすすめです。
有名観光スポットはもちろんですが、移動の間の街並みも楽しめるのがローマの魅力でもあります。
今回私は何故か10cmのヒールで行きましたが(笑)、それでも十分歩けました。
ヨーロッパの地面は石畳なのでピンヒールは絶対にNGですが、多少ヒールがある靴の方が歩きやすいかも・・
地面が固すぎて足が痛くなるので。ウエッジソールとかがおすすめ。
ヒールで歩いた私よりも、ぺたんこの靴で歩いた彼の方が瀕死状態でしたし(笑)
服装や持ち物についての詳細は#海外旅行での服装のページをどうぞ。
では、楽しいイタリア旅行を🌸