アジアNo. 1とも言われる絶景ビーチリゾート『ピピ島』。
プーケットからクルーズ船で島を周遊&シュノーケリングを楽しむコースが本当におすすめ!
(2019年1月追記)
※現在、ピピ島で一番綺麗なビーチ「マヤベイ」は周辺の環境保全のため上陸が禁止されています。(ボート上からの観覧はOK)
いつまで入島禁止になるかは今のところ未定。これからプーケットへ行かれる方はご留意を。
ピピ島(Phi Phi island)
2000年に公開されたレオナルド・ディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ(The Beach)』の舞台になった事でも有名な、アジア屈指の絶景ビーチリゾート 『ピピ島』。
実はピピ島って、いくつもの島が集まった諸島の事を指すというのをご存知でしたか?
私はてっきり『ピピ島』という島が存在するのだと長年思っていましたw
ピピ諸島(Koh Phi Phi)は北のピーピー・ドーン島を中心に存在する4つの島と、
南のピーピー・レイ島を中心にある5つの島で成り立っています。
ちなみにドン=人が住んでいる・レイ=人が住んでいないという意味があり、その名の通りピーピー・レイ島には人が住んでいないそう。
ピピ島の場所はお隣のプーケットから船で45分、タイ南部のクラビー県に位置します。
ピピ島行きツアー
私たちはプーケットに滞在していたので、プーケットの港ロイヤルプーケットマリーナから出ているピピ島行きツアーに参加しました。
(日本から事前に予約しました)
ホテルからマリーナへの無料送迎も付いているので、ドライバーさんが私たちをホテルのロビーで待っていてくれました。
港についてツアーに関する説明を受けた後、船に乗って出発します🚣
ちなみに船の待合所にあるお茶はコーヒーは無料。(船酔いしやすくなるのでコーヒーは飲まない方がいいかも)
『ザ・ビーチ(The Beach)』のアメリカ映画の影響かプーケットやピピ島は欧米人にすごく人気があるようで、この日参加したツアー客の8割が欧米人でした。
ここがタイである事を忘れてしまいそうな程アジア人観光客が少なくてびっくり。
カイ島(Kai Island)
船に乗って15分程で小さな無人島『カイ島』に到着しました。※ここはプーケットの近くにある島で、ピピ島ではありません。
カイ島は3つの島でできていて、今回訪れたのはその中の『カイナイ島(Khai Nai Island)』。
小さな島ですが、海の家みたいな建物がいくつかありレストランや洋服屋さん、雑貨屋さんなどがあります。
水着や洋服・ビーチグッズも売っていて、安くて可愛いものもたくさんあります。
ビーチではジェットスキーやバナナボートなどのマリンスポーツも出来るので、希望の場合はその場で申し込んでお金を払います。
カイ島での滞在時間は30分くらいだったかな?
その間私たちは島の東側のビーチで海水浴をしたりアイスを食べたりしました。
カイ島の海も透明度が高くて綺麗です。波が穏やかなので小さい子供も多かったです。
カイナイ島を満喫した後は再び船に乗ってピピ島を目指します。
モンキービーチ
ピピ島周辺にある『モンキービーチ』もまた人気のスポット。ここには野生の猿が多く生息しています。
見た目は可愛いですが結構凶暴で噛み付いたりするそうなので、あまり近づかないようにとガイドさんから念を押されました。
日本人は結構見慣れている光景ですが、欧米人からすると猿ってすごく珍しいようで、かなりはしゃいでいる外人さんも多かったです。(写真を撮ってくれええ!と言われてしばらくカメラマンに扮してました 笑)
観光客が残していったものらしきペットボトルの飲み物を飲むお猿さん。賢いですね。
ただしこのお猿さん達、実はかなりの菌を持っているので本当に注意してくださいね!
噛まれると高確率で狂犬病になります😢
日本に帰国してからも狂犬病のワクチンを5回程打たなければならず、ワクチン接種を受けなかった場合は確実に死に至るそう。。
私の友人が以前ここで猿に噛まれました。
すぐにワクチンを打ったので大事には至らなかったそうですが、ワクチン代もかなり高額だったそうです‥
あまり近づきすぎないように!
ピピ・ドン島
ピピ島で一番大きな島、ピピ・ドン島に到着です。
ピピドン島には住居もあり、ここに暮らしている方もいます。
自然が多く残る中に人々が共存して暮らしている島の雰囲気が、なんだかちょっとハワイの郊外みたいな🌺
写真の奥に見えるレストランで昼食タイムです(ランチはツアー代金に含まれています)
ランチビュッフェはタイ料理が中心で、メニューが豊富にありました。
タイ料理って美味しいですよね!
ちょっと辛くて、癖になります。フルーツもすごく新鮮で美味しかったです。
ピピ・レイ島
お次は人が住んでいないピピレイ島へ。
(レイ=人が住んでいないという意味)
人が住んでいない分、海の透明度は桁違いに上がります。ピピ・ドン島周辺より綺麗です。
ピピ島ツアーの最大の見所はここから始まります。
バイキングケーブ
こちらはバイキングケーブという名の通り、昔海賊がこの地に住んでいた跡が残る「海賊の洞窟」。
入り口からは想像できない程奥は広くなっているそうです。
バイキングケーブは船から降りずに船上から眺める観光スポットです。
船の上から観覧して次へ進みます。
ピレーラグーン
少し進むと、海の色が突然ものすごく綺麗になってきました‥!
こちらがピレーラグーンと呼ばれる透明度の高い湾です。
何メートルあるかも分からない大きな岩場とエメラルドグリーンの海とのコントラストは、中々目に掛かる事のできない絶景です!
綺麗な海というのは世界中にいくつも存在しますが、こういった壮大な自然と共存する美しい海を見る事ができるのがピピ島の魅力だと思います。
船の上から海底が見える程透き通っています。本当に綺麗。
シュノーケリング
さらに進んだ所にあるひらけた湾がシュノーケリングスポット。
ピレーラグーンに比べると透明度は高くありませんが、こちらも綺麗です。
シュノーケリングセットはツアーの船内で貸し出しがあるのでそちらを利用しました。
希望者にはライフジャケットの貸し出しもあります。
海の中には魚がいっぱい泳いでいます。
シュノーケリング時間は30分。泳いでもいいし船の上で休憩していてもいいし、自由に過ごしてOKです。
海の中も綺麗ですが、ライフジャケットを着てぷかぷか海面に浮かびながら景色を眺めているのも気持ち良いです。
私はしばらく仰向けで浮かんでましたw
この大自然をプカプカ浮かびながら眺められるのって素敵。
最高の時間でした。
マヤビーチ
シュノーケリングのあとは、いよいよマヤビーチへ!
こちらは海外旅行好きの人におすすめしたい映画!の中でも紹介している、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ(The Beach)』の舞台になった場所。
ピピ島で一番有名なビーチです。
人多っ!
プーケットやピピ島のベストシーズンは11月〜3月で、この日は2月前半だったのでかなり混雑していました。
訪れる前は幻のビーチといった印象があったのですが、いまや立派な観光地です。
この綺麗なビーチを見るために、世界中から観光客が集まってくるんですね。
水の色がすごく綺麗✨砂浜も真っ白。
マヤビーチへはサンダルや靴は船の中で脱いで、裸足で上陸します。
こうやって皆が協力する事で、綺麗なビーチが保たれているんですね。
たまたま空いた瞬間に撮れた奇跡の一枚
マヤビーチ、綺麗すぎる・・😭✨!
ぷるんぷるんのゼリーみたいです!(語彙力がなくて上手く伝えられません笑)
上から見るとこんな形になっていて、丁度真ん中の部分がマヤベイです。
崖を切り開いた所にビーチがあるような形になっているので、あまり見かけない不思議な地形です。
意外にも砂浜部分は結構狭い。
マヤビーチは下の写真にある右の山の陰になっている場所にあるため、15時過ぎ頃になると日陰になってしまうので注意してくださいね。
ツアーの予約・料金
今回私達が利用したのはピピ島のマヤベイツアー<カイ島・バンブー島経由>です。
ツアー代金に含まれているのは
・往復スピードボート代
・ランチビュッフェ
・シュノーケリングセット・ライフジャケットの貸し出し
・国立公園使用料
・ミネラルウォーターやコーラなどのドリンクは飲み放題
・船内でのスナックなど
・ホテルまでの往復送迎
ピピ島2島&カイ島&マヤベイをまわるコース※英語ガイド で、
料金は大人一人約8,431円でした。(今なら40%OFFで利用できます)
個人手配で船を予約して島を巡る事もできますが、港まで自力で行って現地語で直接値段交渉するのはかなり面倒。
港までの往復送迎やランチなども含まれている事を考えると、やっぱりツアーの方が楽だし安全だしお得です。
おわりに
自然いっぱいのピピ島、想像以上の綺麗さでした!
海だけではない自然を満喫できるのも、ピピ島の魅力です。
ピピ島は日本からもそんなに遠くはないので、3~4日あれば行く事ができます。
次の旅行は是非、ピピ島へ行ってみてください⭐︎