実は私は東京があまり好きではないんだ。狭い土地に統一性のない建物がごちゃごちゃ並んでいるのが苦手で (*´-`)
そんな自分達が都内で唯一宿泊したいと思ったのがアマン東京。
アマン東京は一番狭い客室でも70平米以上という、都会のど真ん中とは思えない程に空間を贅沢に使っている開放的な造りが特徴。
本来なら客室に出来るスペースまでぶち抜いて造られた広すぎるロビーに驚いたよ。すごいよアマン。
アマン東京のロビーが素敵
アマン東京に到着〜
車寄せに車を停めた瞬間、スタッフ3人がかりで荷物とトランクの中のベビーカーを俊速で運び出してくれました。バレーサービスでそのまま車をお預け。
アマン東京の駐車料金はバレーサービスを含めて一泊5,000円。
大手町タワーの33階から上がアマン東京になっていて、ロビーも33階にあります。
広い。本当に広い。今までこんなに広いロビーがあるホテル見た事ない!広すぎて私の技術じゃ写真に収められませんな‥
ロビーにある生花もこんなに豪華で大きいものは見た事ないよ。写真じゃ伝わらないね。
アマンは元々リゾートホテルがメインで、東京が初の都市型リゾートなんだよね。
他のアマンではロビーに必ずインフィニティープールがあるんだけど、アマン東京はプールがない代わりにお花の下の石の部分に水が流れていて、プールをイメージしたデザインになっているらしい。
「本来なら客室を造れた部分をロビーに使いました」とスタッフのお姉さんが教えてくれました。そこまで振り切っていると好きになっちゃうよアマン。
和紙をイメージして造られた天井は最上階部分まで吹き抜けになっていて、ものすごく天井が高く言葉で言い表せない程の開放感があります。
これは個人的な感想だけど、都心部のホテルのロビーは豪華なシャンデリアで誤魔化しがちな中(誤魔化してる訳じゃないと思うけど笑)アマン東京のロビーを見て、空間を贅沢に使うっていう事が真の贅沢なのだと思い知らされたよ。
客室に使えるスペースをぶち抜いてロビーの天井高くするってもう一体どういう事だよ‥w
他にもレセプションデスクにある樹齢250年のクスノキが使われた一枚板のテーブルなどロビーだけでも見所がたくさんあってロビーだけでちょっと感動する。もちろんロビーからの景色もとても良い!
コロナ禍のチェックイン
アマン東京のチェックイン時間は15時〜。15時半くらいに行ったら結構空いていてすぐにチェックインできました。
ロビーのソファで一通り軽く館内の説明があった後、ルームサービスのメニューが読み取れるQRコードなどが入った封筒を貰いました(コロナ対策としてお部屋のメニュー表などを一時的に撤廃しているため)
この封筒の中にはマスクとマスク置きも入っていたよ。
コロナ禍なのでロビーでのチェックインはササッと終わり。すぐにお部屋に案内されました。普段のチェックインでもこれくらい簡略的でもいいのになあと思う色々面倒くさがりな私です。
アマン東京デラックスルーム
今回宿泊したお部屋は307号室。皇居側にある最上階から一つ下の階のデラックスルーム(キング)のお部屋です。
写真だとどうしても狭く写ってしまうんだけど、かなり広い!天井も高くて窓が大きい。一番狭い客室でも70平米以上あるとはさすがアマン。。
ウエルカムスイーツ&ドリンク
お部屋のテーブルの上に用意されていたウエルカムスイーツ
上の段がアマンのチョコ、下の段が葡萄です。旬の美味しいフルーツがウエルカムアメニティで出てくる所が粋だと思う!
これもまた今まで宿泊したホテルのウエルカムスイーツの中で一番美味しかったんですわ。。( ´ ▽ ` )
特にこのチョコ美味しすぎる
お部屋に入ってすぐこんなに美味しいものが出てくると、ときめく。w
ウエルカムドリンクは本来はラウンジで提供されますが、今はお部屋の冷蔵庫の中に用意されています。
普段のチェックインの時に提供される青梅ジュースも美味しそうだけど、コロナ中はアマン特製のフルーツジュース。私はこっちの方が嬉しいな。
お部屋の眺望
そしてアマン東京で一番楽しみにしていたのがこの眺望。
上から皇居を眺めたのは初めてです。国会議事堂も見えました。皇居の森の中を見ていたら馬に乗って歩く人の姿が見えたよ。
昼は都会のど真ん中に佇む広大な緑、夜は新宿のあたりのキラキラした夜景が見えるこの景色に惹かれアマンを選びました。
何か見えたのかな?パパにお話してる。
富士山もくっきり見えました。綺麗ー!
お部屋の内装
アマン東京はロビーといい客室といい、とにかく造りが好き。
お部屋の中に2段の階段がある割と珍しい造りで、この段差が賛否両論あるんだけども、私はこの段差は必要だと思うっ
客室内に高低差がある事で、お部屋の一番奥にある書斎から窓側を眺めた時に窓に向かって緩やかな下り坂のようになっていて、書斎、ベッド、テーブル、お部屋のどこにいてもこの景色が綺麗に見えるようになっているの。眺望を最大限に生かせる造りになっているんだよ‥!
▲書斎から窓を眺めるとこんな感じ
視覚的な解放感を大事にするっていうのはとても重要な事だと思う◎だからと言って自分の家の中に段差があったら毎回昇り降りが面倒だから嫌なんだけどね(笑)だからこそホテルでこういう珍しい造りになってると嬉しいんだよね。
あと、景色の良いホテルは多いけど、ベッドに腰掛けた状態でも景色が見えるホテルって意外と多くはないんだよなあ
ここはベッドに入ってさあ寝よう、って時にベッドに座った状態から綺麗な夜景が見えます。目が覚めるくらい綺麗。寝る直前にいい景色を見るって最高だと思う。
▲ 綺麗な眺望を遮っていないいないばあを見る娘w (夜景の写真はまた後ほど)
このテレビ、ボタン一つで消えます(テレビ台の中に収納されます)。生活感のある物はボタン一つで隠せるっていうのもこの部屋の気に入っているポイントです
アマン東京の客室のもう一つの特徴はお部屋の眺望側には壁が一切なく、天井から全面を窓にしている所。これが好き!
前々からずっと思っていた事だけど、せっかく眺望が良いお部屋なのに無駄な壁を作ってしまうホテルの多さよ!その点アマンは潔くて、景色側は全面窓、クローゼットなどは部屋の一番奥に押し込めて(言い方w)洗面所やトイレなどは余ったスペースに綺麗に収めるスタイル。
▲ ベッドの奥が収納&荷物置き
お部屋の造りが理想的すぎる。そうそうこれだよ〜っとお部屋を眺めながら一人でずっと呟いていました。気持ち悪いね。
このベッドも寝心地が最高に良かったです。家では夜中に何度も何度も起きる娘も、この日はぐっすり寝ていました。この子は高級ホテルじゃないと寝ないんか?w
▲ 手前にあるのはお茶請けのおこしとお煎餅
ビューバスです
この素敵な景色は、お風呂の中からも見えます。前々から思っていた事②せっかく眺望が良いのに窓側にバスルームがないホテルの多さよ・・どこにお風呂作ってんだよwってホテルが多すぎると思うんだ。壁ビューなんていらないんだよ!笑
▲ お風呂からの夜景もGoodです
アマン東京を一言でまとめると、自分がホテルに求めている事を全て再現してくれているようなホテル。何の権限もないけどグッドデザイン賞をあげたい。
写真で見てお風呂が狭そうだな?と思っていたんだけど、実際入ってみると全くそんな事なくて、むしろバスタブが広くてびっくりしました。
洗面所は水道が2つあって鏡が大きいので使いやすかったです。タオルがたくさん用意されているのも有り難かったな。アルコール除菌ジェルもあります。
アメニティ
▲ バスルームのアメニティ
アマン東京のアメニティは高級ホテルでは割と珍しいお持ち帰り不可のタイプのものです。アマンは環境保護やエコに力を入れていて、シャンプーなどのアメニティは多分同じ容器を使いまわして継ぎ足しているし、ドリンクを頼むと紙ストローで出てきます。
個人的にはコロナの時期くらいは使い切りタイプのアメニティだといいなと思ったり・・
すごく嬉しかったのは、今回赤ちゃん連れで宿泊していたためベビー用アメニティキットを用意してくれていたこと!
赤ちゃん用ボディーソープやシャンプー、スキンケア、クリーム、日焼け止めまで入っていました。アメニティキットの前にあるのは体を洗う用のスポンジ。
他にもルームサービスで離乳食を作って貰ったりと赤ちゃん連れに嬉しい事がたくさんありました。(→赤ちゃん連れアマン東京)スタッフの方もみんな子供に優しくて。赤ちゃん受け入れ大歓迎の高級ホテルって貴重な存在だよね。ありがたいです。
ルームサービスが充実
チェックインしてお部屋で寛いでいたら、アフタヌーンティーセットがお部屋に届きました (^○^)
今はコロナ対策としてルームサービスのメニューが充実していて、インルームでアフタヌーンティーができたりBarのカクテルをお部屋で楽しめます。
この景色を眺めながら誰にも気を使わずゆっくりティータイム。最高かよ。
お部屋での飲食はコロナ対策として有効っていうのももちろんだけど、赤ちゃん連れの私たちにとってお部屋でゆっくりできるというのはとても贅沢な時間でした。
アマンのスイーツって本当美味しいよね。
→アフタヌーンティーについてはこちらの記事に書いています
続きます
長くなってしまったのでアマン東京宿泊記②に続きます。お部屋から見た夜景やインルームでの朝食については次の記事に書こうと思います。ではでは。