アイスランドにある世界最大の温泉、BLUE LAGOON(ブルーラグーン)。
その中にあるプライベートゾーン「RETREAT SPA(リトリートスパ)」へ行ってきました🌸
リトリートスパとは?
ブルーラグーンは、共用エリアのブルーラグーンとプライベートゾーンであるリトリートスパに別れています。
リトリートスパは共用エリアと何が違うのか、どんなメリットがあるのかを紹介したいと思います🌸
1. エントランスから違う
リトリートスパはまず入口から違います。

入ったらすぐ、予約したコース別に別れたレーンがあるので案内に沿って並びます。
その後スタッフに案内され裏ルートを通ってリトリートスパ専用入口へ向かいます。
2. 専用チェックインカウンター
チェックインはリトリートスパ専用のチェックインカウンターで行います。
飛行機でいったらビジネスクラスみたいな感じ?共用エリアはかなり混雑していますがこちらはスムーズ。

早く着いてしまったらロビーで待つことができます。もちろん早く着いてしまったらすぐにチェックインすることも可能。
チェックインの際には腕時計型のキーを受け取ります。これで施設内での飲食の支払いも可能。
3. 個室完備
リトリートスパの利用客には一組に一部屋個室が用意されています。
このお部屋には洗面台やドライヤーまで何もかも揃っているので安心。




ティッシュや綿棒をはじめとしたアメニティ類はもちろん、館内で履くためのビーチサンダルやヘアアイロンまであります。
リトリートスパを利用するなら荷物は手ぶらでも大丈夫そう。
4. 専用シャワールーム
個室の奥にはシャワールームがあります。

すごく綺麗で清潔。
5. アメニティが充実
なんだかんだ一番嬉しかったのがこれ。
海外ホテルなどでのアメニティには全く期待していない自分ですが・・

BLUE LAGOONのアメニティはすごーく良かった!使い心地や洗い上がりはもちろん、香りが香水みたいに良くて。。
まさに高級スパそのものでした( ^_^)/
お部屋に用意されていたアメニティは全部集めたらこんなにありました。

シャンプー・コンディショナー・ボディローション・シャワージェル・ミスト・保湿クリーム。
ミストと保湿クリームは顔にも使えます。
ちなみにこれら・・空港にあるブルーラグーンのショップで見たら1本3,000円以上してました。(・□・;)
6. プール内は写真撮影禁止
リトリートスパの一番の特徴はこちら。
リトリートスパエリアの温泉では写真撮影が一切禁止です。
これだけSNSが普及している今の時代だからこそ需要があるシステムですね。

試しに写真を一枚撮ってみたら3秒でセキュリティが飛んできましたw
※リトリートスパのプールエリアには監視カメラがたくさん付いています
そのせいか、他人の写真に写ってはいけないであろう一目見ただけでお金持ちだと分かるような信じられないくらいのオーラを纏った人が数名いておったまげました。
まあ中にはゲイカップルとか明らかに不◯中みたいな人たちもいて、そりゃ他人のSNSに映ったら困るよなあ。って人達も数組います。笑
7. 温泉エリアが豪華
前述の通り写真は撮れないのですが、リトリートスパの温泉も広くて快適でした。

Photo:bluelagoon.com
共用エリアはただ広い温泉があるあるのに対し、リトリートスパはいくつかのゾーンに分かれています。
だからリトリートスパの温泉ではあまり他のお客さんに鉢合わせない&プライベート空間を楽しむことができます。
大きな岩の壁に囲まれているので、なんだかディズニーランドのアドベンチャーランドの一角みたいな造り。
8. トリートメントルームがある
リトリートスパには専用のトリートメントがあり、セルフではありますが全身泥パックが体験できます。

Photo:Bluelagoon.com
共用エリアにも泥パックが用意されているのですが‥この泥パックの質感が100倍くらい違う。
リトリートスパのものはすご〜く滑らか。
お金を払ってアップグレードするとはこういう事なのか・・と見せつけられている気分になります。´д` ;
リトリートスパにはこれに加えさらにパック前のスクラブも用意されています。
使用方法はトリートメントルームにいるスタッフが教えてくれますよ。
9. サウナや休憩室も
リトリートスパにはサウナが1ヶ所、休憩室が2ヶ所ほどあります。

これは海外の温泉あるあるだと思うのですが、海外の温泉って日本人からするとちょっとぬるい。
私たちは真冬に訪れたので、温泉に入ってもすぐ体が冷めてしまいサウナにすごく助けられました。

休憩室には無料のお水も用意されています。こちらはレモン水・ライム水・キュウリ水?
他にもハンモックやチェアなどが用意されていて、リラックスできるスペースもあります。
10. レストランが利用できる
リトリートスパの利用者は、リトリートスパ内のレストランが利用できます。

ここはリトリートスパ利用者とホテルの宿泊者しか利用できないそう。
メニューは前菜〜メインまで割と幅広く揃っていました。
11. ドリンク1杯無料
リトリートスパを利用の方はワンドリンク無料のサービス付き。
ドリンクは上記の【10】で紹介しているレストランで頼むか、温泉内でも注文できます。(温泉内で飲んでもOK)

↑撮影禁止の温泉内で唯一撮らせてもらった写真。
私たちはせっかくなので温泉でシャンパンを飲みました。
通常なら1杯2,000円以上するモエ・シャンドンが無料だったのでなかなかいいね( ^_^)/
12. 溺れても安心?
私、こんなセレブ感満載のスパで、なんと足を滑らせ大きな水しぶきを上げながら温泉に落ちましたw
誰もいないエリアだったので一人で大笑いしていたのですが、一部始終が監視カメラに映っていたらしく‥
この時も3秒でセキュリティが飛んできました。笑
Are you OK !?っと心配そうに聞かれ、怪我がなく楽しんでいるならオーライだよ、と優しい笑顔で言って去っていきました。
ちなみに共用エリアには監視カメラはないようですが、4人くらい見張りのスタッフが立っていました。
13. 客層がよろしい
それはもう当たり前だろ〜と突っ込みを受けるかもしれませんが、リトリートスパはとても客層が良い。
すごく静かでゆったりとしています。
リトリートスパはかなり料金が高額な割にはお客さんが結構いますが、
大金を払ってでもプライベート温泉を楽しみたい・他人に写真を撮られたくないというVIPがこの世には割と多く存在している模様。。
14. 共用エリアも利用可能
共用エリアであるブルーラグーンももちろん利用可能。
境目はオートロックになっており、手首に巻いたキーで開けて進みます。

リトリートスパのバスローブやサンダルのまま行っても大丈夫です。
リトリートスパとはまた雰囲気が全く異なるのでこちらも楽しいです。
15. お見送り&写真撮影
リトリートスパの利用が終わったら、時間内にチェックアウトします。
その後はアイスランド人の可愛いスタッフが出口まで案内してくれました。
アイスランド旅行はどうだったか、どこへ遊びに行ったかなどたくさん話しかけてくれて、日本のスパに遊びにきたような気分になりました。

リトリートスパ内での写真撮影は禁止ですが、帰り際にブルーラグーンを見渡せるスポットで写真を撮ってくれました。
リトリートスパの料金
リトリートスパは世界トップクラスの温泉施設ですが、その料金もトップクラス。
リトリートスパの利用時間は4時間。
4時間温泉に入っただけで、料金はなんと・・二人で7万5千円!
想像以上の衝撃的価格!笑
(利用料金一人€250+バス代が往復€40)
アイスランドは世界一物価が高いのである程度は予想していましたが、想像を遥かに上回っていました。

共用エリアの料金は利用料金一人€86+バス代€40=二人で€252(約32,760円)ですので、およそ倍になりますね。
共用エリアでも高いと思いますが‥
でも、リトリートスパにはそれだけの価値があると思います。
施設やアメニティの充実度、プライベート感、全体的な満足度。
それでも日本円の感覚で考えるとやっぱり高いけど。。物価の高いアイスランドなのでね。仕方ないです。r
おわりに
今回なぜ高い金額を払ってリトリートスパを選んだかというと・・
結婚式準備に追われてハネムーン準備が遅れ、気がついた時にはブルーラグーンは完売でした。
※半月前には完売していたので、これから予約を取る方はお早めに。
私は「リトリートスパはあまりにも高いからやめよう」と逃げ腰でしたが、主人は
「アイスランド自体、一生に一度しか行けないかもしれないんだから高くは感じない。経験はお金以上の価値がある (?)」
みたいな石油王みたいな事を言ったので行くことになりました。
結果、行って正解でした。
ブルーラグーンも良かったけど、リトリートスパを選んで良かったなと思いました。
アイスランドを訪れるなら、せっかくならのんびりゆったりと贅沢してみるのもおすすめです。
ではでは🌸