こんにちは。
最近趣味で乗馬を始めました🐎
馬が可愛い。とにかく可愛い。
海外でも乗馬ができたらなあと思い、今回は乗馬体験ができる海外旅行先を一覧にまとめてみました。
海外の絶景の中乗馬を満喫できなんて、最高の体験ではないですか・・!
海外での乗馬の魅力
乗馬の一番の楽しみはやはり外乗にあると私は思っています。
外乗とは、場内で乗馬の練習するのではなく外に出て楽しむこと。
車も一緒ですよね。教習所の中をずっと走っているより、外に出て運転した方が楽しいし身につきやすい。
ただし国内では外乗できるコースが少なく、基本的に経験者の方のみが対象です。
これが海外なら、例え乗馬未経験でも気軽に外乗を楽しめちゃうんです。
日本では免許を持っていないとジェットスキーに乗れないけど、グアムではお金を払えば体験できちゃう。みたいな感じ。
基本的な操作方法や乗り降りの仕方などはその場で教えて貰えるし、保険も付いているし、もちろんインストラクターなどが付いているので特に心配はありません。
高度な技術を習うわけではないのであくまで「乗馬体験」なんですけども。
外国の景色を楽しみながら乗馬もできるので、十分すぎるくらいに楽しめます。
馬と触れ合って日本の馬との違いを感じたり、本場のウエスタンさながらの乗馬を体験できるのも海外での乗馬の魅力ですね。
余談ですが・・
ただのんびり歩くだけなら体験乗馬でOKですが、一人で手綱を持って自由に走り回るには相応の練習が必要になります。
目安としては乗馬ライセンス4級くらい。乗馬クラブに通って30鞍くらいレッスンを受けて、ようやく外乗で走れるようになります。
馬に乗ってビーチや草原を走り回りたい!という方は最初に日本で乗馬クラブに通ってから海外へ行くのがおすすめです。
ウエスタンとブリティッシュ
一言で乗馬といっても、乗馬には2つのスタイルがあります。
どちらも乗り方はほぼ一緒ですが、テイストが異なるのでどちらの乗馬スタイルが好きかによって旅行先を選ぶのもおすすめ。
①ウエスタン
乗馬というとこちらのイメージの方が強いかも?
カウボーイハットにウエスタンブーツを履いて馬に乗っている、西部劇でよく見るようなあれです。
ワイルドで格好良いですよね。
乗馬スタイルの特徴としては、少しアクロバティックな動きもありつつ馬の本能に従った動きを大事にするというか、
特に見栄えや協調性などは重視しておらず、統一性よりも馬の自然な動きを大事にします。
人間が効率良く動くために馬に乗るという感覚もあり、馬と人間はいい相棒のようなそんな感じ(上手く伝えられないw
②ブリティッシュ
ブリティッシュはその名の通りイギリス式で、英国紳士を彷彿とさせるようなスタイル。
元々は貴族の芸事であり、きちっとしたシャツに身なりの整った格好が主流です。
こちらもまた高貴で紳士的で、ウエスタンとはまた全く違う良さがありますね。
ブリティッシュの最大の特徴は「馬を美しく見せる」ことが目的であること。
馬の肉体美を意識し、障害(ジャンプ)などの競技を行ういわば「見世物」的な感覚が強いですね。
このように乗馬にはウエスタンとブリティッシュという二つのスタイルがあります。
旅先での体験乗馬であれば特に違いを気にする必要はありませんが、なんとなく気分的に少し違いがあるかも?
基本的にアメリカやメキシコ〜中南米はウエスタン、ヨーロッパではブリティッシュである事が多いようです。
ちなみに私は最初に習った乗馬クラブがブリティッシュだったので、どちらかというとブリティッシュの方が興味があります。
乗馬ができる海外旅行先
ハワイ
まずはハワイ・オアフ島の大自然を楽しめるクアロア牧場。
ハワイはビーチも綺麗ですが、内陸部の自然が多く残るエリアも本当に魅力的です。
映画「ジュラシックパーク」のロケ地を乗馬で巡る2時間コースが人気。
ワイキキからの送迎もプランに含まれているので便利です。
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台北(台湾)
台湾・台北にある絶景サンセットスポット「淡水ビーチ」でも乗馬体験ができます。
日本から3時間半と最もアクセスが良く、空港から乗馬スポットまで地下鉄で30分以内。(駅からビーチまでの送迎付き)
所要時間は事前指導や餌やり体験など全て含めて90分〜120分。
夕暮れ時が最もおすすめです。
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ラスベガス
レッドロックキャニオンと大自然を楽しみながら乗馬体験ができるラスベガスもおすすめ。
インストラクターは本場のカウボーイ。古代ネイティブ・インディアンの岩面彫刻や遺跡が残る地で、観光しながら乗馬も楽しめます。
ツアーはラスベガス市内の送迎付き。
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エジプト
エジプトでピラミッド周辺を乗馬しながら(もしくはラクダで)散策できるツアーも。
ツアーにはカイロ市内への送迎が含まれています。日本語アシスタント付で安心。
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モンゴル
モンゴルの大草原という貴重な場所での乗馬体験。
乗馬なんてやったことがないという人も多いと思いますが、小さくておとなしい馬ですし
初心者の方には、1名様あたりインストラクター1名がつき、馬の手綱をひいてくれますので安心して乗馬体験をお楽しみいただけます。
現地の指導員がしっかり指導してくれますので、慣れてきたら映画のワンシーンのように快適に乗りこなせるかもしれません。
日本語ガイドや送迎がついたツアーが人気ですね。
送迎・日本語ガイド付き 半日乗馬コース(2時間)はこちら
送迎・日本語ガイド付き、終日乗馬コースはこちら
ハバナ
ハバナ郊外にある農場で無農薬菜園について触れてみたり、乗馬にチャレンジ、オーガニックランチなどを楽しめるツアー。
ゆったりとした空気が流れる農場で、どこか懐かしい風を感じながら乗馬体験をしてみてがいかがでしょうか?
オーガニックを楽しみ、味わい、乗馬でのんびりする時間はとても貴重。
ロンドン国際品質賞の受賞歴のあるレストランのランチは絶品です。
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モーリシャス
モーリシャスの南西端にある島ル・モーン・ブラバン(Le Morne Brabant)でも乗馬ができます。
こんなに綺麗な海で乗馬できる場所なんて滅多にないですよねっ
しかも、引退した競走馬に乗る事ができるという!美しい毛並みや筋肉の付き方も見所ですね。
コースは《ビーチで1時間》もしくは《ビーチ+山で1時間》かを選べます。
詳細はこちら(英語サイト)
アイスランド
最後はアイスランドの首都レイキャヴィーク(Reykjavík)。
乗馬をしながらアイスランドの壮大な自然と火山風景を楽しめるという、なんとも素晴らしい体験ができます。
寒い地域に生息するアイスランドの馬は、強く逞しい体が特徴。
所要時間は1時間半で、有名なインストラクターのレッスンも含まれています。
詳細はこちら(英語サイト)
乗馬に関する豆知識
最後にちょこっとだけ馬に関する豆知識を集めてみました。
真後ろから近づいてはいけない
馬や牛は真後ろから近づいてはいけない、とは聞いた事がある方も多いかと思います。
馬の視野は実は340度くらいあって、なんと自分の体の側面まで見えているんです。
でも残りの20度は死角。馬から見えないのは真ん前と真後ろです。
人間も、背後に近づいてくる得体の知れない人や動物を警戒しますよね。
馬も一緒で、真後ろに立たれると警戒して蹴り上げたりする事があるので、馬に近づく時は真横から近づいてください。
白馬はおじいちゃん
「白馬に乗った王子様」ってなんとなく憧れのイメージがありますが、白い馬の毛は実は人間でいう白髪なんです。
白馬はだいたい人間年齢でいう80歳くらいのおじいちゃんです。
もし白馬に乗る機会があったら、少しだけ労ってあげてくださいね。
馬は人間の気持ちが分かる
馬やイルカは人の気持ちが分かるとよくいいますが、それは本当だと化学的にも立証されているそう。
どうやら馬は人間の笑った顔、怒った顔、悲しい顔などを識別できるようで、馬が悪いことをした時は怖い顔できちんと叱らないと一生調子に乗り続けます。w
人間がヘラヘラしていると全くいう事を聞かなくなってしまうそう。
反対にいう事をちゃんと聞いてくれた時は笑顔でしっかり褒めて、信頼関係を築いていく事が大事です。
意外という事を聞かない(笑)
乗馬を始める前は、映画などのイメージからか馬は人間の言う事を必ず聞くものだと思っていました。笑
それが、馬によっては全然言うことを聞いてくれない・・・(基本的に舐められやすいというのもあります笑)
でも意外と本能のままに生きている所が可愛くて、また愛くるしかったりもします。
一回信頼関係ができると甘えてきたりして、本当に人間と接しているような(3〜5歳児くらいの子と話しているような)感覚になる時もあります。
おわりに
馬は世界共通の生き物であり、乗馬は老若男女問わず楽しめるスポーツです。
性別や年齢などに関わらずその作法は共通で、
こんなスポーツは他にないと思います。
下は小学生から、上は80代の方まで楽しめるのでご家族でもぜひ。
何歳からでも始めやすいというのもまた魅力です。
海外での乗馬、ぜひ楽しんでみて下さい🌸