「アジア最後の秘境」と呼ばれるベトナムの離島、フーコック島🌴へ行ってきました!
今まで数々のビーチリゾートを訪れ、ハワイにはしばらく住んでいましたが、私はもうハワイへもプーケットへもバリ島へも行く事はないと思います。
これからはフーコック島をリピートします。それくらい気に入ってしまったフーコック🌺
フーコック島の魅力や観光、アクセスやホテルなど全てご紹介しますね!
フーコック島の魅力
ざっくりいうと、フーコックはハワイの気候とプーケットのリゾート感を合わせ持ったような最高の島。
観光客の客層良し、Barやレストランはどこもお洒落、でも物価の安さはベトナム。
海が綺麗で食べ物が美味しい究極のリゾートアイランドです🌺
✔️気候はハワイ
フーコック島のベストシーズンである11〜3月は、湿度が低くカラッとしていてハワイのような気候です。
東南アジア特有のジメジメした感じは全くなく、最高に過ごしやすいです。
私たちが訪れたのはクリスマスで、気温は28度前後で天気は快晴、海やプールを楽しむのに最適な気候でした☀️
✔️島の雰囲気はプーケット
自然が多く残っていてまだまだローカルの雰囲気を楽しめるフーコックですが、有名なビーチやその周辺は所々観光地化されています。
このバランスが本当に丁度いい。
ホテルやレストラン、ビーチBARは洗練されていてお洒落で綺麗なのに、移動中はローカルの街を楽しめる。タイのプーケットに似た雰囲気です。
✔️ビーチの綺麗さは120点
フーコックで一番綺麗なビーチ Sao beachは、浅瀬で透明度が高く綺麗です。
海沿いのレストランやBarでのんびりしたり、パラソルとビーチベッドを借りてお昼寝したり。。最高な時間を過ごせます。
シュノーケリングをしたい場合は、フーコック島の南にあるAn Thoi(アントイ諸島)に行けば綺麗なサンゴと魚を見る事ができます。
✔️客層の質がいい
今の所、フーコックを訪れる観光客は富裕層が多いです。
マナーの悪い中国人は皆無。騒ぐ人もおらず、皆穏やかにビーチでお酒を飲んだり本を読んだりマッサージを受けたり。
個人的にはこの観光客の質の高さが一番気に入ったポイントでした。
小さい子供連れのファミリーも多かったですが、走り回ったり大声を出すような事もなく落ち着いて楽しめる雰囲気でした。
✔️でも物価はベトナム
これだけいい条件が整いながらも、フーコック島はベトナムなので物価がかなり安いです。
ベトナム本土に比べるとちょっと高めですが、それでも破格です。
海沿いでのマッサージはフェイシャル込みの全身フル50分で日本円で一人1,750円、サンセットの見える海沿いレストランでお酒を飲みながらご飯を食べて日本円で一人約2,000円。
交通費だけは日本と変わらないくらいの金額だけど、それ以外は本当に安いです。
✔️お洒落なお店が多い
フーコックを訪れる観光客の9割は欧米人。(中国人も全然いないので静か)
レストランやBarはお洒落なスポットが多く、テーブルセッティングやカクテル、料理の盛り付けに至るまで自分好みのものが多くてワクワクしました。音楽のセンスまで◎。
サービスも行き届いていていう事なし。
✔️自然が多く残っている
お洒落なスポットが所々にありながらも、山も海もあって、手付かずの自然が多く残っています。
ビーチにはそこらへんにココナッツの実が転がっていたり、草が生い茂っていたり。
空港からビーチへ向かう道中も長閑な風景が広がっていて癒されました。
✔️ご飯が美味しい
ベトナム料理って美味しいですよね😊
フーコックでは、安いローカルのベトナム料理〜いいレストラン(と言っても安い)まで幅広く楽しめます。
海が近いフーコックではシーフードが特におすすめ。
近隣のタイの料理も多く、イタリアンや和食が食べられるお店もあります。
✔️ホテルやヴィラが充実
フーコック島には、最高級のヴィラやホテルがあるので贅沢なホテルステイも楽しめます。
海が綺麗で敷地の広い最高級ホテルがある所は、沖縄の宮古島みたいです。
フーコックにはドミトリーや格安ホテルもありますが、せっかくフーコックを訪れたらいいホテルでリフレッシュするのがおすすめです。
ホテルに関しては後ほどご紹介します。
✔️砂浜の質が良い
今まで色々なビーチへ行ってもそんなに砂浜に感動したことはなかったのですが、フーコックは砂の質が最高に良くてびっくりしました。
さらさらしてて、ちょっとひんやりしてて、ずーっとさわっていたくなるような感じ。気持ち良すぎてずっと裸足で歩いていました。
これはもう写真や文章では伝えられない😏
✔️人が少ない
フーコック島はまだまだ知名度があまり高くないリゾート。
日本でもフーコックを知っている方はかなり旅行好きな方だけだと思います。
そんな隠れ穴場スポット的な存在であるフーコックは、ビーチ沿いをちょびっと歩けば「ここ、プライベートビーチだっけ?」って思っちゃうくらい人が全くいないエリアが多くあります。
ビーチでのんびり楽しみたい方には本当におすすめ。
フーコックへの行き方
フーコック島はベトナムの最南端の島で、カンボジアのすぐ下にあります。
日本からの直行便はないので、ベトナムのホーチミンかハノイで乗り継ぎます。
私たちはホーチミン経由で行きました。航空券はサプライスで購入。
所要時間はホーチミンから1時間・ハノイからは2時間です。
実際にホーチミン経由でフーコックへ行った時のブログはこちら
フーコック島のベストシーズンは?
フーコック島のベストシーズンは11〜3月です。モルディブなどアジアのビーチリゾートはだいたい日本の冬時期が乾季。
乾季は湿度が低くカラッとしていて過ごしやすくなります。
フーコックは年間を通して温暖な気候ですが(平均気温は25〜28度)、4〜10月は湿度が高くて雨が降りやすく、特に7〜9月はモンスーン気候になります。
私達が訪れたのは12月後半だったので天気も良く、ビーチに最適な気温でした。
日本の冬の時期にベストシーズンを迎えるので、冬の旅行先にぴったりですね♡
おすすめの観光スポット
市街地であるDuong Dong Townで街を散策したり、An Thoi(アントイ諸島)という離島でシュノーケリングをしたりと様々な観光スポットがありますが、、
個人的にはフーコックを訪れたらビーチでのんびり過ごすのが最もおすすめ。
おすすめビーチはこの3つ。
✔️ Sao beach(サオビーチ)
✔️ Long beach(ロングビーチ)
✔️ Ong lang beach(オンランビーチ)
3つのビーチを順番に紹介していきます。
Sao beach(サオビーチ)
海が一番綺麗なのはここ、Sao beach(サオビーチ)。
島の南東に位置し、空港からは車で15分くらいです。
ビーチ沿いにはレストランやBarもあり、パラソルなどのレンタルもあり、海水浴にも一番おすすめのビーチです。
写真のブランコはSao beachで最も有名なスポット♡
Long beach(ロングビーチ)
島の西南にあるLong beach(ロングビーチ)は、大人のリゾートという感じです。
ビーチ沿いにはBarが点々とあって、静かに洋楽が流れていてすごくいい雰囲気。
ここでは皆、ビーチでカクテルを飲んだり本を読んだりマッサージを受けたりしてのんびり過ごしています。
私はLong beachが一番お気に入りです🌺
Ong lang beach(オンランビーチ)
ロングビーチの北にあるOng lang beach(オンランビーチ)は昼間も綺麗ですが、西にあるのでサンセットの時間帯がおすすめ。
このエリアにはちゃんとしたレストランやホテルがあり、フーコック内では高級エリアですね。
海沿いにあるレストランで夕日を見ながら食べたベトナム料理が美味しくて最高でした☀️
ホテルやヴィラ
フーコックには、リゾートを満喫できる素敵なホテルやヴィラがあります。
プライベートプール付きのヴィラも、オーシャンビューのホテルも両方揃っているのがフーコック♡
ホテルについては「フーコック島で人気の高級ホテル5選」に詳しく書いています。
フーコックは2017年あたりから観光業に力をいれており、2020年を目処に新しいホテルがさらに増える予定です。
2017年の春にはインターコンチネンタルグループもフーコックに進出した他、今建設中のホテルも多くあります。
フーコックはこれから益々盛り上がりそうですね。
島内の移動方法
フーコックは、全体的な物価に比べて交通費が若干高めです。
移動手段はいくつかありますが、一番のおすすめはカーチャーター。
⭕️カーチャーター
フーコックの移動手段は断然カーチャーターがおすすめ。というより、カーチャーター以外はおすすめできません。
私たちはKlook Travelの1日カーチャーターを利用しました。
料金は定額だし、行きたい所へ行けるし、荷物も車に置いておけるしかなり便利でした。
サイトは英語ですが予約は簡単です。(下記の記事内で予約方法についても紹介しています)
✖️タクシー
タクシーも意外と多くビーチやレストラン付近には必ず停まっていますが、毎回自分達で料金交渉をしないといけない上に英語が話せないドライバーが多いです。
しかもぼったくりも多いです。
料金はちょっと割高で3kmで500円ほど。東京とあまり変わらないくらいかな?
フーコック島は意外と広く、スポット間の移動が毎回20〜40分あったので、タクシーだと料金が嵩むと思います。
✖️レンタルバイク
バイクでの移動は、ベトナムに長く住んでいる人以外にはおすすめできません。
信号もない所が多くザ・無法地帯という感じで、車やバイク同士がぶつかりそうになっている所を何回も見ました。
その上看板は全部ベトナム語、大通り以外は道がかなりわかりにくいです(私たちが乗ったカーチャーターの現地人ドライバーも道を間違えてました)
塗装されていない道も多く、ビーチ付近はボコボコの砂利道です。
ホテル周辺をバイクで散策、とかなら良いと思いますが主な移動手段にはしない方が良いと思います。
フーコックの治安
フーコック島はかなり治安が良いです。
夜に出歩いても特に問題なし。
島の人々も皆のんびりしていて、沖縄の離島のような雰囲気です。
ロングビーチやオンランビーチ沿いは、海沿いのBARやレストランも結構あるので行ってみてください。
観光客はオーストラリア人が一番多いですね。中国人が少ないので、観光スポットもあまり騒がしくなくて静かですw
ただし信号がなく交通整備されていない道も多いので、バイクを運転する方は注意してくださいね。
注意事項
フーコックは最高にいい場所ですが、ちょっとだけ注意していただきたいこともあります。
なんといっても皆時間を守らない!
カーチャーターの記事にも書きましたがドライバーには30分待たされるし、フーコック発の飛行機は3時間以上遅れるしw
ベトナム人は時間を守らないらしいけど、フーコックは更にその上をいきます。
ですので、予定をギューギューに詰めることだけは避けた方が良いと思います。
ちなみに今回の旅ではベトナムのエアラインを4回利用したのですが、全部遅延しましたw(平均1.5時間)
のんびりしている所がベトナムの良さではあるんですが😏
フーコックからカンボジアへ
フーコックはベトナムの離島ですが、ちょっと北へ行くとすぐにカンボジアの国境があります。
2時間足らずで行けるので、カンボジアへちょっと足を伸ばしてみるのもおすすめ。
所要時間:1時間半・料金:15ドル。
↓
所要時間:約15分・料金:5ドル。
公共機関はないのでレンタルバイクがおすすめ。
↓
首都プノンペンへは車で約3時間。
・ツアーを利用すると、フーコック〜カンポット(もしくはケップ)までバス+船+移動代全て含めて23ドル程で行けます。
・カンポット港は2018年末に新しいフェリーターミナルが建設され、より利用しやすくなりました。
カンポットって?
カンボジアといえばアンコールワットが有名ですが、カンポット(Kampot)という港街が実は穴場のおすすめスポット。
自然がいっぱいで美味しいご飯屋さんが多く、日本人が経営するお店もいくつかあるカンポット。
ぜひ足を運んでみてください🌴
ケップって?
こちらもカンボジアでおすすめの穴場スポット、ケップ(Kep)。
ご飯が美味しく(特にシーフードと名物の “生胡椒“!)、プール付きのリゾートホテルも多くある海沿いの街。
カンボジアののんびりしたリゾート地です🌴おすすめ!
フーコック旅行の感想
フーコックは日本人観光客が少ないので、ネット上にも情報がほとんどなく、外国人の方のブログを読み漁って情報収集してドキドキしながら始まった旅でした。
でも、実際に現地に行ってみたら本当に来てよかったとおもいました。
一言でいうなら、「こういうビーチリゾートを探し求めていたんです!」っていう感じ。
なにより気候と空気が好き🌺
絶対にまた行こうと思います。
日本からベトナムへは6時間ほどで行けるので、是非フーコック島へ足を運んでみてください👙