北欧諸国の一つ、ノルウェーの首都オスロを旅行してきました ( ^_^)/
オスロはそれぞれの観光スポットが近く、しかもほぼ全てのスポットが中央駅から徒歩圏内なので観光しやすい。
美術館でムンクの叫びを観たり、アナ雪のモデルになったお城へ行ったり、冬の旅行だったのでノルウェーのクリスマスマーケットを楽しんだり・・
今回はコペンハーゲンからオスロへ船旅→アイスランドと移動したのでオスロの滞在時間は1日しかなかったのですが、1日でも十分満喫できました!
A. 船でノルウェーへ
今回はデンマークのコペンハーゲンから船でオスロに来たので、港からオスロ入りしました。
こちらの記事に詳しく書いていますが、北欧クルーズすごく良かった!
食事も美味しかったし、寝ている間に次の国に着いているのがとにかく快適でこれからクルーズ旅にはまりそう。
というのは置いといて。
今回の私たちのオスロ滞在の目的は、クルーズターミナルから出発しオスロの観光名所をまわりつつオスロ中央駅へ向かい、そこから電車に乗って空港へ行くこと。
総距離は5kmと散策にはちょうど良い距離だったし、行きたいと思っていたスポットを全て網羅できたので満足!
B. アナ雪の舞台になったお城
船を降りたあと海沿いを歩いていくと、「アナと雪の女王」のお城のモデルとなったアーケシュフース城(Akershus Festning)が見えてきます。
‥ちょっと想像とは違うような?
というか本当にここをモデルにしたの?っていうくらいに違う気がします。笑
でも雪の中に静かに佇む感じと、高い塀に囲まれて孤立しているような雰囲気は確かに似ているかも。
閉塞感?というか何だか独特な空気があって、人を寄せ付けないような感じも物語と合っています。
お城は徒歩で近づいて下から見ると塀が高くてよく見えないけど、船の上からの方がしっかり見えました。
むしろ船から見た方が、距離的には遠いけどアーケシュフース城の独特な雰囲気が伝わって良かったです。
海からノルウェーに入ってきた時に最初に見えたのがこのお城で、雪の中にそびえ立つお城を見て「おぉー!ノルウェーだーー」ってちょっと感動しました。
雪が降って視界が悪い中に少しずつ見えてくるお城がすごく幻想的で。
きっとアナ雪のモデルにこのお城を選んだ人は、船で港からノルウェーに入ってきたんじゃないかな?と思ったよ。
(船の上からの写真を撮り損ねた事にちょっと後悔・・)
お城を通りすぎたら、オスロのヨットハーバーを横目に市街方面へ歩きます。
C. オスロ市庁舎
すると見えてくるのがオスロ市庁舎。
行政の建物でありながら、ノルウェーの建築家によってデザインされた少し珍しい外観が特徴。
毎年ノーベル平和賞の授賞式が行われる場所でもあるので、見たことあるって方も多いかも?
建物の中には市議会や行政のスペースだけでなくアートスタジオやギャラリーもあり、オスロの観光スポットの一つとなっています。
D. ムンクの叫び 美術館
オスロといえばやっぱりこれかな!?こちらが本物のムンクの叫びですっ
館内は写真撮影可能だったので、こんな写真も撮ることができました。
※ 2019年までムンクの叫びが展示されていたオスロ国立美術館は、現在移転工事中のため閉館中です。
この美術館は2020年に「The new National Museum」という新しく大きな美術館となってMellomstasjonenに再オープンします。
詳しくはムンクの叫びを観に美術館へ行ってきたの記事を参考にどうぞ。
記事上部にあるGoogle mapには新しい美術館の場所をマークしておきました。
E. ノルウェー王宮
美術館から15分程北の方へ歩いていくと、こちらもオスロ随一の人気観光スポットノルウェー王宮があります。
ノルウェー王宮は国王と王妃が今も実際にここで暮らしている本物の王宮。
夏の間だけ内部の一般公開が行われていて(6月半ば〜8月半ば)、英語のガイドツアーもあります。
春〜冬の間は残念ながら内部見学はできませんが、広くて綺麗な庭園(入場無料)も見所なので散策してみてください。
F. 国立劇場
ノルウェー王宮から東の方へ5分程歩くと見えてくるのがノルウェーの国立劇場。
1899年に創業開始した劇場で、ノルウェーの有名な作家の作品を中心としたコンサートや現代劇が行われています。
オスロにゆっくり滞在する方や時間のある方はぜひ公演も楽しんでみてくださいね。
G. クリスマスマーケット
国立劇場の隣にはスケートリンクのある大きな公園があり、冬になるとクリスマスマーケットが行われています。
私たちはクリスマスマーケットが行われている事を知らずに訪れたので、見つけた時は思わず感動!ノルウェーのクリスマスまで楽しめるとは。
私たちがノルウェーを訪れたのは年末でしたが、クリスマスマーケットはまだ開催されていました。
ドイツのクリスマスマーケットのように食べ物やさんが並んでいる訳ではないのでまた雰囲気が違い、可愛い雑貨などがメインに売られていました。
公園内には観覧車やメリーゴーランド、アイススケートリンクまであって公園というよりテーマパークのような感じ。
ノルウェーのクリスマスマーケットについてはこちらの記事に書いています。
H. 国会議事堂
公園を出ると目の前にあるのがノルウェーの国会議事堂(Norwegian Parliament)
黄色いレンガ造りのまあるい建物で可愛らしい外観だったので、一見国会議事堂には見えませんでした。
北欧の建物って美しいなあ。ツアーを利用すれば内部見学もできるそうです。
国会議事堂前の広場に隣接しているのが、ノルウェーの老舗高級ホテル「グランドホテル オスロ」。すごく好みの外観♡
オスロは有名な観光スポットだけでなく、街を歩いているだけで素敵な建物がいっぱいあるので街歩きが楽しい。
オスロは治安が良く道も綺麗に塗装されているので歩きやすいです。ノルウェーに限らず、北欧は安心して歩けます。
そのままオスロ中央駅方面へ歩きました。
国会議事堂から駅までは徒歩10分。オスロは全ての観光スポット同士が近いし、どのスポットも駅から歩いていけるので観光しやすいです。
街中にはカフェや北欧の雑貨屋さん、家具屋さん、可愛らしい本屋さんなど色々なお店がありました。
全部のお店を覗くには時間が足りなかったけど・・。今度ノルウェーに来る時は一週間くらいかけてゆっくりまわりたいな。
駅の近くにはH&Mなどもありました。
私たちが訪れた日は真冬で雪が降っていたので気温は1℃前後でしたが、ダウンとレインコートで凌げるくらいの寒さでした。
もし急に寒くなっても気軽に服を買えるお店があるっていうのは安心かも。
オスロの主要公共交通機関はトラム。街中にはトラムがたくさん走っています。
各観光スポット間をトラムで移動することもできますが、トラムを待つ時間より歩いた方が早いし、街並みが綺麗なので歩いた方が楽しいです。
I. オスロ大聖堂
奥に見えてくる黄色い建物はオスロ大聖堂(Oslo Domkirke)
1697年に建てられた大聖堂で、聖堂内へは無料で入れます。写真撮影もOK。
大天井画や6000本ものパイプが使われたパイプオルガンなどは一見の価値あり。「最後の晩餐」をモチーフにした祭壇飾りも見所です。
オスロ大聖堂を出たら、徒歩5分でオスロ中央駅の駅前に着きます。
駅前は私が想像していたよりずっと都会でした。ノルウェーって聞いただけで森の中に駅がありそうな感じがするけど、そんな訳ないよね。笑
J. オスロ中央駅
最終目的地のオスロ中央駅(Oslo Central Station)に到着。
今回の観光コースは、クルーズターミナルからスタートしてオスロ中央駅までちょうど5km。散策には良い距離です。
スーツケースを持って歩いたけど余裕でした。ノルウェーは道が整備されているので歩きやすいです。
私たちは港から船で来たので荷物を全部持って移動しましたが、オスロ中央駅を拠点に観光する方は駅のコインロッカーなどに荷物を預けた方が良いかも。
オスロ駅構内は広く、飲食店やKIOSK、お土産やさんなどもありました。
ノルウェー自体物価が高いけど、オスロはさらにちょっと高めかな?ミネラルウォーター1本で500円ちょっとでした。
オスロ中央駅から空港へ
オスロ中央駅からはエアポートエクスプレス「Flytoget」に乗ってオスロ空港へ向かいました。
電車のチケットは駅の券売機で買えます。ノルウェーはどこでもクレジットカードが使えるので便利。
Flytogetの乗り場はエスカレーターを降りた先の1階?地下1階?にあって、オスロ中央駅は広いので乗り場に辿り着くまでにちょっと迷いました。
オスロ空港までは約20分。空港までは長閑な雪景色が続いています。
オスロ空港
オスロ空港に到着。
空港内も広くて綺麗です。私たちはこの後、オスロからスカンジナビア航空でアイスランドのレイキャビクへ向かいました。
アイスランドではオーロラを観たり世界一大きな露天温泉に入ったり、地球の割れ目や地熱帯を観にいったり・・
大自然を思いっきり満喫できました!!
アイスランドの記事はまた近々更新しますね。ではまた( ^_^)/~~~