今回、デンマークのコペンハーゲンからノルウェーのオスロへはDFDSのクルーズで移動しました。
初めてのクルーズ旅。
クルーズのいいところは、船内でのエンターテインメントやレストランが充実しているのはもちろん
寝ている間に次の国に着いているのがとにかく快適で、これからクルーズ旅行にはまりそうな予感( ^_^)/
大型客船なので船内にはレストランがたくさんあったし、カジノやBar、免税店などもあって飽きることなく楽しめました!
コペンハーゲン港から出航
船の乗り場はコペンハーゲン港にあります。コペンハーゲン中央駅から港へは電車で向かいました(行き方はこちら)
中央駅から港までの所要時間は20分くらい。行き方も割と分かりやすいので迷わずに行けました。
港に着いたら、DFDSのクルーズターミナルでチェックインします。
チェックインはこちらのセルフチェックインの機械でも出来るし、有人カウンターでも出来ます。
↓有人カウンターは結構混雑しているのでセルフチェックインの方が良いかも。
セルフチェックインは空いているし便利でした。機械にパスポートを通して手続きをするとBoadingチケットが出てきます。
これは乗船の時にパスポートと一緒に見せるので無くさないように。。
あと、観光客ならあまり関係ないかもしれないけど、車も船に乗せて移動できます。
車を乗せる場所だけでもかなり大きなスペースがあります。なんと320台も乗せられるらしい。大型客船てすごいなあ。
チェックインを終えたら乗船開始。
乗船前に一応パスポートチェックがあるけど、日本人は特に何かを聞かれることもなく「How are you?」って声を掛けられるくらいですぐに通れます。笑
出航時間は16:30頃だったけど、私たちは15:00過ぎにはクルーズターミナルに着くように行きました。乗り遅れたらこわいからね〜〜
15時にはもうチェックインできたし、この時間に来ている人も結構多かったです。
さあさあ乗船です。わくわく( ^_^)/~~~
客室の内装
DFDSのクルーズ船はCrown Seaways(クラウンシーウェイズ)とPearl Seaways(パールシーウェイズ)の2つのタイプがあります。
今回私たちが乗船したのはパールシーウェイズ。船は11階建てで、私たちのお部屋は10階でした。
エレベーターで10階へ上がり、船内の案内を頼りに自分達のお部屋を探します。
客室数がとてつもなく多いのでお部屋を探すのも一苦労。酔っ払っていたら絶対に部屋に帰れないだろうな・・笑
お部屋の内装はこちらっ
色々なタイプのお部屋があったけど、私たちが予約したのは「Commodore Cabins(コモドール キャビン)」という海側の窓がある客室。
窓がなく海が見えないお部屋は何かあった時に不安で‥。タイタニックの見過ぎね。
お部屋は思っていたより広いしホテル並みに快適。船の中とは思えない!
以前に日本国内で10時間以上の船移動をしたことがあるけど、こんなにちゃんとした客室はなかったし移動にかなり疲れたので ´д` ; 今回は期待大。
窓の大きさはお部屋のタイプによって異なりますが、窓がちょっと大きめのお部屋を選びました。窓の外が見えるとやっぱり安心。タイタニックの見過ぎだからね。笑
ツインルームなのでベッドが2つ。
これはベッドの上にあったチョコ。
入り口の横にはスーツケース置き場とハンガー掛け、靴置き場があって、荷物を収納できる場所があるので広々使えました。
船内にはフリーWi-Fiもあります!日本語での案内があるのが嬉しい。DFDSは最近日本人観光客も増えているみたいです。
お部屋に用意されているこのWi-Fiクーポンを持って船内のサービスカウンターへ行けば、Wi-Fiのパスをもらえます。
船内で宿泊することになるので、シャワー付きのお部屋にしました。
シャワーなしのお部屋も選べます。が、シャワーはできれば付いていた方がいいかも。
簡易的なアメニティだけどシャンプーやボディーソープも用意されています。
お部屋にバスタブはないけど、船内には有料ジャグジーもあります。
ユニットバスなので洗面所とトイレが近くいけど、船の中って考えたら十分だよね。
ちなみに今回宿泊したCommodore Cabinsは、通常の客室よりもちょっとだけ良い特典があります。
まずは ①スパークリングワインの1/4ボトルが一人一本サービス
スパークリングワインとミネラルウォーターは冷蔵庫の中に用意されています。
②朝食ビュッフェが無料
お部屋に用意されている朝食チケットを持っていけば、朝食ビュッフェが無料で利用できます。
DFDSの朝食ビュッフェは料理の種類も豊富で美味しかった!詳細はこちらの記事に書いています。
③ラウンジが利用できる
Commodore Cabinsの宿泊者は、11階にあるラウンジを利用できます。
私たちは結局最後まで利用しなかったけど(1回くらい行けば良かった)、ラウンジではドリンクや軽食が用意されているみたいです。
船内のレストランなど
出航時間になったので最上階のデッキへ出てみました。
船の上から見たコペンハーゲンの港がすごく綺麗!
出航時間は16時頃だったけど、冬のデンマークは日没時刻が早いのでもう真っ暗。(訪れたのこの日は年末でした)
コペンハーゲンでは現存する世界最古の遊園地チボリ公園へ行ったり、カラフルで可愛らしい港町Nyhavnへ行ったり。
とっても楽しかった( ^_^)/~~~
さよならコペンハーゲン!
出航後は船内を散策してみました。まずはレストランなどが集結している7階から。
カジノ
こちらは船内にあるカジノ。大型客船でのクルーズといえばね。カジノだよね。
私はギャンブルは一切やらないので今回もカジノへは行っていませんが、夜中でも利用客が多いみたいです。
カフェ
こちらはカフェ「Espresso House」。さすが大型客船だけあって人が多い!
パールシーウェイズは一回のクルーズで2,000人くらいの利用客がいるみたいです。北欧の陸地より人口密度が高めw
Bar
カフェの隣にあるのがちょっとしたBar。写真は出航すぐに撮ったのでかなり賑わっていました。
夜になるとここで歌の生演奏があります。照明が暗くなりしっぽりした音楽が流れていてすごく良い雰囲気でした。
ナイトクラブ&Bar
こちらはナイトクラブ「Columbus club」
↓この写真も出航直後に撮ったので人が多く賑わっていますが、夜は大人が集まるお洒落なナイトクラブになります。
日本のクラブとはまた違う雰囲気で、私が夜中に訪れた時には上品なご老人夫婦が楽しそうにチークダンスを踊っていてとーっても素敵な雰囲気でした。映画のワンシーンみたいだった!
ちなみに夜は主人が早く寝てしまったので、私一人で遊びに来ました。
普段海外で夜中に一人で出かける事はありませんが、船内なら女一人で気軽に飲みに行けるっていうのもクルーズの良い所◎
レストラン
船内にはレストランがいくつかあります。気分によって選べるからいいね。
↑「EXPLORER’S STEAKHOUSE」は夜はステーキハウス、朝は先ほど紹介した朝食ビュッフェの会場になります。
私たちはというと、船の予約の際に「7 Seas restaurant」でのディナービュッフェを予約していたのでここで夜ご飯を食べました。
お料理の種類が豊富で、北欧で獲れたシーフードやらローズトビーフやら色々揃っていました。
デザートだけでもかなりの種類があって選びきれないくらい。(ディナービュッフェについてはこちらに書きました)
8階にあるイタリアンレストラン「Little Italy」も美味しいらしい。
ゲームコーナー
DFDSシーウェイズは子供連れファミリーも多いので、キッズ向けのゲームコーナーもあります。
ここでプレステに出会えるとは・・!
余談ですが、飛行機が苦手だったり機内で騒いでしまう年齢の子供がいる場合はファミリー向けのクルーズを利用するのも良いよね◎
DFDSはファミリー向けクルーズなので小さい子供や赤ちゃんも多かったです。
こっちのゲームコーナーでは子供より大人の方が夢中になって遊んでいました。笑
ジャグジー&プール
6階にはBUBBLE ZONEというプールとジャグジーがあるエリアもあります。こちらは有料。
中にはカフェとサウナもあります。
大人より子供の方が多め。春〜秋のクルーズなら外にあるジャグジーも利用できるそうです。
スパ&ネイル
スパ&マッサージとネイルが出来るコーナーもあります。船の中でのネイルサロンってなんて贅沢な。いつかは受けてみたい。
とにかくパールシーウェイズの船内は一日中いても飽きないくらい設備が充実しています。
免税店で買い物
DFDSの船内にはTAX FREEの免税店「SEA SHOP」があります。
北欧は物価が高い上に税金もすごく高いので、地元の方々も船内の免税店で買い物することが多いそう。
デンマークの食器ブランド、ロイヤルコペンハーゲンもありました!
密かにここの食器を集めているので嬉しい♡
フィンランドのブランドマリメッコも。
マリメッコはヘルシンキにあるアウトレットへ行けば安く購入できるようです。詳細はこちらを
こちらも北欧の人気食器FLORA
食器好きには堪らないね!
船の中でここまで揃っているなんて。
食器だけでなくCHANELやDiorをはじめとした化粧品の販売もあります。
船内で利用できる通貨はユーロ・DKK(デンマーククローネ)・NOK(ノルウェークローネ)の3種類。
でも北欧はどこへ行ってもクレジットカードが使えるので、現金よりもカードを持っていた方が便利。DFDSの船内でももちろんカードが利用できます。
モロッカンオイルなども。我らが日本の資生堂もありました。
ブランド品の販売だけでなくスーパーもあり、食料品やお酒、日用品など色々売られています。
北欧はお酒に掛かる関税が高いので、北欧に住んでいる方も船内や空港内の免税店で買うそうです。
でも普通のお店で買うよりは安いとは言っても、ここはやはり物価の高い北欧。
船内のスーパーでも値段は日本の1.5倍くらいだったかな?できるだけ日本から持って行った方が良いかも。
船の揺れ
クルーズ旅行について一番よく聞かれるのはやっぱり船の揺れに関して ´д` ;
私自身も船酔いしやすい方で、沖縄の離島へ行く船では何回もリバースした事があるので最初はちょっと心配していました。
でもDFDSシーウェイズは4万トン級の大型客船なので(タイタニック号より一回り小さいくらい)船体が大きい分安定していて、船内で過ごす時間の9割は「本当にここは船の上なのか?」と思うくらい全く揺れを感じませんでした。
残りの1割はというと・・
これはたまたま私たちが乗船した日の天候が悪かっただけだと思うのですが、夜中に嵐に遭い ´д` ;
とんでもない大揺れを経験しました。
海が大荒れで船が左右にぐわんぐわん揺れ、そのままひっくり返るんじゃないかと思いました。頭の中ではポセイドンがエンドレス再生w
部屋の窓には水しぶきが大量に掛かっていました。ここ10階なんですけど・・・・
人間って不思議なもので、ここまで揺れると船酔いしないんだよね。恐怖の方が勝つというか。
一応避難経路と救命具を確認して、でも海がこんなに荒れているなら救命ボートに乗った所でもう終わりだよなあ。とか色々な事を考えていました。
11階建ての4万トン以上ある船がこんなに揺れるって、一体どんな海の状態なんだよw自然って怖いね。
で、色々考えた結果、お部屋にあったスパークリングワインを飲む事にしました。笑
もう、なるようにしかならん!!
ってな感じで。飲んで、寝ました。笑
あ、ちなみに船酔いが酷くなってしまったら船内のサービスカウンターで酔い止めの薬を購入できます。
酔い止めってすぐに効く訳ではないので、限界まで我慢するよりも「これはアウトだな」と思ったらすぐに買いに行く事をおすすめします。
朝7時くらいに目を覚ましたら、船の揺れは嘘みたいにおさまっていました。
窓の外に見える静かなスウェーデンの景色にやたら感動。おぉぉちゃんと生きてるぅぅ!ってね。
(コペンハーゲン→オスロへ向かう航路ではスウェーデンの横を通るので、天候が良いと進行方向右手にスウェーデンの陸地が見えます)
まさか大型客船がこんなに揺れるなんて思わなかった。自分が経験した中では、飛行機の揺れより船の揺れの方が10倍くらい怖いなあと思いました。
でも実際は割とよくある事なのかも?飛行機でいう乱気流みたいな感覚なのかな。
どんなに大きな客船だろうと、船だから揺れる事もあるんだって最初から心構えしておく方が良いなと思いました。
揺れは怖かったけど、きっと私は懲りずにまたクルーズを利用すると思います。笑
海外旅行好きの人におすすめしたい映画!の記事にも書いていますが、この後何故か無性に船が転覆する映画が観たくなり・・
家に帰ってからすぐポセイドンを観た変態思考の私でしたw
おわりに
船が揺れた事を含めても、北欧クルーズはすっごく快適でした!寝て起きたら次の国に着いているっていうのがとにかく楽。
飛行機での北欧間の移動って、ヨーロッパの主要都市に比べると就航している航空会社や便数が少ないので、丁度良い時間の便がないと移動に時間が掛かるし。
それなら船で寝たりご飯べたり、のんびり買い物している間に移動できる方が効率が良いし便利です。
飛行機代+ホテル代が掛かる事を考えると結局船の方が安くなる場合もあるし。
あとコペンハーゲン→オスロ間のクルーズ移動で便利だったのは、コペンハーゲンもオスロも港から市街地が近いこと。
特にオスロは港から徒歩数分の所に観光スポットがあるので(⇒オスロ旅行記)、空港から市内へ向かうよりも近いんです。
私たちの場合は今回のヨーロッパ周遊旅行で飛行機に10回以上乗る予定だったので、飛行機以外の移動手段も利用したいなと思って選んだのが今回のクルーズでした。
結果、クルーズにして良かったな。クルーズ旅行に魅了される人が多い理由が分かる気がする・・!これから色々なクルーズを利用してみたいと思っています。
では、また更新しますね🌸