こんにちは🌸
実は、先日妹とヨーロッパを巡る旅に出る予定だったのですが・・
色々あって出発の前日にキャンセルしました( ; ; )
今まで海外旅行のキャンセル料についてしっかり調べた事がなく。キャンセルする際にかなりてこずりました。
今回初めて知る事も多々あったので、海外旅行へ行く方の参考になればと忘れないうちに書いておきます。
旅行代理店のツアーの場合
旅行代理店(JTB、HISなど)を通して予約するパッケージツアーのキャンセル料はどこの旅行代理店でも同じです。
40日前以降~ 31日前以前 | 無料 (※) |
30日前以降~ 3日前以前 | 旅行代金の20% |
2日前(前々日)~ 当日の旅行開始前 | 旅行代金の50% |
旅行開始後の解除 or 無連絡不参加 | 旅行代金の100% |
(※) 4/27~5/6、7/20~8/31、12/20~1/7の期間の旅行予約の場合は旅行代金の10%のキャンセル料が掛かります。
旅行者の都合で旅行をキャンセルする場合は上記のキャンセル料が掛かります。
ただし、旅行代理店側に非がある場合や現地の事情によりやむを得ない状況でのキャンセルの場合は、キャンセル料は掛かりません。無料になるのは以下の場合。
・旅行代金が増額改定された時。
・天候不良や戦乱、暴動、運送・宿泊機関等の旅行サービス提供の中止、官公署の命令などで渡航が危険と判断された時。
・旅行代理店が最終旅行日程表を期日までに郵送できなかった時。
・旅行代理店側の事情によって、旅行日程通りの旅行実施が不可能な時。
個人手配旅行の場合
最近では、旅行代理店を通さずに全て自分で手配する個人手配旅行を好む方も多いですよね。
飛行機やホテルをそれぞれキャンセルしないといけないのでちょっと面倒ですが・・
実は航空券はほとんどキャンセル料がかからずに変更・取消が可能で、一番痛い出費になるのはホテルのキャンセルです。
航空券のキャンセル
国際線の航空券は、払い戻し手数料を払えばキャンセル可能です。(1件につき430円ほど)
飛行機の場合は出発の数時間前まで変更や取消が可能で、後からでも返金される場合もあるのが有難いところ。
キャンセルする時期が旅行開始前か開始後かによっても返金される金額が異なりますし、割引運賃で購入した航空券はキャンセル不可の場合も多いので(正規料金の場合は返金可能)、各航空会社の公式ホームページを確認してみてください。
※ 新型コロナウイルス拡大防止の影響で、ANAとJALでは2/26〜4/30搭乗分までの国際線全路線の航空券を無料でキャンセル・変更できるようになりました。
ANA・JALの公式サイトで直接航空券を購入している場合は以下の方法で払い戻し・変更が可能。旅行代理店のツアーで予約している場合は、各旅行会社へお問い合わせください。
【ANA】
航空券の払い戻し:特設サイトで手続きを(3/4以降利用可能)。対象期間内であれば予約便が出発した後でも払い戻しができます。
航空券の変更:ANA予約センターでの手続き。2020年4月20日までに1回のみ搭乗日の変更が可能。
【JAL】
航空券の払い戻し:出発前日の23:59までJALホームページの予約記録からキャンセル可能。対象期間内であれば予約便が出発した後でも払い戻しができます。(詳細は特設サイトをご確認ください)
航空券の変更:JAL国際線お問い合わせ窓口での手続き。2020年4月20日までに1回のみ搭乗日の変更が可能。
ホテルのキャンセル
ホテルの場合は、どう予約したかによってキャンセル料が異なります。
海外ホテル予約サイトで予約した場合
ExpediaやAgoda、Booking.comなどの海外ホテル予約サイトで予約をした場合、キャンセル不可のものが多いので要注意。
キャンセル可能か、返金可能かは各ホテルによっても違いますし、同じホテルでも宿泊プランによって異なります。
(その分元々の宿泊料金は安いです)
予約をする前に確認するのが一番ですが、確認しそびれた場合は予約確定後の確認メールにもキャンセルについての記載があるので確認してみてください。
ホテルの公式サイトなどで直接予約をした場合
キャンセル料はホテルによっても異なるようですが、一般的なホテルではどこもほぼ同じなのでこちらを目安にしてください。
前日 | 20% |
当日 | 80% |
当日(連絡なしの不泊) | 100% |
ちなみに日本では国土交通省が定めた標準的な約款が上記のものになっているので、ほとんどのホテルがこちらの規定に従っています。
その他のチケットの取消
電車・バスのキャンセル
海外旅行のキャンセルって、航空券やホテルのキャンセルだけでは終わらないですよね ( ;´Д`)
現地での移動手段(空港送迎や高速鉄道、高速バスなど)も事前予約している方は、そちらのキャンセルも必要です。
結論から言うと、鉄道やバス→出発当日でもキャンセル無料
※会社毎に異なるので、各公式サイトを必ず確認してください。
私たちの場合は、チェコのプラハ⇄ドイツのドレスデンの高速鉄道のチケットとプラハ⇄チェスキークロムルフの高速バスのチケットを事前購入していました。
これらはどちらも出発15分前までキャンセルが可能で、しかも取消料は無料だそう。
現地の券売機でもチケットが買えるので、誰かがキャンセルしても他の誰かが購入すれば、会社にとっても不利にならないんですよね。
ホームページ上でのキャンセルはできないようだったので、カスタマーセンターにキャンセルしたい旨とチケット情報を英語で書いてそれぞれの会社にメールした所、半日程で『キャンセル済み』の確認メールが届きました。
日本よりスムーズでびっくり。
オプショナルツアーのキャンセル
今回私たちはオプショナルツアーの予約はしていなかったのですが、海外旅行へ行かれる方はオプショナルツアーを利用する方も多いと思うので、こちらについても調べてみました。
オプショナルツアーを予約する際、ほとんどの方が代理店を通して予約すると思います。
JTBやHIS、トラベルコ、ベルトラあたりが有名ですね。
これらの会社はあくまで代理店なので、会社ごとに規定のキャンセル料がある訳ではなく、それぞれの商品ごとにキャンセル料が異なります。
キャンセルは代理店サイトの『マイページ』から簡単にできるものと(JTB・HIS・ベルトラなど)、オプショナルツアーの主催会社に直接問い合わせなければいけないもの(トラベルコなど)があるので事前に要チェックです。
テーマパークなどのキャンセル
海外のテーマパークのチケットは、近年はスマホをかざすだけで入園できるオンラインチケットが主流になっていて、一度購入すると返金ができないものが多いので要注意です。
変更・払い戻しができるチケットの場合はカスタマーセンターに直接問い合わせる必要があります。
ただし海外のカスタマーセンターは対応が遅い事も多く、下手すると返信すらない事も・・
問い合わせの際はいくつかのポイントを抑えておく事ですんなり返金手続きができます。
海外のカスタマーセンタへの問い合わせメールの例文。実際に返金手続きした時の英文を良かったら参考にしてくださいね。
wi-fiのキャンセル
海外Wi-fiレンタルといったらこの2社ですね。空港受取・返却も簡単で便利です。
イモトのwi-fi
出発日2日前17時までの連絡→キャンセル無料
それ以降→キャンセル料は1台あたり2,100円
こちらもキャンセル料が掛かるので注意。
キャンセル料だけで見るとイモトのwi-fiの方が安いですが、レンタル料金の総額でいうとグローバルwi-fiの方が若干安いのでトントンといった感じですかね。
私はいつもグローバルwi-fiを利用していて、羽田空港受取・返却にしています。(変換プラグも一緒にレンタルしてます)
今回は前日キャンセルだったので、キャンセル料100%でした( ;´Д`)
国内航空券のキャンセル
【2020年3月追記】
新型コロナウイルスの影響で、ANA・JAL・スカイマークでは2/28〜3/12の国内航空券を手数料なしで変更・払い戻しに応じています。(特典航空券・国内ツアーも対象)
手続きは公式webサイト及び電話窓口で可能です。電話はかなり混み合っているのでオンラインがおすすめ!
まとめ
キャンセル手数料ほど無駄で痛い出費はないですよね( ;´Д`)
旅行代理店を通して予約をしている場合は、キャンセルが出発の2日前か3日前かによってキャンセル料が30%も違うので、旅行に行けなくなってしまった場合はなるべく早く手続きをするのがおすすめです。
ヨーロッパの旅行代金の30%はかなり大きかったです。。( ;´Д`)
それと。
旅行のキャンセルをする際もやはり、個人手配の方がお得だなと感じました。
なんせ、旅行代金の中でも一番高い飛行機が、大した手数料も掛からずに変更・払戻可能なんですからね( ;´Д`)
個人で旅行の手配をする際におすすめのホテル予約サイトは「旅行好きの人が実際に使っているサイト一覧」の記事も参考にどうぞ。
なんにせよ、旅行の予約をする時はキャンセルする事なんてあまり考えたくないのが人間ですよね。
楽しい予定を考えているのに、「もしもの事」ばかり考えるとちょっと萎えちゃいますし。
ですので、もし旅行をキャンセルしなくてはいけなくなってしまった場合は
個人手配の場合のホテルのキャンセル→前日まで
にキャンセルをすると安く済む、という事を覚えておいてくださいまし。
これだけ覚えていれば、なんとかなる👍
しばらく海外旅行へは行けなくなりそうですが、個人的趣味で選んだ『海外旅行好きの人におすすめしたい映画』まとめ!でも見て楽しい気分で頑張りましょ。
では( ´ ▽ ` )ノ