世界中を旅行しながら、好きな時に仕事をする生活って素敵ですよね。
でも、世界中を旅行しながらそれを仕事にしている人も今は少なくありません。
しかも、実は意外と簡単に始められるものばかり。
今回は20〜30代の方でも、さらには女性でも出来る、「旅をしながら出来る仕事」をご紹介します。
旅に出ながら日本で稼ぐ
海外で旅をしながら働く場合には、一番問題なのがビザに関する事。
通常、海外で働く際には滞在国にある会社からお給料を頂く形になりますよね。
その為報酬を受け取るには、滞在国の市民権もしくは労働が可能なビザが必要になります。
国によってビザのシステムが異なるので、簡単に働ける国もあればすごく厳しい国もあります。
でもそんな事を考える必要がないのが、
旅に出ながらも日本で稼ぐという方法。
実は、どこの国で仕事をしていようと
その報酬が発生する場所が日本であれば、ビザを持っていなくても
全く問題がないのです。
日本で稼ぎながら旅するってどういう事?
と疑問に思う方も多いかと思うので、具体的にどんな職種があるか解説していきます。
商品を買い付けする「バイヤー」
まずおすすめなのが、海外の商品を買い付けるバイヤーとして働く事。
企業の一員として働く事も可能ですし、その分野や商品にある程度の知識があれば個人で行う事もできます。
実際私がハワイで生活していた約2年は、バイヤーとして商品を買い付け&日本に卸す業務と、その逆の日本で作った製品を海外に卸すという仕事をしていました。
ちなみに職種はアパレルです。(前職がアパレル業だった為ある程度知識があったので)
ハワイでの暮らしについては「ハワイでロングステイ!知っておくと得するコンドミニアムの借り方 -ワイキキ編-」も参考にしてください。
個人で行う場合には、どこで仕入れをするかを自分で決める事ができるのが最大のメリットです。
商品を安く仕入れる事のできる海外の問屋街を利用するのが一番一般的ですが(中国や韓国など)、ブランドのテイストによって自由に決めてもOKです。
南国が好きならリゾート地で水着などを買い付ける事も、高級テイストならヨーロッパで買い付けする事も可能です✨
商品を販売する「物販」のお仕事
先ほどご紹介したバイヤー業務と繋がる部分がありますが、商品をWeb shopなどで売る物販の仕事です。
企業に属していれば買い付けを行うだけでお給料を頂く事ができますが、個人で行う場合には仕入れた商品を販売する必要がありますよね。
ネットショップも今は簡単に開業できるので、カラーミーショップ やショップサーブ でサイトを作成して、SNSなどで広告・宣伝すれば個人でもすぐに商品の販売が可能です。
ここで一番問題なのが、
自分が旅先にいる間誰が商品を発送するの・・?ということですよね。
商品発送だけは外注するもよし、人を雇うでもよし、色々な方法がありますので、自分にとって一番リスクの少ない方法を選んでみてくださいね。
旅の記事を書く「ライター」
まず、一番始めやすく旅好きな方におすすめなのが、旅サイトで記事を書くライターとして活動する事。
こういったzekkeiinのような旅サイトの記事を書く事で、世界中どこにいてもパソコンかスマホがあれば仕事をする事が出来ます。
まとめサイトやキュレーションサイトとは違い、実際に自分が行ったところや心に残った場所を紹介する事ができるので、旅行ブログを書くような感覚で気楽に続ける事ができます。
報酬は日本の口座に振り込まれるので、どこの国にいてもスマホ1台でも仕事ができます。個人的には、一番おすすめです😊
現地で働く
これまでにご紹介した日本でお給料を受け取る方法とは違い、こちらは滞在先の国にある企業から報酬を頂く方法です。
ここで一番重要になるのがやはりビザ。
この国に住んでみたい!働いてみたい!と渡航先の国が具体的に決まっている場合には、ビザを申請して働く準備をする事をおすすめします。
ワーキングホリデー
きっと一番メジャーなのが、ワーキングホリデーだと思います。
外国で観光ビザや留学ビザなどで働く事は違法労働になりますが、ワーキングホリデービザを取得すれば1~2年間その国で働く事が許されます。
ワーキングホリデーには年齢制限があり、日本国籍を有する18歳から30歳までという規定があります(オーストラリアは2017年から35歳までに引き上げられました)。
語学やその国の文化を学びながら働く事ができるのは、とても魅力的ですね✨
しかも、オーストラリアでは最低時給が日本円で約2000円の州もあるという驚きの高時給です。
ただ、少しだけデメリットもあります。
⚫︎貰える給料が最低時給以下の事も
どこの国でもよくある話ですが、法律を守らずに最低時給以下の給料で働かせようとする雇用主も少なくありません。
人脈やコミュニティーを広げながら、法律をきちんと守っている雇用主を探す事も重要です。
⚫︎日本での就職が不利
まだまだ日本では、「ワーキングホリデーは遊び」という意識がある方も多いのが事実。
日本の企業への就職を考えている方は、1年の間に何を学ぶかという事を事前に決めて目標を立て、自分なりの結果を出せるように出来ると良いかもしれませんね。
リゾートバイト
海外ではなくていいので、日本国内の旅先で働きたい!という方には、リゾートバイトもおすすめ。
リゾバ.comなどで検索すれば、日本全国のビーチリゾートや温泉地、スキー場など様々な観光地で求人募集があります。
宿泊費や交通費も全額支給され(働き先によって規定があります)、さらに仕事以外の時間には観光も出来るのは一石二鳥ですね✨
旅行のような感覚で働ける1週間程のお仕事もあれば、長期で働けるものなど雇用期間も様々。
働き場所は北海道〜沖縄、離島まで日本全国にあります。
【高時給】リゾートバイト!
私も大学時代の夏休みに、友達と一週間程国内のビーチリゾート地でリゾートバイトをした経験があります。
日本全国から働きに来ている人達と出会えるので、友達もたくさん出来てすごく楽しかったです♪
リゾートバイトで転々と働いて、日本一周している人達もたくさんいましたよw笑
就労ビザを取って働く
働きたい国の就労ビザ(労働ビザ)を取って働くという一番スタンダードな方法。
でも個人的にはあまりおすすめはしません。その理由は2つ。
⚫︎ビザを申請して取得するまでに時間が掛かる
例えばアメリカではビザを申請してから取得するまでに最短で3ヶ月、ほとんどの方が1年程掛かっています。
⚫︎ビザ申請に費用が掛かる
就労ビザを取るのもタダではありません。
アメリカの場合移民弁護士への依頼料も含めると、日本円換算で約50万円前後必要になります。
その費用を受入先企業(就職先)が負担してくれる場合もありますが、それに見合った人材でないといけない上に、どんな職種でも可能な訳ではありません。
特に今は移民に対して厳しくなっているので、特殊な研究職の方や、技術や資格を持っている(寿司職人など)でないと取得できないという声もあります。
さらには、アメリカのJ1ビザ(研修)では1ヶ月の給料が日本円で10万円前後という事もザラです。
どうしてもその国で働きたい理由がある方以外には、時間もお金も無駄になるのでおすすめしません。
ただ、ビザに関しては国によって大きな違いがあるので、就労ビザが取得しやすいオーストラリアなどは比較的おすすめできます。
そちらに関する詳しい記事はまたそのうち書きます✒️
旅の準備金を貯める
もちろん、旅に出る前にはある程度安心出来る額を貯めてから出発したいですよね。
旅で必要な経費を計算して、余裕を持った金額を貯めておく事も大事な事です。
参考までに、世界一周旅行に出るまでにどんな仕事でいくら貯めたか、その予算の内訳などを『370日間世界一周 女子一人旅!きっかけは?予算はいくら?旅を終えて伝えたい事』にまとめてあるので良かったら見て下さいね。
具体的な目標を決め、それに向けて動き出す所から旅はスタートしていると思います😊
おわりに
旅をしながら自由気ままに仕事ができるのは、すごく魅力的ですよね✨
でも、どれも意外と簡単に始められるものばかりです。
今までは、海外生活ができるのは定年退職を終えた方が多かったかと思いますが、20~30代だからこそ出来る経験があって、若さとアイデアがあるからこそ出来る仕事もたくさんあると思います。
人生は一度きりですので。少しでも興味のある方は早めに何か行動を起こしてみると、その先の人生がまた変わってくると思います。
海外生活を考える誰かのためになれば幸いです✌︎