皆さん、こんにちは!
ライターのTsubasaです!
現在ワーホリでカナダのトロントに滞在しているのですが、
今住んでいる家から引越そうと家探しをしていた時に詐欺に遭い、お金を騙し取られる直前まで行きました。笑
今回は、海外での家探しの方法・注意点と
実際に私が被害にあった詐欺の手口や実際のメールなどもご紹介します。
これからワーホリ予定の方や、家を探している方の参考になれば嬉しいです。
カナダ・トロントで家探し
その前に、ワーホリってなんだ?と思った方はこちらの記事もご参考にしていただければ幸いです。
⇒ワーキングホリデーとは?費用と年齢制限、申請方法&ルールを解説!
留学でも同様ですが、長期滞在となると部屋探しが必要となって来ますね。
基本的にはホームステイかシェアハウスがメインになりますが、一般的なのはシェアハウスですね。
今回はシェアハウスの物件探しについて紹介します。
物件探しの方法
①部屋探しのサイトで探す
これが最も一般的な方法。
日本人向けの日本語のサイトから、英語のサイトまで色々あります。
代表のものとしては、カナダだとe-MapleやKijiji (英語サイト)など。
オーストラリアだと日豪プレスなど。
②知人からの紹介
これは人脈がないと厳しいので、ワーホリに行く場所に知り合いがいる場合や、2回目以降の引越しの時に使える方法。
でも実は、サイトからの家探しの方が色々なトラブルがあります。
こちらの方が安全で確実。
この2つが一般的な部屋探しの方法。
私もそうでしたが、元々カナダに知人がいた訳ではないのでもちろん人脈はなし。
多くの方はサイトから探すことが多いのではないでしょうか?
トロントの場合は留学生が多く、9月から学校が始まることが多いので、7月〜8月が最も物件数が多く、この時期は物件の争奪戦となります。
日本を出発する前に住む家を決めておきたい。そう思う方も多いとは思うのですが、
信頼できる知人の紹介以外の物件は必ず自分の目で実際に見てから決めることをおすすめします。
というのも、トラブルが多いケースの1つが物件を内覧せずに決めたことから起こるもの。
これは後でも詳しくご紹介しますが、詐欺にも繋がってくるので要注意です。
家探しから契約の流れ
基本的な流れとしては、
②投稿者(所有者)に連絡をする
③実際に見学に行く
④契約
⑤引越し
という流れです。
見学が決まったら基本的には早いもの勝ちみたいなことが多く、
一日に見学予約が数件あるにも関わらず、最初に内覧に来た人がその場で契約してしまい後の方は見学もお断り。ということも多いです。
内覧でチェックするポイント
だけど焦って決めるのは禁物。
きちんとポイントを抑えて見学し、実際にみていい!と思ったら住みたい旨をその場で伝えること。
でも初めて海外で家を探してそんなすぐに決められない。色々不安。て方がほとんどですよね。
そこで、物件を見学する際に確認しておきたいポイントを書き出して見たので参考にどうぞ。
✔️ Wi-Fiの有無
代金が家賃に含まれているかも重要。
✔️ 契約書や領収書の有無
✔️シャワー水圧や温度
✔️ エアコンや暖房の設備
トロントの冬は暖房必須。
✔️ ミニマムレント
最低何ヶ月から借りられるのか、出るときはどのくらい前に申し出るのか。
✔️ 引き継ぎの有無
物件によっては出て行く際に次住む人を自分で探さなければいけないものもチェック。
✔️ 洗濯機の有無
家に洗濯機がなく街のランドリーを利用しなければならない物件も多いですが、冬は寒いので結構きついです
✔️ 部屋に鍵は付いているか
✔️ テイクオーバーの必要性があるか
前の住人が揃えた家具を買い取るシステム。ほとんどの場合はないです。
✔️ ハウスルールの有無
掃除の担当など。
✔️ 周辺の治安や交通手段
冬は駅近くでないと厳しい。
あとはベースメント(半地下)などの場合は虫やネズミがいないかも確認した方が良さそうです。
そして出来れば見学は一人で行かないこと。(特に女の子は注意)
知らない人の家に2人きりになるのはちょっと危険ですし、
2人でいけば第三者の目から見てもらうことで自分では気づかないポイントに気付けたり、メリットがたくさんあるからです。
いざ契約!ということになったら、しっかり契約書を書いてくれるかどうかを確認しましょう。
ほとんどの場合はここでデポジット(日本でいう保証金)を払う流れになります。
(予めデポジットの金額を聞いておき、見学時に持って行くと良いかも)
多くの物件は家賃の1ヶ月分の金額をデポジットとしていて、これは退去時に破損や汚れがなければ退出時に返金されます。
もしくは最終月の家賃に振り当てられるのが一般的。
物件探しの専門用語
物件探しの際に物件閲覧サイトでよく目にする、分かると便利な専門用語がこちら。
Vacancy | 空室 |
Bachelor | ワンルーム |
Basement | 半地下 |
Condominium | 分譲マンション |
Temporary | 短期貸し |
Master room | 一般的に家主が使う一番良い部屋 |
Utilities | 光熱費 |
Furnished | 家具付き |
※治安が悪い場所はここ
トロントで治安が良くないといわれている場所はこちら。
Janeストリートと、Finchストリートが交差するあたり、ということ。この書き方も家探しの際によく目にします。
✔️ sherbourne St.
特にSherbourne×QueenとSherbourne×Dundas
✔️ Eglinton west
✔️ King×Dufferin
これらを避ければ基本的にはカナダではそんなに治安の悪さは感じませんが・・
先日も比較的安全とされるエリアで発砲事件があり、10代の子が2名亡くなっています。
夜の方がリスクは上がるので、人通りが多いことや夜でも明るいこと、駅からの近さなどを考慮することも家探しの上で重要な点だと思います。
実際にあった詐欺の手口
最後に。
私が物件探しの際に実際にあった詐欺の手口をご紹介。
リノベーション仕立ての魅力的な一軒家を割と安い値段で貸し出すとの投稿を見つけ、オーナーに連絡したところ
(実際の写真↑)
オーナーがいうには、家はリノベーションしたばかりで綺麗だが、ビジネスの関係で夫婦で離れた場所に行くのでその間家を貸したいとのこと。
写真を見る限り本当に素敵な家で、家賃は1900ドル(約16万円)。
綺麗さを保てるのであれば他の人を入れて数人で住んでもいいそう。(友達と2人で探していたので、もう一人見つけて3人で住めば安くなるというのも魅力だった)
ここまでは好都合な条件。
立地も悪くない。
しかし、気になる点が一つ。
見学する前にデポジットを支払って欲しいと言われたこと。
その時の実際のメールがこちら。
そんなことあるのか?
と思いながら、仕事を始めたばかりの私たちに16万円を一括で払うお金はなく、半額でもいいかと交渉したら了承してくれて、振込用のサイトが送られて来ました。
他にも見学希望の人がいるが、連絡をくれたのは私たちが1番最初だったから、連絡をくれた順番から話を進めたい。
と言われ、良い人なのか怪しい人なのかわからなくなり、トロント在住の周りの方に相談。
他の方が言うには、契約書はすごくしっかりしているけどやはり見学前にお金を払うのはやはり怪しい。。とのこと。
実際にその物件の住所を訪ねてみたら他の人が住んでいたので、それを伝えたら
「そこの物件は契約済みで◯◯の住所の方だった」との返信が。さらに怪しさ満載。
明確にしたいから直接会えないかと聞いてみたら、遠くに住んでいるから厳しい、心配ならIDを送るとのこと。
身分証を送ってもらってトロント在住歴が長い方に確認してもらったところ、衝撃的な事実が判明。
なんとカナダでは身分証のカラー写真は禁止なのだと。
しかも名前がPublicさん。
はい、完全に偽物でした。笑
英語ペラペラな方からしたら、オーナーは白人の名前なのに英語が下手すぎ!とのことで詐欺決定。
自分が英語力が圧倒的に足りないことを改めて痛感しました。笑
海外で家の契約という不慣れなことでシステムがよく分からず、情報不足だったことも一因ではあります。
その後もゲイのおじさんのコンドミニアムに朝食作ってくれたら家賃いらない。という話があり
彼氏がたまに遊びにくるけどいいか?家の内覧の前に食事をご馳走するから一度会おう。
など言われ、メールのやりとりをしていたら、結局下心しかなかった。というオチもありました。笑
家探しは中々に労力を使うものです。
おわりに
今回の詐欺は怪しい点が多かったこともあり詐欺だとわかりやすいものでしたが、中には
日本から素性の知らない相手とやりとりして契約し、カナダに到着して家に向かったら住所の場所に家がなく、
連絡先も変えられていてサイトからも消え連絡がつかずデポジットが水の泡・・・なんて話もたまにあるので、くれぐれもご注意を!!
会う前にお金は払わないこと。
事前に払うとしても今の時代SNSでテレビ電話なども無料でできるので、顔見て話して証拠として残しておくのも一つの方法かもしれませんね!
この記事を見てくださった方の少しでも参考になれば嬉しいです!
素敵な家が見つかり、そして素敵な生活が始まりますように!!