シンガポールを訪れたら一度は泊まってみたいと思っていた、シンガポールを代表する老舗ホテルであるザ フラートン ホテル(The Fullerton Hotel Singapore)
フラトン ホテルは元々シンガポールの中央郵便局であった建物を改装して建てられた、1世紀もの歴史があるホテルです。
今回宿泊したのは、俗に言うホテルのクラブフロアである「ストレイツクラブ」というクラブラウンジが使えるお部屋。
ストレイツクラブ・ルームに宿泊すると、アフタヌーンティーやお酒が飲み放題になるカクテルタイムの利用ができるという!

宿泊料金は高いけど、シンガポールで本場のアフタヌーンティーを楽しめる&酒税の高いシンガポールで好きなだけお酒を飲めることを考えるとストレイツクラブにして正解だったかな(^_^)
お部屋のタイプはマリーナベイサンズが目の前に見えるマリーナベイビュールーム。
5歳女の子+1歳男の子を連れた子連れファミリーでも比較的ゆったり楽しめたよ。
フラトンホテル シンガポール宿泊記
フラトン・ホテルはシンガポールを代表するヘリテージホテル。

ヘリテージホテルというのは、歴史的建造物の内部を改装したホテルのこと。
フラトン・ホテルは1928年に建てられた重要建築物で、元々郵便局として使用されていました。今は国定史跡として認定されています。

シンガポールリバー沿いに佇む格式高いホテルです。
二階建てバスでチャイナタウンを観光した後、フラトン ホテルに到着

ホテルのエントランスからワクワクするようなラグジュアリー感があります。
フラトンホテルといえば「フラトンベア」というテディベアーが有名。フラトンホテルを代表する人気のくまさんです。
エントランスやロビーでたくさんのフラトンベアがお出迎えしてくれるよ

クリスマスシーズンになると、煌びやかなクリスマスイルミネーションと共にサンタさんに変身したフラトンベアに会えるの。本当に可愛い!
このフラトンベアに子供たちも喜ぶだろうなと思ったのもフラトンホテルを選んだ大きな理由。
そしてまたロビーがとっっても華やかで。

きっとこのホテルに足を踏み入れた瞬間、シンガポール旅行の気分を盛り上げてくれるだろうな~と思ったのもフラトンを選んだ二つ目の理由。
このクリスマスツリー、よく見るとフラトンベアで出来ているの!

心をくすぐるポイントが散りばめられていて、
フラトンホテルは元々郵便局であった建物なので、ロビーには郵便局時代に使われていたポストも残されているよ

ここには郵便局員さんスタイルのフラトンベアもいるよ
ロビーだけでも満腹感ある。

いいホテルに泊まる時って、やっぱりエントランスをくぐってロビーに足を踏み入れた時に気分がすごく盛り上がるよね。
そういう気持ちを満たしてくれる場所っていいよね。
フラトンシンガポールのお部屋
ストレイツクラブ マリーナビュー
今回宿泊したのはフラトンのクラブラウンジであるストレイツクラブが使えるお部屋。
その中でもマリーナベイの眺望が臨める「ストライツクラブ・マリーナベイビュー(Straits club marina bay view)」

お部屋からマリーナベイサンズやシンガポールフライヤー、アート・サイエンス・ミュージアムなどシンガポールを代表する名所が一望できるよ
お部屋からスペクトラも見えるみたい。
リバービューやコートヤードビューとも迷ったけど、せっかくならシンガポールに来たらマリーナベイサンズが見える方が気分が上がるなと思いマリーナベイビューに。
ちなみに今回のシンガポール旅行、まさかの東南アジア最大のマラソン大会と被ってしまいw
マリーナビューどころかマラソン大会ビューでしたww

朝起きてお部屋から見えたのは、綺麗な朝日と、マリーナベイサンズと、マラソン大会(笑
「ファイトー!」っていうマラソン大会の応援の声で目覚めました。笑
マリーナビューのお部屋の内装はこちら

ストレイツ・クラブルームのキングベッド一台のお部屋です
フラトンは大人ののんびりステイっていうイメージがあるけど、そのイメージ通りの落ち着いた内装。ラグジュアリーな空間です

子供たちは手前にある一人掛けソファが気に入ったようで、5歳娘はソファ、1歳息子はオットマンが定位置になっていましたw
ちなみにベビーベッドは事前にホテルにメールして予め用意してもらったよ。
こちらはお部屋に置いてあったフラトンベア

無料で貰えるのかと思ってよく見たら「一階のギフトショップかスパでS$25で買えます」って書いてありました
持って帰るとこだったw 危ない。
このフラトンベア、チェックインの時にお部屋に置いてあってプレゼントで貰えることもあるみたいなんだけど、貰えないこともあるらしくて基準がよく分からないんだよね
多分、ギフトショップで買えますっていう案内を見逃して間違えて持って帰っている人も多いんじゃないかと思う ←
でもこの後、ありがたいことに子供たちに一人ひとつずつフラトンベアを貰えたのです(後ほど書きます
こちらはテレビと、ミニバーと、デスク

ミニバーには個別包装のTWG Teaの色々な種類の紅茶が置いてあったりした気がするんだけど、子供に気を取られていて結局一切触れていません←
せっかくのTWG、一杯でも飲めば良かったな。
テレビにあるクロームのアイコンからYouTubeを繋げることができたので、子供たちにしまじろうを観せることが出来たよ

最近お部屋のテレビでクロームキャストが使えるホテルが増えているみたいで、これが子連れには死ぬほど助かる!
今回旅行前にYouTubeプレミアムに入会してオフラインで動画を再生できるようにしておいたので、飛行機でもホテルでもしまじろうやアンパンマンを見せることができたよ。
子供連れファミリー全員におすすめしたい。
それにしても子供の荷物といい、しまじろうといい高級ホテルが一気に家感出るねw
フラトン シンガポールのアメニティ
こちらはストレイツクラブルームのバスルーム

左がバスタブ、右が洗面台、奥がトイレです。
フラトン シンガポールのアメニティは、ピエール・バルマンが設立したフランスの人気ラグジュアリーブランドであるBALMAN Paris(バルマン パリス)
SDGsに配慮した備え付けのもので、お持ち帰りできるアメニティはありません。

洗面台左手にあるのが浄水器。
シンガポールではホテルのお部屋に浄水器が付いているのが一般的で、ここでお水を汲んで飲むことができます。
家族で旅行に行くと毎回すごい量のペットボトルのお水を買うので、蛇口を捻るとお水が飲めるのはかなりありがたい。
フラトン シンガポールにはもちろんバスタブがあるけど、シャワールームは独立しています(海外あるある

バスタブの後ろにあるのがシャワールーム。
小さい子供連れだと、よく考えて入らないと洗面所がびちょびちょになって滑るので要注意。
高級ホテルって本当、洗面所がよく滑る←
私はこのタイプのお風呂で毎回洗面所を水浸しにしてしまってるw
ちなみにシャンプー・コンディショナー・ボディソープなどのアメニティもBALMAN Paris(バルマン パリス)です
バースデーケーキのプレゼント
ちょうどフラトン ホテルに宿泊する日が5歳の娘の誕生日だったので、ホテルからお祝いのお誕生日ケーキをいただきました

チェックインした後すぐ、お部屋に持ってきてくれたよ
上品なお味のチョコレートケーキでした
娘もとても喜んでいたよ( ; ; )
フラトン シンガポールのクラブラウンジ「ストレイツクラブ」
フラトンに宿泊するなら絶対におすすめしたいのがクラブラウンジ。
「ストレイツクラブ」と表記のあるお部屋に宿泊すると利用できるクラブラウンジ「ストレイツクラブ」がすごく良かった!

ストライツクラブの特典は
- アフタヌーンティー
- カクテルタイム(お酒飲み放題、軽食あり)
- シャンパン付きの朝食
クラブラウンジでフラトンのアフタヌーンティーが利用できるって嬉しい◎
カクテルタイムの軽食も、もはや軽食ではなく普通に食事ってくらい充実していて。
結局この日はアフタヌーンティーとカクテルタイムでお腹がいっぱいになったのでご飯屋さんには行きませんでした。
ちなみに子供は無料。
ストレイツクラブのお部屋は普通の宿泊料に比べて高いけど、食事代やお酒代が掛からなかったことを考えるとかなりお得だと思う。
フラトン シンガポールのアフタヌーンティー
ストレイツクラブのアフタヌーンティーの時間は14:00~16:00。
ストレイツクラブルームに宿泊する人は、ストレイツクラブでチェックインができます。

アフタヌーンティーの時間にホテルに着けば、アフタヌーンティーを堪能しながらチェックインができるのです。
もちろん私たちもこの時間に到着・・の予定だったんだけど、色々あって私たちがフラトンに到着したのは15:45w
ギリギリ( ̄◇ ̄)
15分間でアフタヌーンティーできるか!?
と半ば諦めモードだったんだけど、16時までに食事をお皿に取っておけばその後ゆっくり食べていて大丈夫らしい◎
アフタヌーンティーの提供時間が16時までというだけで、ストレイツクラブは6:30~21:00までの間いつでも利用できるそう。

アフタヌーンティーのフードメニューは種類豊富で、セイボリーやケーキ、スコーンだけでなくサラダやフルーツもあるのが嬉しい◎
このパクチー入りのサラダも美味しかった!

フラトンはロビーラウンジでのアフタヌーンティーも有名。
ストレイツクラブルームのアフタヌーンティーは、ロビーラウンジで提供されるスタンドに盛り付けられたアフタヌーンティーとは違いビュッフェ形式です。
好きなものを好きなだけ食べられるアフタヌーンティーというのも中々いいもので、セイボリー多めが好きな私はカナッペなどを多めに食べる事ができて嬉しかった◎
フラートンのアフタヌーンティーで有名なスコーンもとっても美味しい!

カナッペも種類が豊富で、これがまたレベルが高すぎる。。
紅茶も種類がたくさんあって、好きなフレーバーを選んでラウンジスタッフに伝えれば席まで運んできてもらえます。

私はTWG Teaの中でも好きな銘柄であるシルバームーンを選びました
ただ、席に着いた瞬間にスタッフがコーヒーかお茶を飲むか尋ねてくれたので、アフタヌーンティーだということを一瞬忘れてカフェラテを頼んでしまっていてw
紅茶とカフェラテが両方運ばれてきてしまったので、両方飲みました。
アフタヌーンティーで出てくる紅茶ってただでさえ多いのに、お腹タプタプになった(周りの方もみんなこのスタイルになってた笑
下の子用にバナナもいただいたのでお部屋に持ち帰りました。小さい子がいるとバナナが活躍するのでとてもありがたい!

嬉しいのはフルーツやジュース、それにグミやクッキーなどの子供向けのお菓子もあること。
子供たちが食べられるメニューもたくさんあるのが嬉しい。5歳娘はフルーツやグミを、1歳息子はスコーンやほうれん草のキッシュを食べていたよ。
フラトン シンガポール カクテルタイム
17:00〜19:00のカクテルタイムには、ストレイツクラブでお酒飲み放題&軽食が提供されます。
シャンパンも飲み放題!

お酒の料金が高いシンガポールでシャンパン飲み放題は嬉しい。結局二人で5杯しか飲まなかったけど、それでもシンガポールでは一万円以上はするんじゃないかな。
他にもビールやワイン、ウイスキー、シンガポールスリングなどのカクテルもあるよ。
カクテルタイムの軽食も種類豊富で、もはや軽食ではない



我らが焼き鳥もある!

ケーキやフルーツもある。

さっき16アフタヌーン時にアフタヌーンティーでおなかいっぱいになったばっかりで、18時にカクテルタイムに来たのでさらにおなかいっぱいになりw
本当はこの後外で夜ご飯を食べに行く予定だったけど、もう充分なくらい満腹になったので結局フラトン滞在中はクラブラウンジの食事で足りてしまいました。
ちなみにストレイツクラブでの食事も未就学児は無料。
フラトンベアをもらったよ
今回のフラトンホテル宿泊で一番嬉しかったこと・・
この日娘が5歳のお誕生日だという話をしていた所、ストレイツクラブのスタッフさんが子供たちにフラトンベアのぬいぐるみをプレゼントしてくれたこと!

息子には男の子、娘には女の子のフラトンベアをいただきました。
男の子と女の子が揃ってペアになると更に可愛い・・・!

男の子と女の子はよく見るとちょっと洋服が違っていて、女の子は頭にリボンを付けているよ
このコスチュームのプラトンベアはとても珍しいようで、ホテル内で出会ったスタッフさんにも「そのフラトンベアどこで手に入れたの?お土産ショップで売ってる?」と度々聞かれた程レアみたい。
子供たちはこの後シンガポール旅行中もずっと抱っこしている程気に入っていました (^.^)
フラトンホテル シンガポールの朝食
ストレイツクラブが利用できるお部屋に宿泊すると、ストレイツクラブでの朝食も無料で付いてきます。

一般的にクラブラウンジって小さい子供を連れていけないホテルも多いけど(未就学児NGの所もあるし、18歳以下は入れない所もある)
フラトンホテルのクラブラウンジは子供OKで、キッズチェアや子供用のカラトリーの用意もあるよ

あくまでもクラブラウンジなので、静かにできる子なら◎
私たちが宿泊したこの日も、朝食時には他に2組子供連れのファミリーがいました。
朝食ビュッフェのメニューはこちら

サラダ、パン、フルーツ、ハムやチーズ、スクランブルエッグ、ウインナーなどなど


味噌汁やお粥もある。

子供たちはこのシリアルとコーンフレークが気に入ってよく食べていました。

フラトンホテル シンガポールではシャンパンのついた朝食である「シャンパンブレックファスト」が有名。
ストレイツクラブの朝食にも一人シャンパン一杯を付けてもらうことができます

せっかくなので朝からシャンパン。
朝からシャンパンとサーモンに生ハムとか最高か・・
海外旅行ならではの優雅な時間。
主人はシャンパンを飲まなかったので、結局朝からシャンパン2杯飲んだ私でしたw
食後にはカフェラテ

フラトンベアたちも一緒に朝ごはん。
子供達はフラトンベアを気に入っていて、シンガポール滞在中はどこへ行く時も一緒に連れて歩いていました
ストレイツクラブルームに宿泊するとストレイツクラブのある4階のお部屋に宿泊できるので、ストレイツクラブにも近くすぐに行けます

ストレイツクラブからお部屋へ向かう廊下には自動で開くドアがあって、子供達が毎回喜んでいたよ
こちらはストレイツクラブの入口

ホテル内のどこを歩いていても素敵な空間でわくわくする。

フラトン シンガポールのプール
フラトン シンガポールにはシンガポールリバー側にプールがあって、とっても眺めが良いよ

フラトンホテルは元々郵便局だった歴史ある建物で、ここでプールに入るというのも珍しい体験(?
シンガポールのフラトンホテルのプールは、キッズプールはありません。でも小さい子供も保護者と一緒なら入ってOK。

プール真ん中あたりに壁からジャグジーが出ている所があって、ここに段差があり子供が一人で立つと丁度良い高さだったので、一歳の息子はここに立って楽しそうに遊んでいたよ
高級ホテルのプールだけど、フラトンは赤ちゃんもOKだし、ガチ泳ぎしてる小学生くらいの子も何人かいたし笑
子供連れでも気を遣う事なく楽しめるような雰囲気。
浮き輪やビート版の持ち込みもOKらしく、ライフジャケットの貸し出しもあります。

フラトンのプールからはシンガポールリバーが見えます。景色がとっても綺麗。

シンガポールでガチ泳ぎする気はなかったので浮き輪やアームリングは持ってきていなかったけど、子供達はプールが楽しかったようで、一日目のチェックイン後と二日目の朝食後に二回プールに入りました。

ちょうど滞在二日目の昼に周辺で行われていたマラソン大会のゴールの様子が見えましたw

プールからマラソン大会を見たよ。なかなか貴重な体験。
フラトンからマーライオンパークへ
フラトンの地下にはマーライオンパークまで繋がっている通路があるので観光にもアクセス好◎

屋内通路なので雨の日でもアクセスしやすい。
カクテルタイムの後、スペクトラを見にマーライオンパークへ行ったよ

スペクトラをベストスポットで観ることができました
スペクトラの時間に子供連れでもふらっとマーライオンパークまで歩ける距離なのでありがたい。
シンガポール滞在三日目にしてついにマーライオンご対面!

子供達もシンガポールについて旅行前に予習していたので、マーライオンに会えるのを楽しみにしていました。
喜んでいて良かった!
フラトン シンガポールの料金
フラトンホテル(Straits club marina bay view)の料金は、大人二人で一泊S$962でした。
日本円で113,170円。(レート:S$1=112 / クレジットカード手数料が+3.63%)
ちなみに未就学児は宿泊料金無料。
予約:ザ フラートン ホテル

予約サイトには子供の人数を入力する欄がなかったので、予約後にホテルに直接メールをしたよ
メールに書いた内容は
- ・2人の子供を連れて宿泊すること
- 子供の年齢
- ベビーベッドを用意してほしいこと
- 子供の誕生日であること
これらを伝えました

フラトンホテルに宿泊した次の日は、マリーナベイサンズに宿泊したよ
フラトンからマリーナベイサンズまでタクシーで移動。
普段は10分あれば着く所が、マラソン大会による交通規制で40分掛かるというトラブルがありw
タクシーの運転手さんに謝られてしまったあげく(運転手さんは何も悪くない)、タクシー料金をタダにしてくれるという事がありました・・・!
次の記事に続きます。