世界一美しいといわれる街チェスキークルムロフ(Český Krumlov)
チェコの首都プラハから車で3時間の所にある、おとぎ話の世界に出てきそうな可愛らしい街並みが魅力の街です。

チェスキークルムロフは、街全体が世界遺産に登録されている歴史地区。
小さな街なので2〜3時間あれば観光できると言われていますが、チェスキークルムロフには数時間では足りないくらい魅力がたくさんあるので、のんびり一泊するのがおすすめです。
観光客の少ない早朝に、のんびりお散歩がてら観光した時間がとっても思い出に残っています。
今回私たちはチェスキークルムロフの街の中心部にある、築486年の趣あるアンティークなホテルに宿泊しました。
観光スポットは全て徒歩圏内、朝ごはんが美味しく、お城が見えるオープンテラスのカフェまである素敵なホテルでした。
今回はホテルについて書きますね。
ホテル コンヴィツェ
今回私たちが宿泊したのはホテル コンヴィツェというホテル。

一番右のドアがホテルの入り口で、左がカフェ&レストランの入り口です。
このホテルはチェスキークルムロフの街の中心部にあり、チェスキークルムロフ内の全ての観光スポットへ徒歩で行く事ができます。
このホテルを選んだ理由は立地の良さと評価の高さ、それでいてリーズナブルな所。しかも朝食付き。
ホテルの場所は、展望台から見えるこの絶景のど真ん中です・・!(真ん中にある高い建物の手前くらい)

世界遺産にも指定されている、この絶景の中に宿泊できるなんて。
本当に貴重な体験です。
翌朝はホテルからお城まで歩いてみましたが、徒歩15分くらいで着きました。
プラハへ向かうバス停までも徒歩10分なので、利便性も良いです◎
ホテルのエントランスを出てすぐ目の前には聖ビート教会があり、徒歩30秒の所には市庁舎広場があります。

この広場にはレストランやホテル、ちょっとしたお土産やさんなんかもあります。
広場の真ん中で歌をうたっている人がいたりとヨーロッパの郊外らしいのんびりした広場でした。
ホテルの前の通りはこんな感じ

これだけでもう、ポストカードにできるんじゃないかと思うくらいの景色。。
ホテルの前の道を歩いているだけでわくわくする。朝日が昇る時間帯にお散歩するのがすごくおすすめです。
お部屋の内装
ホテルのフロントでチェックインを済ませたら、階段で二階へ上がります。

築479年のホテルには、もちろんエレベーターはありません。
私達が宿泊したのは2階の12号室。
歴史を感じさせる建物で、趣があってすごく良い。ベッドや寝具は比較的新しくて綺麗です。

歩くと所々床がミシミシいうけどそれが、また雰囲気があって良いです。
全体的に床が斜めになっているし、本当に床が抜けちゃうんじゃないかっていうくらい沈む所が2箇所あったけど(笑)
一階がレストランなので「もし床が抜けたらすぐに朝ご飯食べられるね」って話してました(笑)
この建物は、1539年に建てられたそう。日本でいうと豊臣秀吉の時代だよ・・・!
1539年という数字にびっくりして、えっ!??と二度見したのですが確かに書いてありました。なんと築486年。
ひょっとしたら、今まで訪れてきた多くの世界遺産や観光名所よりも歴史のある所かも。。

写真だと狭く見えるけど結構広いです。
窓が2つとソファが2つ、テーブルと椅子、コップも2つ用意がありました。

テレビもあります。右側にはアンティークのタンスがあり、中にはハンガーが掛かっていたので洗濯物を干すのに使いました。
バスルームは意外にも明るくて綺麗。こちらはリフォームされています。

流石に水回りは486年前のままではなかった笑 シャワーブースも綺麗で快適でした。
アメニティは備え付けのシャンプーのみ(洗面所にはハンドソープがあります)

このホテルに限らず、チェコのホテルはどこもこういう風にシャンプーだけが取り付けられていることが多かったです。
私達はこの後市販のシャンプーを買いに、ホテルから徒歩3分の所にあるスーパーマーケットへ行きました
朝食が美味しい
ホテル コンヴィツェのもう一つの魅力は無料の朝食が付いていること。

普段海外のホテルの朝食には全く期待していない自分ですが・・(失礼
ここのホテルの朝食はすっごく美味しかった( ´ ▽ ` )ノ
今まで宿泊した海外ホテルの中で、この価格帯のホテルではダントツでNo. 1でした。

特にクロワッサンが本当に美味しい!朝食ビュッフェにブルーチーズが並んじゃう所もヨーロッパらしくて好き。
朝食ビュッフェについてはこちらの記事に書きました。
お城が見えるカフェテラス
さらに、ホテル コンヴィツェのカフェ&レストランにはお城が見える屋上テラスがあるんですっ

素敵ですな。
残念ながら私達が訪れたのは寒い時期だったので(10月末)屋上のカフェは営業していなかったようですが・・暖かい時期に訪れる方は利用してみてくださいね。
ホテル コンヴィツェの前の通りからもお城がチラ見えしています。

この写真だけでもう、お部屋に飾りたいくらい美しいなと思う。ホテル横から覗くお城が絵になりますね。
ちなみに、このホテルにはお城が見えるテラス付きのお部屋もあるみたいです。
併設のレストランでディナー
到着日の夜ご飯はホテル併設のレストランで食べました。

チェスキークルムロフでのディナーについては事前にネットで下調べをしておいたのですが、あまり情報がなく・・
(私たちが訪れた頃はネットにもほとんど情報がありませんでした)
夜まで空いているレストランがあるかどうかもよく分からなかったので、ホテルに着いて隣にレストランがある事にすごく安心しました。

ホテルのフロントとレストランは繋がっているので、外へ出なくでも行けるのもありがたい。
こちらのレストランでは、チェスキークルムロフで作られたオリジナルビールも飲めました♪

夜ご飯はこちらの記事を参照してください。
ホテルの宿泊料金
ホテル コンヴィツェの料金は一泊一室1,956チェココルナ(約9,706円)でした。一人あたり4,853円。
朝食付きでこの料金は破格よ。
チェコは物価が安いので、良いホテルでもリーズナブルでありがたい。
ホテルの情報・予約
ホテル コンヴィツェ(Hotel Konvice)
住所:38101 チェスキー クルムロフ Horní Ulice 145
チェックイン開始時間:15時
チェックイン終了時間:20時
チェックアウト時間:11時
予約:ホテル コンヴィツェ
おわりに
チェスキークルムロフは小さな街ですが、魅力がいっぱいあって1泊でも足りないくらいでした。
プラハ観光とはまたちょっと違い、チェスキークルムロフでは長閑でのんびりした街のリズムに合わせてゆったり滞在するのがおすすめです。
特に観光客のいない早朝の時間帯に街を散策するのが本当に本当におすすめ。





朝は観光客がいないので、絶景を独り占めしながら思う存分のんびりできました。
何より、朝日に照らされるチェスキークルムロフの街が本当に綺麗だった!
今回の旅のブログはチェスキークルムロフ女子旅に書いているのでこちらもどうぞ。
では楽しいチェコ旅行を。




