今回は時差ぼけに悩む人に向けて、自分の実体験を元に真剣にアドバイスしたいと思います d( ̄  ̄)
(いつも真剣ですけどね!笑)
時差ぼけは “ずっと眠い” だけじゃない
時差ぼけというと多くの人は「日中ずっと眠い」「夜眠れないこと」と考えると思いますが、実は時差ぼけの弊害はこれだけじゃないんです。
・便秘がちになる
・なんとなくお酒を飲みたくない
・あまり食欲がない
・胃の不快感
・食事が美味しく感じない
・気分がちょっと上がらない
こういった症状も実は時差ぼけが一因。
実は時差ぼけというのは、睡眠に関する事以上に胃腸に大きなダメージを与えています。この事に多くの人が気付いていない。
結論から言うと、体内時計のリズムの鍵を握っているのは胃腸です。
胃腸の調子さえ整えれば夜もしっかり眠れるようになるし、決まった時間にお通じが来るようになったり、とにかく体調が良くなります。
時差ぼけしている事に自分でも気付かずなんだかちょっと不調で「食事が合わなかったのかな」「お酒控えておこうかな」「やっぱり日本が一番だな」と思ってしまう方も多いのでは。
違うんだよーー!
時差ぼけしてるんだよーーー!
と伝えたいんです私は。せっかくの海外旅行で、美味しい食事もお酒も楽しめなかったら可哀想だと思う。
目一杯楽しんでほしいし、あわよくば毎日快便で元気に過ごしてほしいから(←?)時差ぼけを解消する方法を伝授しますね。
時差ぼけを治す鍵は「食事」
一般的な時差ぼけの治し方といえば、ラベンダーグッズとかアイマスクとか時差ぼけ解消グッズをお勧めしがちだけど、実際はそんな小手先の技で治せる程単純なものでもないと思う。
また朝日を浴びると体内時計が戻るとも言われているけど、海外旅行に出かける人たちは普通の人よりかなり体力があるからそんなもんじゃ治らないんですよね。
ではどうすれば時差ぼけが軽減されるかというと、胃腸を正常な状態に戻してあげるというのが一番早い解決方法です。
食事に気をつけるだけである程度は体内リズムをコントロールできるんです。
旅先で時差ぼけしてしまって全然旅行を楽しめない・・という事にならないように、こんな事に気を付けてみてくださいね。
① 到着日は1食抜く
私はヨーロッパへ行く時は現地に夕方着、ハワイなら現地の朝着の便で行きます。
そしてまず、現地に着いたら到着して1回目の食事を抜きます。
つまりはヨーロッパなら夜ご飯を、ハワイならお昼ご飯を抜くようにしています。
これが現地のリズムに体を慣らす最速の方法だと思う!
もちろんすごくお腹が空いている時はちゃんと食べます。お腹がすごく空いている時は体力も有り余っていると思うので・・
② 機内食は完食しない
機内食が提供される時間帯って、日本時間の深夜や早朝という事も多いですよね。
加えて機内食は塩分がすごく多い。これは
・人間は上空では塩味を感じにくいので味を濃くしている
・緊急時にどこかへ着陸した際に長く生き残れるようにカロリーを高くしている
などの理由がありますが‥
これって早朝にカツ丼食べるくらいのパンチ力ありますよね(笑)
どんなに健康な人でも、普段規則正く生活している人が突然こんな事したら体がおかしくなって当たり前なんだと思う。
食べる量は2/3くらいに留め、ちゃんと消化したら寝るのがベストです。
③ 現地では毎日朝食を食べる
やっぱり体内リズムを正すには朝ごはんをしっかり食べる事が一番大事ですね。
朝には朝食らしいものを食べるというのも重要。
時差ぼけしていると何故か朝からステーキが食べたいと思う事も多いのですが(私だけかな?)、それはぐっと我慢して。
朝は絵に描いたような朝食 (?) を食べるのがベストです。
毎日同じくらいの時間に朝食を摂る事で、旅行中でも体を現地のリズムに合わせる事ができるようになるので結構重要。
ヨーロッパのホテルの朝食は毎日パン・ハム・チーズの繰り返しで飽きる事も多いけど、ちゃんと食べた方が良いと思います。
死ぬほど眠たければ朝ごはんを食べてから寝ればよし。
④ 便秘解消グッズを現地調達
現地に着いたらできるだけ早い段階で便秘を解消するというのも本当に大事。便秘が人生を変えるといっても過言ではない。笑
何が一番効果があるかは人によって違うと思いますが、スーパーやコンビニへ行けば大抵日本と同じものが手に入ります。
ちなみに私の場合はコーヒーと赤ワインが二大戦士。
あと、旅行中は野菜や果物が不足するので意識して摂るようにしています。小さい商店でも、レジの近くのダンボールにオレンジやバナナが無造作に入っていたりするのでそれをよく買います。
もし現地調達できそうにない場合や、薬がないとだめ!という方は日本から持って行くと良いと思います。
何が自分の体に合っているのか、普段の生活からちゃんと理解しておく事も大事。
⑤ 腸の健康は歩くことから
胃腸を健康にする一番の方法は、食事も大事だけどやっぱりたくさん歩くこと。
腰回りの血行を良くすると腸内の環境が良くなります。歩く事は体にとってメリットがたくさん。子宮にも良いので女性には特におすすめです。
ただのんびり歩くのではなくて、姿勢良く少し速めに歩くのが◎。
便秘に悩む人はやはり圧倒的に1日の歩数が少なすぎると思います。
観光地なら歩きまわる事も多いので問題ないと思いますが、リゾート地へ行く時は日中にウォーキングをするのがおすすめ。
ハワイなら朝日が昇る時間帯に歩くと気持ち良いですよ。
ヨーロッパ帰りやハワイでの時差ぼけ
時差ぼけに悩まされる人が多い旅先No. 1といえばヨーロッパ、次いでハワイです。
時差ぼけというのは実は東へ向かう時に起きやすいと言われています。
つまり日本発のヨーロッパ旅行なら日本に帰ってきてから、ハワイは現地に着いてから時差ぼけになりやすいです。
ハワイやヨーロッパに限らず、日本から見て西にある国へ行く時は帰国後・東にある国は現地で時差ぼけになりやすいと覚えておくと良いと思います。
実際これは私自身もいつも体感していて、ヨーロッパから帰った後は夜に眠れなくなるし、ハワイに着いた初日はあんまりお酒を飲みたくないなあと感じています。
時差ぼけに年齢は関係ある?
時差ぼけは一般的に年齢が高くなる程起こりやすいと言われています。
個人差はあると思いますが、私の場合は20代前半の頃は全くの時差ぼけ知らずで、ヨーロッパへ行ってもハワイへ行っても毎日ピンピンしていました。
ところが28歳の時、ヨーロッパ旅行から帰ったあと突然体に変化が起きました。
夜になっても目が冴えていて、毎日朝4時頃まで眠れない日が続き「ああこれが時差ぼけっていうやつか!」と気づきました。
アラサーになると体に変化が起きるという噂は本当なのね‥‥っとちょっと悲しくなった思い出。笑
私は仕事柄朝の通勤もないし、好きな時間に作業ができるのでここぞとばかりに流れに身を任せていたらなんと1ヶ月もの間時差ぼけし続けてしまいました。笑
恐るべし時差ぼけw
おわりに
個人差があるので一概には言えませんが・・胃腸の環境さえ整えることができれば、時差ぼけは比較的簡単に治せます。
今回の記事内では旅先で時差ぼけにならない方法をご紹介しましたが、帰国後の時差ぼけを治したい場合も手順は同じです。
よかったら試してみてくださいね。
私のように一ヶ月も時差ぼけする人が減りますように。(中々いないか。笑)