ヨーロッパ

中欧のクリスマスは12月6日 !?『サンタの日』ニコラスデーって何?

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ヨーロッパでは、クリスマスとは別にサンタさんの日があるって知ってましたか?

この文化があるのはチェコ、ハンガリー、ドイツ、オーストリア、スイス、オランダ、ルーマニア、スロベニア、スロバキア、クロアチア、ポーランドなど主に中欧の国々

「サンタさんの日」とは、クリスマスよりも盛り上がる “ニコラスデー” のこと🎅

日本とはまた違ったクリスマスを楽しむ事ができるのでおすすめです🎄

ニコラスデーっていつ?

12月24~25のクリスマス本番よりも盛り上がるSt. Nicholas day(シント・ニコラス・デー)。

Mikulas Day(ミクラーシュデー)とも呼ばれます。

ニコラスデーの本番は12/6で、一番盛り上がるのはその前夜の12/5

チェコのクリスマスマーケット ニコラスデー

クリスマスよりもクリスマスイヴの方が盛り上がるのと同じですね🎄⭐️

街の子供たちは、12/5の夜に窓の上にブーツを置いて寝ます。

このブーツを磨いてピカピカにしておくと、翌朝ブーツの中にお菓子が入っているそうな👢🎁

中欧のニコラスデー ミクラーシュのお菓子 スーパー

ニコラスデーはクリスマスよりもちょっと早いので、中欧では10月後半になるとお店にクリスマスグッズ(ニコラスデーグッズかな?)が並び始めます。

ニコラスって誰?

Saint Nicholas(セント・ニコラス)は別名Mikulas(ミクラーシュ)とも呼ばれ、サンタクロースと似ています。

ヨーロッパのサンタさん Mikulas Nicholas ニコラス

サンタさんはトナカイが引くソリに乗っているのが一般的ですが、Nicholasは悪魔を引き連れています。。( ;´Д`)

かなりざっくり説明すると、いい子にしていたらプレゼントをくれるのがサンタクロースで、今年一年の良い行いを褒めて悪い行いを指摘しに来るのがNicholas(超現実的w)

いい子にしていたらお菓子が貰え、悪い子には石炭を渡す・・などと云い伝えられていますが、実際はほとんどみんなお菓子を貰えるそう(サンタさんがみんなにプレゼントをくれるのと同じ🎅)

Nicholasの伝統は、4世紀のキリスト教の聖人『ミラのニコラオス』から派生したと考えられています。

ニコラスデーのイベント

ヨーロッパでは11月後半からクリスマスマーケットが開催されていますが、12月5日, 12月6日はニコラスデーのイベントが開催されるので特に盛り上がります。

ニコラスデーのイベントも各地で開かれていて、12月5日の夕方頃から悪魔を連れたNicholasが街に現れます。

(国によって違いがありますが、チェコでは天使と悪魔を連れています)

クリスマスマーケットはニコラスデーがおすすめ

そこにお菓子を貰いたいけど貰えるかどうか不安そうな顔をした子供が集まってくるという、なんとも微笑ましい光景( ^ ^

「今年一年、いい子にしていましたか?」とNicholasに聞かれ、「はい」と答えた子はお菓子をもらえます。

でもNicholasの隣で悪魔が見ているので、子供たちは今年一年の失敗やいたずらを心の中で思い返し「来年はいい子にしよう」と反省します。

ただプレゼントをくれるだけではない、という所がまたいいですね🎅

Nicholas Dayは観光客にも人気があり、この日に合わせて観光に訪れる外国人も多いそうです。

国によって違うニコラスデー

Nicholasはヨーロッパの中でも地域によって異なり、連れている人も違います。

国によっては結構怖い所も・・( ;´Д`)

オランダ

オランダ版のNicholasは、天使と悪魔ではなくムーア人のピート少年(Zwarte Piet)を連れてくるらしい。

オランダ版クリスマス ニコラスデー ムーア少年

誰・・・笑

11月の第三日曜日にスペインから船に乗ってアムステルダムにやって来る、という設定になっているので、この日は港でイベントが行われます。

プレゼントはNicholasかピート少年からの贈り物という事になっていますが(サンタさんと同様)、もちろんこれを用意するのは子供たちの親。

オランダではこのプレゼントに詩を添えなくてはならず、今年一年間の善い行いや悪い行い・改善すべき点を韻を踏んで読まなければいけないらしい( ;´Д`)

しかもその詩は、パーティーで皆の前で読み上げるそうな。フリースタイルダンジョン( ;´Д`)

自分が親の立場だったら毎年ちょっと胃が痛くなりそう笑

ドイツ

ドイツのNicholasのお供はクネヒト・ループレヒト(Knecht Ruprecht)といいます。

ドイツのニコラスデー クリスマスマーケット

Nicholasが子供達の今年一年の良い行いを褒めてご褒美を与えるのに対して、クネヒト・ループレヒトは悪い行いを叱る役。

Nicholasが赤い服を着ているのに対し、黒色の服を着ているので「黒いサンタクロース」とも呼ばれます。

プレゼントはミカン、チョコレート、落花生などが入った「ニコラウス袋」が一般的だそう。

オーストリア

オーストリアのNicholasが連れているのはクラムプス(Krampus)。

オーストリアのニコラスデー クリスマスマーケット

こわい!( ;´Д`)

錆びた鎖と鈴を持って街を歩き、いたずらっ子を捕まえて連れて帰るそうです。

西洋版のなまはげですね。

「悪い子は いねーかーー」って感じだと思います。

スイス

スイスのMikulasが連れているのはシュムッツリー(Schmutzli)に茶色の僧侶の習慣を身につけた悪魔。

スイスのニコラスデーと悪魔 クリスマスマーケット

個人的にはスイスの見た目が一番怖いと思った・・・

スイスでは、褒めるのも叱るのもNicholasの役目。

Nicholasは箒を持っていて「言いつけを守らなければ箒でお尻を叩くよ」と言ったり、もっと悪い行いをすると大きな袋に入れて連れて行くよと脅すそう。

スイスのクリスマスに食べる人型のパン グリッティベンヅ

ちなみにスイスではニコラスデーにグリッティベンヅ(Grittibaenz)という人の形をしたパンを食べます。

チェコ

チェコのニコラスはハンガリー語から派生したミクラーシュ(Mikulas)とも呼ばれ、悪魔だけではなく天使も引き連れています。

チェコのニコラスデー クリスマスマーケット

いい子にしていたらチョコレートが貰え、悪い子には石炭を渡す・・と云い伝えられていますが、実際はほとんどみんなチョコレートを貰えます。

他国に比べてちょっと優しい感じがするのがチェコ。

クリスマスには何をするの?

ニコラスデーとは別に、12月24~25日はクリスマスを祝います。

クリスマス当日はクリスマスツリーに本物のキャンドルを灯して、家で家族と一緒に静かに過ごすのが一般的。

プレゼントはニコラスデーに貰っているので、クリスマスには無し。

クリスマスマーケットも12月24~25は静まり返っているので、ヨーロッパを訪れるなら11月後半〜クリスマス後がおすすめです💝

(場所によっては1月まで開催している所もあります)

おわりに

私は日本で生まれ育ったので、”クリスマスは楽しいもの” という思い出しかないのですが、ヨーロッパの子供たちにとっては楽しいものであると同時に恐怖の夜でもあったのかもしれないですね。

逆に自分が親の立場だったら、子供に躾ができるいい機会なのかもしれないなと思いました。

韻踏んで詩を読むのは嫌だけどw

今年は本場のクリスマスを体験しに、ヨーロッパのクリスマスマーケットに出かけてみてはいかがですか🎄🎅 ⇒中欧のクリスマスマーケットが最高すぎた。

プラハ・ウィーンのクリスマスマーケット 旅ブログ

クリスマスマーケットを訪れるなら、ニコラスデーのイベントも楽しめる12/5, 12/6が特におすすめですのでぜひ🎄⭐️💝

 
   
 
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