妊娠中の海外旅行については賛否両論ありますが・・。
夫婦によって様々な事情があると思います。
やはりリスクはありますが、どうしても妊娠中に海外旅行へ行きたいという方のために妊婦さんの海外旅行におすすめの国をまとめてみました🌸
旅先を選ぶ時のポイント
妊娠中の海外旅行先を選ぶ時は、こんなことを重視しながらを選ぶのがおすすめ。
✔️フライト時間が8〜9時間以内
妊娠中は特に体がむくみやすく体にも負担が掛かるので、長時間のフライトは避けた方が無難。長くても8〜9時間以内で行ける所がベストです。
✔️食べ物が衛生的
妊娠中は特に口にするものには気を付けたいですね。特に東南アジアなど、飲み水や食べ物に少し不安があるエリアは避けましょう。
✔️のんびりリラックスできる
妊娠中に動きすぎるとお腹が張ってしまったり胎児に負担が掛かることも。無理せずのんびりできるリゾート地がおすすめです。
✔️観光がメインではなくても楽しめる
観光スポットが多いエリアだと、どうしても色々とまわりたくなってしまいますね。妊娠中の渡航先を選ぶ時は、観光がメインのエリアではない所を選びましょう。
✔️日本人観光客が多い
日本人観光客が多いエリアには、日本語が通じるお医者さんがいることも多いです。日本人がほとんどいない国よりは、日本人が多い国を選んだ方が安心です。
✔️空港から市内へのアクセスが良い
海外旅行先での移動は飛行機だけではありません。空港から市内やホテルへの移動時間が長いと体への負担が増えます。ですので、空港から市内への近さもなるべく考慮して選んでみました。
妊娠中におすすめの海外旅行先
上記の点を踏まえた上で、妊婦さんにおすすめの海外旅行先をまとめてみました。
ハワイ
飛行時間:8〜9時間
妊娠中でも小さな子連れであっても、やっぱり一番行きやすいのがハワイ。
空港からワイキキ市内まではタクシーで20分と近く、日本人向けの病院があるというのも大きなポイントですね。
実際、ワイキキの街中ではお腹の大きい妊婦さんや赤ちゃんを連れたファミリーをたくさん見かけます。
ハワイは妊婦さんにも優しいお店が多く、マタニティショップやオーガニックフードを取り扱うお店も揃っています。
ハワイのビーチでのんびりリラックスしたり、赤ちゃんグッズを買い揃えたりして過ごすのもおすすめ。
オーストラリア
飛行時間:8〜9時間
こちらも妊婦さんや小さな子連れファミリーが多いオーストラリア。
中でもケアンズやゴールドコーストなどのリゾート地が特におすすめです。
オーストラリアもハワイ同様、オーガニックフードを取り扱うお店や赤ちゃん向けグッズのお店も多いです。
日本人観光客が多く、また英語圏であるのも安心ポイントですね。
オーストラリアの季節は日本と真逆なので、日本の冬の時期に暖かい所で過ごせるというのも魅力。
実際に妊娠中にオーストラリアを訪れたライターさんの記事も参考にどうぞ。
香港
飛行時間:4〜5時間
フライト時間が短く気軽に行きやすいのが香港。空港から市内へは電車で約20分。
香港はアジアの中でもトップクラスに衛生的で、食事も美味しくて安全。(※屋台の食べ物は妊娠中は避けた方が無難)
ディズニーランドに行きたいけど、日本のパークは人が多いし待ち時間も長いので断念した。という方も多いのでは?そんな方には香港ディズニーランドがおすすめ。
香港ディズニーは世界一空いている&世界一小さいディズニーと言われており、小さい子供向けのアトラクションも多いので妊婦さんでも楽しみやすいです。
香港ディズニーランドホテル内で食べられるディズニー飲茶も人気。
正真正銘のディズニーリゾートなので、ショーもパレードも楽しめますよ!
バリ島
飛行時間:7時間半
日本人に人気の海外旅行先で、海も山も自然も楽しめるバリ島。
自然の多く残るエリアのホテルに宿泊してリフレッシュしたり、海でのんびりして心身共に癒されるのもおすすめ。
緑の中でランチを楽しめるテガラランの絶景カフェなど、自然を楽しめるお店が多いのも魅力。
ちなみにバリ島とセブ島でどっちに行こうか悩む方も多いようですが、セブ島は食事があまり衛生的とは言い切れないので避けた方が無難です。
同じ理由でタイやベトナムのリゾート地も避けた方が◎。
グアム・サイパン
飛行時間:3時間半
日本から最も近い海外ビーチリゾートといえばサイパンとグアム。
フライト時間も3時間前後と短く、何かあってもすぐに帰れる近さが魅力です。
どっちがおすすめ?とよく聞かれますが、どちらも似ていますね。
ショッピングが好きな方にはグアムがおすすめ。飛行時間が若干短く、人が少なくて海が綺麗なのはサイパン。
個人的にはサイパンが好きです。
台湾
飛行時間:3時間半
フライト時間が短く、親日的で観光しやすい国といえば台湾。
台湾は一年中温暖な気候なので、服装も身軽で行けるし荷物が少なくて済むので気軽にふらっと行けちゃいます。
台湾はかなり歩き回って観光するイメージが強いかと思いますが、のんびりできるようなホテルも実はかなり多いんです。
台湾は物価が安いが安いので、広くて良いホテルに宿泊したとしても日本に比べてかなりリーズナブル。
食に関しても比較的安全。しかも美味しい。(※屋台の食べ物は避けた方が無難)
日本人観光客もかなり多いので何かと安心。日本語が話せる台湾人も多いです。
ドバイ
飛行時間:11時間
フライト時間が少し長めになってしまいますが、金銭的に余裕がある妊婦さんにはドバイなどの中東旅行もおすすめ。
様々な “世界一” が揃うドバイでは、お金さえ払えばなんでもできちゃうって所が魅力(笑)
空港でもショッピングモールでも、あまり歩きたくない時はカートに乗って移動できちゃうし、ホテルの中だけで全てを楽しめるリゾートホテルが多いのも◎
日本からドバイへは直行便が出ていて、フライト時間は約9時間とハワイやオーストラリアと変わりません。
ドバイを本拠とするエミレーツ航空の機内は本当に快適で、機内でものんびりできる所もおすすめ。
妊娠中の海外旅行の注意点
①安定期以外の旅行は避ける
妊娠中の海外旅行におすすめの時期は安定期(16週~28週の間)の間。
妊娠初期は流産などの危険性も高いですし、後期になると海外旅行中のストレスによる早産の恐れがあります。
実際、旅行先での飛び込み出産が増えているというのも事実。
いきなり病院に行ってすぐに対応してもらえるとは限らないので、安定期以外の海外旅行は避けた方が無難。
②ホテルに事前確認を
実は海外に限らず、妊婦さんの宿泊を拒否しているホテルは意外と多いです。
その理由は何かあった時にホテル側が責任を負うことができないため。
ホテル予約をする前にホテルに一度確認するか、旅行代理店のツアーを利用する場合は旅行代理店に問い合わせましょう。
宿泊前に妊娠中であることをホテル側に伝えておけば、マタニティ用のアメニティーを用意してもらえることもあるようです。
③できればビジネスクラス以上で
妊娠中は特に血流が悪くなりやすいので、できれば座席がフルフラットになるビジネスクラスもしくはファーストクラスで行くのがおすすめ。
ビジネスクラス以上なら座席が広いことだけでなく、妊婦さんにも優しいメリットがいっぱい。
✔️ ラウンジが利用できる
✔️ 優先搭乗ができる
✔️ 並ばずにチェックインできる
ビジネスクラスの航空券はやっぱりお高いですが、、サプライスで取ると比較的お得です。
④妊婦さんの海外旅行の持ち物
「妊娠中の海外旅行の持ち物&注意点」の記事にも書いていますが、これらは必ず持参しましょう。
✔️ 母子手帳
✔️ 保険証
✔️ 家族の連絡先
機内での冷え対策グッズも必須。
航空会社によっては担当医師による診断書がないと搭乗を拒否されることもあるので必ず事前確認を。
⑤英語+現地語でのメモを用意
語学に自信がない・・という方は、
・妊娠中であること
・現在何週目か
・単胎妊娠か多胎妊娠か
・服用している薬があるか
これらを英語で(英語圏以外へ行くかたはその国の言語で)書いたメモなどをパスポートに挟んでおくと安心だと思います。
おわりに
様々な不安を抱える妊娠中だからこそ、日本を出てリフレッシュしたいということもあると思います。
体調を見ながら、あくまで自己責任にはなりますが、安全第一に無理をせずご旅行を楽しんできてください🌸