早い人だともうクリスマスの海外旅行予約を始めていますね。
私もクリスマスシーズンに海外旅行へ行く場合は、GW〜夏頃には予約をしています。
クリスマスの海外旅行って、ポイントを押さえておかないと絶対に失敗するんですっ
その理由は地域によってクリスマスを祝う時期が異なるから。
日本ではクリスマス本番=12/24・12/25というのが一般的な認識ですが、実はこれは世界共通ではありません。

この感覚でクリスマス当日に旅行へ行くとヨーロッパやアメリカのクリスマスイベントは終了している所も多いし、
中には12/6とか1/7がクリスマス当日という地域もあるんです。
私は海外のクリスマスが好きすぎて、毎年のようにクリスマスシーズンに旅行に行き、ヨーロッパ・アジア・ハワイと思いつく限りの国のクリスマスを楽しんできました。
その体験談を元にクリスマスの海外旅行予約のポイントをまとめてみましたので、クリスマスに海外に行ってみたいな〜って思っている方は参考にどうぞ(^_^)
ヨーロッパのクリスマスマーケット
ドイツのクリスマス
クリスマスの海外旅行といえば、まずはヨーロッパのクリスマスマーケット!
言わずと知れたクリスマスイベントの本場。ドイツやオーストリアが特に有名ですね。
国や場所によっても異なりますが、ヨーロッパのクリスマスマーケットの開催時期は基本的に11月下旬〜12/23までで、
クリスマスイヴとクリスマス当日はみんな家族で静かに過ごすので、だいたい23日頃までにはクリスマスマーケットのイベントが終了します。
そのため、ヨーロッパのクリスマスマーケットを楽しむならクリスマスより前に行くのがおすすめ。

欧米諸国ではクリスマスイブと当日はみんな家族で過ごしているので街が少し静かになって、クリスマスが終わってカウントダウンの間までまたクリスマスモードが再開し
その後1月7日頃まではクリスマスイルミネーションが施されていたり、年明けまでちょこっとクリスマスマーケットが残っています。
むしろ日本の様に、クリスマスが過ぎたら12/26には全撤去!っていうスタイルの方が珍しいかも。日本にはお正月があるもんね。
ドイツのクリスマスマーケットを実際に訪れた際の旅行記はこちら

中欧のクリスマス(チェコ・オーストリア・ハンガリーなど)
初めて聞く方も多いかもしれませんが、チェコ、オーストリア、ハンガリーなど中欧のクリスマスイベントは実は12/5・12/6なんです。

この日は「ニコラスデー」と呼ばれ、クリスマスとは別にある通称サンタさんの日。
日本では12/24のククリスマスイヴの夜にサンタさんがやってきますが、これが中欧では12/5の夜。
しかもサンタさんは悪魔(かなり怖い笑)を引き連れてやって来るんです⇒ニコラスデーって何!?

日本とはまた全然違うクリスマスを楽しめるので、12/5・12/6に合わせて旅行するのもおすすめ。
中欧のクリスマスマーケットを実際に訪れた際の旅行記はこちら

イタリアのクリスマス
イタリアのクリスマスは、まずクリスマスイベントの開催時期が10月下旬〜1月6日までとすごく長い。

その中でサンタクロースがやってくるのは1月6日(エピファニアの祝日)。
イタリアはカトリック教徒が多く、イタリア人にとってのクリスマスはもっともっと神聖なもの。
クリスマスとその翌日の聖ステファノの日は、家族揃ってゆっくりと過ごします。

ミラノのドゥオモ広場やにバチカン市国に飾られる日本とは桁違いの大きなクリスマスツリーも、イタリアの美しい建築物と融合するクリスマスイルミネーションもとっても素敵です。
イタリアのクリスマスマーケットを実際に訪れた際の旅行記はこちら
フランスのクリスマス
フランスのクリスマスは12/24・12/25なので日程は日本と一緒。
日本と違うのは、イブの夜にはクリスマス・ミサといって深夜に教会へ行く事。
ちなみにフランスでもクリスマスは家族と一緒に過ごすもので、反対に年末のカウントダウンは恋人同士で過ごします。
パリのクリスマスイルミネーションはキラキラしていてとっても華やかで綺麗。

クリスマスシーズンにフランスを訪れるならディズニーランドパリもおすすめです♡
またフランス南部のリゾート「ニース」のクリスマスマーケットも、ヨーロッパのビーチリゾートでのクリスマスを楽しむことができてとても良かった!
スペインのクリスマス
スペインのクリスマスも日にちは日本と一緒。当日は家族でディナーをしたりして過ごすのが一般的です。

スペインのクリスマスは本当にご飯をたくさん食べます。まさに食い倒れクリスマスっていう感じ。
クリスマスイブのディナー〜クリスマス当日のランチ、おやつ、そしてまたディナー。一緒にシャンパンやカバで乾杯するのが主流です。
クリスマスにスペインを訪れるなら、サグラダファミリアのクリスマス特別イルミネーションも必見!

スペインのクリスマスマーケットを実際に訪れた際の旅行記はこちら
ハワイのクリスマス
ここまでヨーロッパのクリスマスについて紹介してきましたが、南国で過ごすクリスマスもまた良いですね。
クリスマスのハワイ旅行もおすすめ!

アメリカでもクリスマス当日はみんな家族と家で過ごすので、24・25は街が静かになります。
そのため、ハワイのクリスマスイベントの開催時期もヨーロッパ同様11月下旬〜12/23頃まで。
11月半ばからホテルやお店のクリスマスイルミネーションの飾り付けが始まり、11月下旬にはカラカウアストリートもクリスマス一色になります。

ハワイのクリスマスを楽しむなら、11月中旬〜クリスマス前までに行くのが◎。
ちなみに12月の第2日曜日はホノルルマラソンが開催されるため、この時期はすごく混む上に旅行代金も跳ね上がるので避けた方が無難です。
おすすめはサンクスギビングデーとブラックフライデーの時期。(アメリカのサンクスギビングデーは11月の第4木曜日)
クリスマスモードのハワイを楽しみつつ、アメリカの文化を楽しむ事ができますよ。

サンクスギビングデーにはみんなで食べ物に感謝してお祈りしてターキーを食べます。
サンクスギビングデーの翌日がブラックフライデーで、この日には一年に一度の大セールが行われます。
どこのお店でもとんでもない安売りをするので、アラモアナショッピングセンターは人で溢れてすごい事になりますw
日本の元旦セールみたいな感じ。
ハワイのクリスマスは「ハワイのクリスマスイルミネーション!」の記事をどうぞ。
アジアのクリスマス
クリスマス当日に海外旅行へ行くなら、個人的にはアジアがおすすめ。

日本人にとってはクリスマスイヴ〜クリスマスこそワクワクしてしまうものですが‥
本場のキリスト教徒が多い国では、クリスマス当日は家族で過ごす時間であり、クリスマスというのは神聖な儀式です。
カップル・夫婦の海外旅行の記事でも書きましたが、クリスマスに旅行やらデートやらと楽しめるのは、本場のキリスト教徒じゃないからこそできる事。
クリスマス=家族で過ごすというのが世界的な認識ではありますが、クリスマス=カップルで過ごすという感覚があるのは日本をはじめとしたアジアならではの文化。
クリスマスに旅行に行って楽しみたいと思っている方には、アジア旅行がおすすめです。
香港のクリスマス
香港のクリスマスは、街中クリスマスモードで楽しい。

どこへ行っても「メリークリスマス!」と声を掛けられるし、街中クリスマスモードで、飛行機の中までクリスマスソングが流れています。
あと、クリスマスにディズニーランドへ行く方も多いと思うのですが・・クリスマスの日本のディズニーリゾートはすごく混んでいますよね。
でも、香港ディズニーランドはクリスマスでもそこまで混雑していなくて穴場ですっ

実際にクリスマス当日に香港ディズニーランドへ行ったことがありますが、クリスマスなだけあって普段に比べると人が多いですが、日本のディズニーランドの平日より混んでいません。
ちゃんとアトラクションもショーも楽しめるし、クリスマス気分も味わえるのでおすすめ!
ベトナムのクリスマス
南国ビーチリゾートでクリスマスを迎えたい方には、アジアのビーチがおすすめです。
私のおすすめはベトナム南部にある離島、フーコック島。

このあたりは丁度クリスマスの時期がベストシーズンなんです。暖かい上に、すごく綺麗なビーチもあります。
ちょっと注意が必要なのが、東南アジアの四つ星〜五つ星ホテルではクリスマスイヴと大晦日の夜にガラディナーという特有の文化がある事。
簡単に言えば『お祝い事をホテルの宿泊者全員で祝おう!』みたいな文化で、拒否権はなくほぼ強制参加ですw
ガラディナーの料金は宿泊代金に含まれており(通常の宿泊代金+2〜4万円程)、ドレスコードがあるので服装にも注意が必要です。
詳しくは【ガラディナー】とは?ドレスコード&服装の記事をどうぞ。
その他の地域のクリスマス
ロシアのクリスマスは1/7
ロシアのクリスマスは、実は1月7日って知っていましたか?
クリスマスがいつかというのは、その国の宗教と深い関係があります。
ユリウス暦→1/7
ロシアの独自の宗教であるロシア正教はユリウス暦を採用しているので、新年にクリスマスを迎えます。
さらに驚きなのが、ロシアのサンタさんは赤ではなく青色なんですっ

なんだかすごく綺麗。個人的に赤より青のサンタクロースの方が好きかもしれない。
ロシアでもクリスマス当日は家族で過ごすのが主流なので、当日はどこのお店も休業しています。
ロシアのクリスマスを楽しむなら、日本のお正月の時期に旅行するのがおすすめ。
中東のクリスマス
キリスト教とイスラム教は、相反するものという印象がありますが‥
中東も西アジアですので、クリスマスはイベントごととして盛り上がっています。
ドバイやカタールなどでもクリスマスイルミネーションが施され、サンタクロースが登場するイベントも開催されています。

日本と同じように、キリスト教に縁がある訳ではないけど、クリスマスはなんとなく楽しむ。みたいな。
ただし、サウジアラビア以外で。
サウジアラビアは自分たちの宗教のルールをしっかり守る国。他の宗教のイベントを取り入れたりはしません。
クリスマスやバレンタインを始めとしたキリスト教のお祝い事を祝うことも禁止。世界で唯一クリスマスがない国なんです。
オーストラリアのクリスマス
12月は、日本は冬でも南半球は夏。
真夏のクリスマスっていうのもまたいいですね。オーストラリアのビーチには、サーファーサンタがいっぱい現れます。

オーストラリアのクリスマスは12/25〜12/26。日本とは1日ずれていますね。
日本でいうクリスマスイブに当たるのが12月5日で、この日は家族で過ごします。
翌日の12月26日からはボクシングデー(Boxing Day)と呼ばれるセールが始まります。
日本のお正月のセールのような、アメリカでいうとブラックフライデーのようなイベントですね。
ボクシングデーの名前の由来は、クリスマスに貰ったプレゼントを箱(Box)にしまう日だからだそう。
クリスマスの国内旅行
クリスマス当日の旅行はアジアがおすすめと紹介しました。もちろん、日本の国内旅行もおすすめです!
私はその昔3年掛けて毎年クリスマスに日本三大夜景を巡る旅をした事があります。

引用:hakobura.jp
日本三大夜景はこちら
函館山(北海道函館市)
摩耶山(兵庫県神戸市)
稲佐山(長崎県長崎市)
冬の時期の夜景は空気が澄んでいてより綺麗に見える上に、日本三大夜景の近くにはクリスマスイベントが開催される所が多いので色々楽しめておすすめ。
温泉に入ったり旬の海鮮を食べたり、クリスマスの時期に国内を旅行すると冬ならではの楽しみ方ができるのも良い所。
クリスマスの日本三大夜景巡り旅行の記事も参考にどうぞ。
クリスマスの海外旅行予約
クリスマスのイベントは国やエリアによって全く異なりますね。
キリスト教徒にとってのクリスマスと、キリスト教徒以外のクリスマスって全く違うものに思えます。
それと、、クリスマスシーズンの旅行は秋を過ぎると予約がいっぱいになってしまう事が多いです。
1年のイベント事の中でもクリスマスシーズンの旅行だけは早めに済ませておくのがおすすめですよっ
私はいつもサプライスで航空券を取り、ホテルの予約は
Expedia
でしています。

ちなみに私はクリスマスの旅行予約はお盆までには予約を済ませるようにしています。
夏前から旅行計画を立て始めても、早すぎるという事はないです。むしろクリスマスシーズンの旅行予約だけは早ければ早い程良いと思っています。
夏を過ぎるとクリスマスシーズンの航空券やホテルはどんどん値上がりしていくし、いい日程&時間帯の航空券や、立地の良いホテルはどんどん埋まっていきます。
ちなみにクリスマスマーケットといえばドイツが有名ですが、クリスマスシーズンにはドイツだけでなくヨーロッパ中の至る所でクリスマスマーケットが開催されています。
実際に様々な国や都市のクリスマスマーケットに行ってみた感想と共に書いたヨーロッパのクリスマスマーケットをランキング付けしてみたも良かったら読んでみてください。
今年も素敵なクリスマスを。