ヨーロッパのクリスマスマーケットへ行ってみたいけど、色々ありすぎてよくわからん!
クリスマスマーケットってどこがおすすめ?
という方へ・・
私はクリスマスが好きで、これまで毎年様々な都市のクリスマスイベントに出掛けてきました。
クリスマスバカと呼んでください (^o^)笑
今回はそんな経験を元に、ヨーロッパでおすすめのクリスマスマーケットを勝手にランキング付けしてみました。
あくまで個人の主観で感想を書いていますが。。誰かの参考になれば🎄🎅
1. フランクフルト(ドイツ)
クリスマスマーケットといえばドイツが世界で最も有名ですが、その中でもドイツ最大級であるフランクフルトのクリスマスマーケットが一番おすすめ♡
Photo:travelaway.me
フランクフルトのクリスマスマーケットは、私が思い描いていたクリスマスマーケットのイメージそのものでした。
桁違いに規模が大きく、飲食店の屋台から雑貨屋さんまでなんでも揃っていて賑やかでとっても楽しい!
フランクフルトの街並みの可愛らしさも相まって、まるでテーマパークのような雰囲気です。いやむしろこんな素敵なテーマパークは世界中どこにもないなあっていう。
クリスマスマーケットだけを目的にフランクフルトを訪れたとしても十分すぎるくらい楽しめます。
フランクフルトは日本から直行便が出ているし(⇒ANA直行便搭乗記)、空港から市内まで電車で13分と近いところもGood◎
ヨーロッパのクリスマスマーケットの中で日本から最も行きやすいのは多分フランクフルトだと思う。
ドイツのクリスマスマーケットはホットワインを片手に散策するのが主流。気軽に食べられるドイツ料理の屋台も多く出ているので、お腹が空いたら食べ歩きしましょ。
賑やかな雰囲気の中食べるソーセージは日本のお祭りで食べる焼きそばくらい美味しいよ (^o^)/
様々な都市のクリスマスマーケットを訪れてみて、行って本当に良かったな〜と一番思ったのはフランクフルトでした。
どこの国のクリスマスマーケットももちろん素敵だけど、どこか一つの都市にしか行けませんって言われたらやっぱりフランクフルトを選ぶかな。
実際に訪れた際のブログはこちらの記事に書いていますので読んでください🎅
2. プラハ(チェコ)
次におすすめしたいのは、絵本の1ページのような可愛らしい街並みが素敵なチェコ・プラハ。
こんなに可愛い街に人が住んでいるなんて・・♡とときめいてしまうようなプラハの街が、クリスマスシーズンになるとさらにおとぎ話の世界のような素敵な雰囲気になります。
歩いているだけでとにかくわくわくが止まらない (^o^)/
中でも最も賑わっているのが街全体が世界遺産に登録されている旧市街広場で行われるプラハ最大級のクリスマスマーケット。
旧市街広場にある大きなクリスマスツリーは毎年チェコの北にある山から切ったもので、その時に一番形や大きさがいい木が使われています。
プラハは私が今まで訪れた数々の国の中でも群を抜いて街並みが美しい。
こんな素敵な所でクリスマスを楽しめるなんて夢のようだと思ってしまいます。
チェコをはじめとした中欧では12月5〜6日にニコラスデーと呼ばれる通称サンタさんの日があるため、ヨーロッパの他の地域と比べてクリスマスマーケットが少し早めに開催されています。
だからクリスマスシーズンを外して11月に訪れても楽しめるというのもおすすめポイント◎
プラハのクリスマスマーケットでは是非チェコの伝統的なスイーツを片手にゆっくり散策していただきたい♡
チェコの名物料理は美味しいものがたくさんあるので、クリスマスマーケットでも食べてみてくださいね。
中欧はヨーロッパの中でも比較的物価が安いのも嬉しいところ。
プラハのクリスマスマーケットの様子はこちらの記事にもっと詳しく書いているので是非読んでみてくださいね♡
3. バチカン市国&ローマ(イタリア)
続いては、イタリア!
カトリック教の総本家であるバチカン市国で過ごす神聖なクリスマスと、ローマの賑やかなクリスマスマーケットをセットで楽しめるローマ旅行がおすすめ。
まずはバチカン市国。ここは世界で一番厳かで神聖なクリスマスを過ごせる場所。本場のクリスマスを見てみたいという方にはぜひおすすめしたいです。
キリスト教徒ではないのに教会のミサに参加するのはちょっと躊躇しますが、サンピエトロ大聖堂は観光客向けにも開放されています。実際に観光客も結構います。
サン・ピエトロ広場にあるヨーロッパ最大級の巨大クリスマスツリーも見所。
サン・ピエトロ大聖堂内部の祭壇には色鮮やかなポインセチアが飾られ、静かにクリスマスを祝っています。
私たちはクリスマス当日にバチカン市国を訪れました。丁度内部を見学している時に奥で式典が行われていて、ローマ法皇がお話をされているところでした。
バチカン市国から歩いていける距離にあるナボナ広場のクリスマスマーケットでは、バチカンとはまた雰囲気が全く違うクリスマスを楽しめます。
ローマのクリスマスマーケットは小さい子供も多く、おもちゃ屋さんの屋台も多め。
飲食店の屋台はほとんど出ていないので、近くで美味しいピザを食べたりしながら散策しました (^o^)/
ローマはクリスマスマーケットからトレビの泉やお城などの観光スポットが近いので、クリスマスマーケットだけでなく観光も楽しみたい人におすすめ。
それとやっぱり、世界一の大聖堂で過ごす本場のクリスマスとイタリアのクリスマスマーケットを両方楽しめるのは贅沢だなあと思います (^o^)/
実際の旅行記はこちら!
4. ミラノ(イタリア)
ヨーロッパらしい豪勢なクリスマスを楽しむならイタリアのミラノへ。同じイタリアでもローマとはまた雰囲気が異なり、ミラノのクリスマスは煌びやかで華やかです。
ドゥオモのクリスマスは必見!大きなドゥオモと巨大クリスマスツリーが並ぶ姿は圧巻の光景です。写真だとあまり大きく見えないけど、下の方に小さ〜く写っているのが人間ですからね・・!
ドゥオモ前広場から続くアーケードの内部のイルミネーションも本当に美しい・・♡
私の写真が下手なので多分1割も伝わらないと思うけど・・あまりに綺麗で感動してしまいました!
ミラノのクリスマスマーケットはドゥオモの周りをぐるっと一周囲むように出店が出ています。
ミラノのクリスマスマーケットは他の国に比べるとちょこっとオシャレで、手土産に良さそうなスイーツが売られている感じ。
気軽に食べ歩きするような雰囲気ではないけれど、これはこれで楽しい♡クリスマスマーケット一つとってもその土地らしさがあって、ミラノはやっぱりミラノらしい。
ミラノは高級ホテルやレストランの内部も映画のワンシーンのように素敵でした♡
私たちはクリスマスイブをミラノで過ごしました。とってもロマンチックなクリスマスでした・・!
クリスマス当日あたりにカップルや夫婦で旅行へ行くならミラノがおすすめだなあ。
ちょっとリッチに&優雅に楽しむならミラノが◎ ローマ⇄ミラノは特急列車で2時間で行くことができるので、時間があれば両方行くのも良いかと。
ミラノのクリスマスの記事はこちら🎄
5. ウィーン(オーストリア)
お次は中欧、オーストリアのウィーン。ウィーンは穏やかで独特な雰囲気があって、その中に壮大な建築物があるギャップがまた良い。
クリスマスマーケットは毎年17箇所で開催されており、ウィーンの世界遺産や観光スポットを中心にお店が出ています。
会場によってそれぞれ雰囲気が異なるので、何日が滞在して周遊してみるのが楽しいかも (^o^)/
今年からANAのウィーン線が就航を開始したので、日本からウィーンへ直行便で行けるようになりました。
フライト時間は11時間半とヨーロッパ便の中でも短いのでアクセスもよし。
ホットワインが入っていたマグカップはお持ち帰りができるので記念にぜひ。
このマグはその年ごとに、しかもマーケットの会場ごとにデザインが違うんです!ウィーンの有名観光地が訪れた年と共に描かれているので良い思い出になりますね♡
こちらはウィーンが誇る世界遺産で行われるクリスマスマーケット。
世界遺産でクリスマスマーケットなんて贅沢な・・!でもそれを自然に楽しめちゃうのがウィーン。
ウィーンのクリスマスの旅行記は、プラハのクリスマスマーケットの記事と同じ中欧のクリスマスマーケットが最高すぎた。に書いているので読んでみてください♡
6. バルセロナ(スペイン)
あまりイメージがないかもしれませんが、スペインのバルセロナでもクリスマスマーケットが大体的に開催されています。
バルセロナは冬でも晴れの日が多く暖かいというのも良い所。私たちが訪れた時は、クリスマスだというのに日中は屋外プールに入れるくらいの暖かさでした・・!
ヨーロッパのクリスマスマーケットに行きたいけど寒いのは苦手!という方はバルセロナへ是非。
バルセロナのクリスマスマーケットといえばカタルーニャ広場が一番有名ですが、私たちはサンタ・エウラリア大聖堂前のクリスマスマーケットへ行きました。
理由はここのクリスマスマーケットの目の前にあるホテルに宿泊していたから(^o^)/
クリスマスマーケットを散策した後好きな時にすぐホテルへ帰れるって本当に最高。
ホテルのお部屋からクリスマスマーケットを眺められるのもすごく良かった◎
あと・・!クリスマスシーズンになるとサグラダファミリアの特別バージョンを観る事ができるって知ってましたか?
イルミネーションが行われるのは12月21・22・23日の3日間のみ。日没後に1日に4回、プロジェクションマッピングと音楽を融合したショーが行われます。
ストーリーはキリスト教の誕生と歴史について。観覧無料です。美しくライトアップされたサグラダファミリアを観る事ができるのはこの時期だけ!♡
ここでもサグラダファミリアの周りを一周囲むようにクリスマスマーケットが開催されています。
バルセロナのクリスマスマーケットは食べ物系はなく飾り物や雑貨がメインかな。
冬のバルセロナ旅行ならサッカー観戦も楽しめるし、日本より断然暖かいし、普段と違うサグラダファミリアも見られるし楽しみがたくさん◎
7. コペンハーゲン(デンマーク)
続いては北欧。コペンハーゲンの首都コペンハーゲンで開催されるクリスマスマーケットも必見です。
📷:tickettoadventures.wordpress.com
北欧のクリスマスは落ち着いた雰囲気で、ヨーロッパの他の地域に比べると人が少ないのでゆっくりまわる事ができます。
北欧雑貨や手作りのものが売られている屋台があったりと北欧好きには堪らない♪
でも北欧の物価はやっぱり高い。屋台のフードをちょこっと食べるだけで千円超えなんてザラにありますw
屋台を覗いてはひぇ〜〜高っいわ〜〜って悲鳴上げるのが北欧の楽しみ方 (?) 笑
北欧の良い所は屋台でもクレジットカードが使える所が多いこと。現金を持ち歩かなくても良いって本当に便利だよね!
コペンハーゲンは街中のクリスマスマーケットも楽しいですが、冬になると世界最古の遊園地『チボリ公園』内もクリスマスモードになるのでこちらもおすすめ。
クリスマスシーズンになると園内にはイルミネーションが施され、より一層キラキラして楽しい雰囲気になります。
どこか懐かしい雰囲気の遊園地は歩いているだけでも楽しい♡アトラクションもたくさんあります。
園内ではホットワインやホットチョコレートを販売しているワゴンがたくさんあるので、ドリンクを片手に遊園地をのんびり楽しんでみてくださいね。
8. オスロ(ノルウェー)
最後はこちらも北欧、ノルウェーのオスロ。冬のノルウェーは雪が降る事が多いので、ホワイトクリスマスを楽しめます❄️
オスロは意外と見所が多く、しかも各観光スポット間が近いので観光ついでにクリスマスマーケットも楽しめちゃいます。⇒オスロを徒歩で1日観光!
私たちが訪れたこの日は日中の気温が1℃。雪が降る中のクリスマスマーケットはなんだかいつにも増して幻想的でした。
屋台では毛皮の手袋や帽子などの防寒グッズが売られていたりと、寒い北欧らしい商品が並んでいるのも面白い。
クリスマスマーケットが開かれている公園内にはスケートリンクや観覧車まであって、ちょっとしたテーマパークのような感じ。
(観覧車の真ん中はサンタさん!♡)
クリスマスマーケット自体は小さめだけど、冬のノルウェー旅行ではオーロラを観たりウィンタースポーツをしたり、クリスマスマーケット以外にも楽しみがたくさんあります。
オスロでクリスマスマーケットを楽しんだ後北部へ移動してオーロラ観測・・なんていうのも素敵なクリスマスの楽しみ方♡
おわりに
ヨーロッパのクリスマスマーケットと一言でいっても、国や都市、もっといえば会場によっても雰囲気が大きく異なります。
どこのクリスマスマーケットへ行こうかな〜と迷った時は、何を目的に行くかを考えてみると行き先を決めやすいかも🎄
クリスマスマーケットをメインに行くのか、観光メインでクリスマスも楽しむかで行き先もまた変わってきますよね。
ヨーロッパのクリスマスマーケットは早い所なら11月初旬〜、遅い所だと1月初旬までやっていたりと開催期間が長いので、クリスマス当日近辺ではなくても楽しめるのがいい所。
去年2月にドイツを訪れた時には、2月なのにまだSALE品のサンタさんが大量に売られていましたよw
日本ではクリスマスを過ぎた瞬間すぐにクリスマスグッズが街中から消えるからこういう光景は海外ならではですね。
2月になってもクリスマスグッズを全部売り切ろうとするなよ・・・笑
クリスマスシーズンは一年の中でも特に人気シーズンなので、すぐ予約がいっぱいになってしまいます。早めの予約を!
今年もみなさんが素敵なクリスマスを過ごせますように🎄✨